【店は客のためにある】 (45) font> span> p> (商業界二十年より) font> p>
正しく生きる商人道を極めましょう。
お客様が心から喜ばれるお店づくりの一助となればと思い、商業界創業者《倉本長治》先生の遺訓を共に学んで行きたいと思います。
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店│は│客│の│た│め│に│あ│る│
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□□□ (45)
□□ 2006/08/25
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◆◆ 目 次 ─────────────────────────
1.なますを吹くなかれ
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【1】 なますを吹くなかれ font>
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皆さんご存知かもしれませんが、はじめにことわざの意味を御菓子司《とらや》さんのホームページから寸借致します。
羊羹の”羹“の字は単独では「あつもの」と読みます。そして、中国ではスープのことをさします。「羹にこりて膾を吹く」ということわざがありますが、これも熱い汁で舌をやけどしたので、膾のような冷たい料理までフウフウ吹いて冷ます、つまりは無益な用心を笑うものです。
では、なぜお菓子の羊羹が「羊の汁」という意味の字なのでしょう。 これは、日本に羊羹を伝えた禅僧たちが、羊肉(または羊の肝)の代わりに小豆や小麦粉などを蒸し固めるなどして似た形、似た色の精進料理を作り、それがやがてお菓子としても供されるようになったという解釈です。
実際、16世紀に書かれた史料に登場する羊羹は「箸で割って食べ、汁も飲む」と書かれていますから、この頃までは本来の”羊羹“の形態を留めるものがあったようです。
紀元前に記された中国の『史記』には、戦を前に羊羹を作り配ったところ御者に行き渡らず、怒った御者が将軍を乗せたまま敵陣に走り、羊羹一つで戦に負けた逸話も残っています。さて、それほどのご馳走だった”羊羹“とは、どんな食べ物だったのでしょう。ちょっと味見してみたい気がしませんか? font>
不況の中、倒産ブームであおりを食って、手痛い不渡りを食った商人がいる。再起不能と自分で判断して、出来るだけ他人に迷惑をかけまいと、自主閉店に努力して、やっと重い始末を終わったという人もあった。その反対に、ものごとを甘く見たために自分の不始末でつぶれた店もある。
「傷は浅いぞ、しっかりしろ」というだけでは間に合わないのだった。
だが、記憶せよ、人間一生のうち大怪我をしたことのある者の例は多い。仕事の上でも、一度も失敗したことがないなどという人は、先ずないのが当たり前であろう。でも、そうした人でも、今や元気でいる。傷ついても、しっかりやっている人もある。先は長いのだ。いつかは取り戻すばかりか、その経験がものを言うことすらあるのだ。
マーク・トゥェインの小説に「大事故を起こした貴重な経験者だから、この機関士の首は切れない」というのが骨子にあったが、時に失敗者の持つその経験は貴重である。
無傷にこしたことはないが、羹にこりてナマスを吹くことなかれ。
信念に基づく勇気をくじくようなことがあってはならぬ。頼む。 font>
たくさんの失敗をしでかして公開することの多い人生ですが、かといって「あの失敗に懲りたからもうチャレンジするのはやめよう」と思ったことは一度もありません。同じ失敗を繰り返すと「アホ」と言われますが、失敗を教訓として次のステップを踏み出して、そこでまた失敗をするのなら、それはそれでまた次なるチャレンジのネタを仕込ませていただいたと考えて感謝します。
そんな人生を繰り返してきて、家族には楽しい思いのひとつもさせてやれなかったなあと反省をすることもありますが、そこは考え方次第、「1回きりの人生で波乱万丈の貴重な経験、結構面白かったでしょ」……そう考えればまた次の目標にチャレンジする勇気がわいてきます。
若い世代で驚くほど斬新な発想で新しいビジネスにチャレンジし、大成功を収める姿を見ていますと、将来がとても楽しみになりますが、一方でナマスを吹くどころか、羹にもナマスにも全く無関心という若者が結構目に付くのも気になります。「厭世」なんていう格好いいものじゃあなくて無気力の塊みたいな人、こういう人たちに目的意識を持たせるのって結構大変ですね。
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