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「藤沢周平全集」全23巻を2年かけて読破しよう!

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7月、第1巻を読了。続けて第2巻に向かうゾ。[2006年07月11日(火) ]
文庫本でバラバラと読みかじっていた藤沢周平作品を、
腰をすえてジックリと読みたくなった。

ちょうど市立図書館に「藤沢周平全集 全23巻」(文芸
春秋)があったので、それを借りて来て読むこととした。
延長1回を入れた貸出期間4週間で1巻を読了すれ
ば、おおよそ2年で読破達成が見込める。

まず、初期作品を集めた第1巻の「市井小説集(1)」を
予定どおり4週間で読了。
ちなみに、この第1巻の収録作品は、処女作の「溟い海」
(直木賞候補)、「囮」(直木賞候補)、「賽子無宿」、
「黒い縄」(直木賞候補)、「帰郷」、「恐喝」、「夜が軋む」、
「割れた月」、「闇の梯子」、「父と呼べ」、「疑惑」、「密告」、
「入墨」、「馬五郎焼身」、「旅の誘い」、「鬼」、「おふく」、
「霜の朝」、「時雨のあと」、「穴熊」、「冬の終りに」の21編。

小説の背景に現れる江戸下町の情景描写に感心し、
西行桜さん★とガラチャンさん★に教えていた
だいた江戸の切絵図で下町の位置の見当をつけ、
難解な漢字に出っくわすと漢和辞典の世話になり、
闇の情念を描く藤沢ワールドに足を踏み入れた次第。

『佐賀町に出て左に折れ、掘割に架かる短い橋を二つ渡った。
丈高い蔵屋敷の並びを抜けると、永代橋の橋袂に出る。
すると明るい日射しに、不意に冷ややかな風が加わった。
日は近づいている春を示して、研ぎたての刃物のように
鋭い光を地に突き刺しているが、大川を渡る風には
まだ冬の名残がある。』(冬の終りに)

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コメント


★ガラチャンさん おはようございます。 絵地図だけでも、眺めているとなかなか楽しいです。 小説の中の場所は、なかなか探せませんが。 藤沢周平作品は、今のところ初期の短編なので、 確かに暗いものが多いですが、文章の巧みさに 感心しながら読んでます。 そちらにおられると、実際の舞台となった所々を 探索できていいですねぇ〜 鶴岡に、そんなイイ処があるとは知りませんでした。 ありがとうございます。
Posted by:時遊生活者  at 2006年07月26日(水) 09:34

本格的に読み始められたんですね。私の言った絵地図では杜撰すぎて、分からないかもしれませんね。藤沢周平を読み始めた頃は、暗くてなかなか前に進まなかったのですが、あるときから明るい感じになりました。それで読みやすくなったのですが、文庫本の解説には人生の大きな転機があったように書いてあったと記憶しています。うらみ、つらみが心を支配していたのが、消えたのだろうとか何とか。今読んでいる庄司圭太の「岡っ引き源捕物控−まぼろし鏡」の舞台は隅田川から竪川に入る両国界隈が舞台なので、月一回はここら辺に行くものだから余計に、想像して愉しんで読んでいます。鶴岡は一度行ったきりですが、城下町の風情を味わうだけでなく、今井繁三郎美術収蔵館もあるし、2時間待ちのイタリアンレストランがあるらしいので、ぜひまた行ってみたいと思っています。
Posted by:ガラチャン  at 2006年07月25日(火) 23:59

★きっちょむさん、おはようございます。 ご教示、ありがとうございます。 いま、1巻を読了し、2巻目を読んでますが、 その味わいを堪能しております。  江戸の下町は、まったくの不案内なので、 人文社の「江戸東京散歩」と「江戸時代小説 はやわかり」の切絵図2冊を購入し、首っ引き なんですが、見慣れないせいか、なかなか 上手く引けません。  きっちょむさん★ご紹介の『江戸切絵図に ひろがる藤沢周平の世界』は、良さそうですネ。 ありがとうございました。 
Posted by:時遊生活者  at 2006年07月16日(日) 01:01

時代小説の作家の中では司馬遼太郎が関西、池波正太郎が江戸っ子、そして藤沢周平が東北を代表しています。藤沢作品は東北の人の情が色濃くただよい、何ともいえない世界をつくり出しています。全集、読破されたら素晴らしいですね。因みに(株)人文社から尾張屋版『江戸切絵図』が出ています。また同じ人文社から『江戸切絵図にひろがる藤沢周平の世界』が2005年に出版されております。勿論、海坂藩も載っていますよ。小説の舞台が切絵図上に、また鶴岡城下の絵図に載っています。小説を読む面白さが倍増すると思います。
Posted by:きっちょむ  at 2006年07月15日(土) 20:45

☆やうち さん、こんにちは。 ありがとうございます。 落ち着ける時間が与えられて、ジツクリと 本を読む贅沢を知りました。 そして、このSTAGEでブログなるものを 書いたり、読んだりするようになり、文章表現 の大事さを再認識したことが、読書に向かわせる 原動力ともなっているような気がしてます。
Posted by:時遊生活者  at 2006年07月12日(水) 18:35

時遊生活者さま、自分の好きな本を読むことは素晴らしいことですね。小生も若かりし頃、図書館の講談ものを全部読み尽くしたことがありました。近年は加齢のためか、すぐ眼が疲れて全部読み切れなくなりました。
Posted by:やうち  at 2006年07月12日(水) 12:23

☆mさん  投票ありがとうござます。
Posted by:時遊生活者  at 2006年07月12日(水) 09:59

☆西行桜さん おはようございます。 チャッピーさん☆に引きずられての(^0^) わざわざのお越し、恐縮です。 佐高さんは、そういっているんですか。 同じ時代小説でも、江戸の市井と明治期との 違いや、「日本の近代化」への捉え方に 現れているんでしょうか? 同郷といえば、井上ひさしさんのほか、 丸谷才一さんもでしたかな。 「海坂藩の地図」は、昨年行った「蝉しぐれ」の ロケ・セットの側にあった「松ケ岡開墾記念館」 内の藤沢館で観たような気がします。 
Posted by:時遊生活者  at 2006年07月12日(水) 09:57

チャッピーさんに引きずられて出てきました。藤澤さんの作品は何処となく品格が感じられます。文章の淡麗さは見習わなくてはと思います。司馬遼太郎さんのお好きな方が多いようですが、池波正太郎、藤澤周平、池宮彰一郎氏が好みの三人です。藤澤さんの同郷の佐高信氏は、日ごろの辛口に似ずベタホメです。司馬さんには手厳しいのにね。井上ひさしさんは架空の海坂藩の地図を作っておられます。
Posted by:西行桜  at 2006年07月12日(水) 09:10

★チョコミー1225さん はじめまして。 凄いですねぇ〜。これは、本物だ。 わたしは、藤沢周平の読み始めで、まだまだ これからが楽しみな段階ですが、いずれ、 特に気に入った作品があれは、文庫本を購入 しようかと思ってます。  江戸の切絵図を側に置いて読んでいるんですが、 なかなか見つけられないでおります。(^0^)  今後とも、藤沢周平についてご教示ください。
Posted by:時遊生活者  at 2006年07月11日(火) 21:19

はまってます。司馬遼太郎、藤沢周平、白石一郎の3人は文庫本を一通り揃えて、2回、3回、4回と読み返しています。その他、北原亜以子、最近では山本一力ほかの時代物、歴史物の一部しか読まないという偏った読書癖ですが、時には江戸古地図を横に置きながら読んでます。いまは、ちょうど藤沢周平の文庫本「時雨みち」の3回目の読み返しです。「帰還せず」「飛べ、佐五郎」「山桜」「盗み食い」「滴る汗」「幼い声」「夜の道」「おばさん」が収録されています。先の3人の作家は相次いで亡くなり途方にくれています。
Posted by:チョコミー1225  at 2006年07月11日(火) 21:00

★は〜ぴすと さん ハハハ…… いつも楽しませてもらい、ありがとうございます。 確かに、藤沢周平ファンって多いようですネ。 池波正太郎ファンもそうでしょうが、多分に 今の日本の世相が影響しているような気がします。 二人の歴史小説は、東京が失った江戸の風情や、 勝ち組・負け組という考え方、ヒルズ族なとの 金銭崇拝的な価値観などとは、まったく相容れない、 下町の人情と凛とした生き方を貫く人々を描いて いるからです。 
Posted by:時遊生活者  at 2006年07月11日(火) 20:22

藤沢周平を遠藤周作と読み違えてました。何だか可笑しいなぁと、最初に戻ったら・・・何と言う慌て者・・・なかなか出会う機会がありませんが、好きな人は結構おられるみたいですね。私の先輩などはこれぞ大衆文学と一時ハマっていました。一度読んでみないといけませんね・・・
Posted by:は〜ぴすと  at 2006年07月11日(火) 17:53

☆何時までも50歳さん☆hotokeさん☆ichinobakaさん投票ありがとうございました。
Posted by:時遊生活者  at 2006年07月11日(火) 16:59

☆ブラックティーさん、こんにちは。 ほんとうに、イイ時間が持てるようになりました。 うれしいことです。 映画といい、音楽といい、読書といい、心を豊かに してくれます。  アガサ・クリスティーのミステリーって、小難しく なく、面白くて、嫌味がないですネ。 わたしも、殺人事件は遠慮しますが、「オリエント 急行」に一度乗って旅してみたいなぁ〜
Posted by:時遊生活者  at 2006年07月11日(火) 16:57

いいですね〜落ち着いて好きな本が読める時期がきたようですね♪私は今アガサ・クリスティーの小説!目的は中世のイギリスの雰囲気を垣間見るためです・・・
Posted by:ブラックティー  at 2006年07月11日(火) 15:56

☆チャッピーさん 早速の訪問、ありがとうございます。 池波さんの歴史物も、まとめて読みたいんですが、 まず、藤沢さんにしました。 昨年、友の案内で、山形県鶴岡市郊外の「蝉しぐれ」 ロケ地などを見せてもらったりしたのが、案外、契機 になったかも。 でも、ミステリーやハードボイルドも併せて読んで ますよ。寝酒ならぬ寝本として。(^0^) 
Posted by:時遊生活者  at 2006年07月11日(火) 11:21

藤沢周平〜全然読んだ事ないですぅ(汗)映画と同じく好みが偏っています。西行桜さんが確かお好きなはずです〜ねー西行桜さーん、こっちこっち〜(^O^)
Posted by:チャッピー  at 2006年07月11日(火) 10:59

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