【店は客のためにある】 (46) font> span> p> (商業界二十年より) font> p>
正しく生きる商人道を極めましょう。
お客様が心から喜ばれるお店づくりの一助となればと思い、商業界創業者《倉本長治》先生の遺訓を共に学んで行きたいと思います。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
店│は│客│の│た│め│に│あ│る│
─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
□□□ (46)
□□ 2006/09/3
□
◆◆ 目 次 ─────────────────────────
1.山高きを以て貴しとせず
◆-----------------------------------------------------------
◆-----------------------------------------------------------
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
【1】 山高きを以て貴しとせず font>
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*
10日ほど前の日経の記事に「米タワーレコードが連邦破産法11条を申請」というショッキングなニュースがありました。タワーレコードといえば、世界最大の音楽メディア企業として知られ、日本でも東京を始め国内の主要都市で大型の店舗を展開しています。
高知に住んでいた頃、5年くらい前ですが、県内では老舗であった衣料小売店の社長が、中心商店街にある本店の業態変更に着手し、タワーレコードに出店の交渉をしたところ、人口40万人程度の高知市では出店のメリットがない、と断られ、やむなく業界2位のサムグッディに交渉先を変更、開店にこぎつけたというエピソードがありました。
このお店は2年くらいで売上不振のため閉店となるのですが、タワーレコードの判断が正しかったというよりも、音楽産業の中に占めるCD、テープ、レコードの位置づけが大きく変わろうとしている予兆ではなかったかというのが今回のタワーレコードの破産で考えたことでした。
今や音楽はネットから取り込むというのが若い人たちの間では当たり前になり、CDの販売は減少し始めています。新譜であれ、定番の音楽ソフトであれ、これからはほしいと思う作品の購入の仕方が大きく変化してくることでしょう。フルラインナップの大型CD店やネットショップが販売の主流になることは当然としても、根強い愛好家を持つ演歌や、特定のジャンルにこだわりを持つマニアックなお客さま、ヴィンテージものやインディーズものを探している人たちには、むしろ品目を絞り込んだ個店にお客さまの人気が集まることでしょう。原宿の裏通りにある特徴的なお店が、音楽小売の世界でも出現するということではないでしょうか。
大きな組織の企業を管理して成功してきた人びとのことは、みんなには偉大な商人として目に映る。ある意味では確かにもっともであり、当然である。
が、巨大ではないお店でも、これを理想的な自分の職業として楽しく経営している人々のうちにも、ずいぶん立派な商人がたくさんいるのを見落としてはなるまい。
人はとにかく、巨大な航空機の組み立て工を、小さな腕時計の組み立て工よりも偉いと思い込むような錯覚に陥りやすいものだが、商店の経営者についても、同じような眺め方をしてはならない。
西洋には「Big is Bad」という諺があるほどである。ラジオやテレビも小さいのが精巧であり、コンピュータも小型で性能が高いのが優秀と評価される。「大男総身に知恵は回りかね」という言葉もある。
巨大なのが立派でも、巨大だから強力なのでもない。
何百年も前から、日本人が読み書きの教科書としてきた『実語教』の第一行は、実に「山高きを以て貴しとせず」という言葉から始まっていたことを思わなければいけまい。 font>
「大きいことはいいことだ」と言って指揮者の山本直純さん(故人)がアドバルンに乗って空から指揮棒を振るチョコレートのCMがありました。今から30年も前のことです。高度成長時代、まさに日本全体が国家的規模で膨張を続けていた時代でした。
その後、世はハイテクの時代となり、マクロよりミクロ、極小の技術に挑むナノテクノロジーがもてはやされるようになりました。
今はどうか、「大きいこともいいことだ。小さいこともいいことだ」
大と小とが融合した技術、宇宙開発であれ、鉄道技術であれ、小指の先ほどの小さなチップに情報を満載し、それが数十万個も集まって巨大なプロジェクトを進行させています。
大も小も巧みに使い分けコーディネートする技術、最近よく耳にする「コラボレーション」の時代になったということでしょう。
Posted
at 09:32
| この記事のURL
コメント(4)
| トラックバック(0)
