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全能感[2006年12月25日(月) ]
最近若い頃教わった授業ノートを取り出して見る事が多い。精神的に疲れたり、行き詰まった時など、何気なくノートを読んでいるとその中にヒントがあったりして今の難問が解決するなどという事もある。以下はそのノートに書いてある事です。昨今の悲惨な事件を見ていると今の若者に決定的に不足しているのは教育を受けてこなかった事ではないかと思います。学校教育以前に親が子を教育してこなかった。世の乱れは私たちの責任でもあります。

生まれたばかりの赤ん坊は教えられないでも先ず乳を求める。親はそれに応じて与えてやる。その上着物の着せかえや大小便の始末まで悉く親がやってくれる。子どもはただ泣いたり笑ったりしていればいい。このころの時代を心理学では全能感の時代という。子どもとして何不足のない時代です。
この全能感を整理しないでいつまでも生のままで残しておくと、先ず困るのは当然ながら親です。食べ物や着物の好き嫌いに始まって欲しいものを与えてやらないと駄々をこねる。
精神的には自分一人を可愛がって貰えないと機嫌が悪い。全能にほど遠い実生活から生ずるものは劣等感と嫉妬心です。家族中集まって自分たちの事は棚に上げて他の悪口を言って喜んでいる家庭が時にありますが、これは親も子も共に幼児期の全能感から脱しきれない精神的不具者と言えるでしょう。自分の家族でなければ人でないといった家族的慢心感はこの全能感の変形である様に思います。
親が子に真に正しい発達を望むならば幼児期の全能感を奪い去ってやらねばならない。さもないと傲慢不遜の利己主義者となって親子共に不幸に陥るばかりでなく、世の中を毒するものとなってしまいます。
親が子に対する教育で難しいのは与えるより、この様に奪う事なのかも知れません。

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ホワイトローズ さま

おはようございます。教育は与えることと奪うことなのです。与えることは分かりやすいが奪うことは難しい。幼児期の育て方で人生の8割方決まってしまう様に思います。
Posted by:きっちょむ  at 2006年12月28日(木) 06:05

今、娘が子供を育てています。我が孫です。
あらためて人が育っていく様を眺めています。
降るような愛情に囲まれた一歳になった孫をみつつ、これからが正念場だと思います。
とくに、これから生きてゆく子は、自然環境や世界の動きや経済や国家間の思惑や諸々のものことから、生きていく地盤も揺るぎかねません。
強い子に育てなくては、と思いますが、頑張ってる若い父と母を口出さずに見守っています。
全能感と言われてみればそうですね。
そかから、どう育っていくか、育てていくか大切ですね。
Posted by:ホワイトローズ  at 2006年12月28日(木) 00:23

chuuchichi さま

子どもがお腹に入った時から教育は始まるといいますが、幼児教育の大事な事いくら力説しても足らないと私は思っています。
Posted by:きっちょむ  at 2006年12月26日(火) 22:17

blanc さま

問題の源は敗戦によってそれまでの価値観を全て棄ててモノカネに走った事のあるのかも知れませんね。沈黙の兵器という言葉がありますが、敗戦後本当の戦争が始まり、そして日本は完膚無きまでに敗れたという事でしょうか。GHQをはじめ、相手側のやり方がたくみでまんまとしてやられたのでしょう。目あきも沈黙を余儀なくされるほどに。
Posted by:きっちょむ  at 2006年12月26日(火) 22:15

マリー さま

一人っ子の時代、ますます躾が難しい時代という事になってきました。
親に生きる指針が有ればべつですが、世の事件などをかいま見るに、これから混乱、混迷の時代が来ないことを祈るのみです。
Posted by:きっちょむ  at 2006年12月26日(火) 21:52

きちょむさん勉強されていますね。たしかに仰るとおりだと思います。今の子供が起こしている問題はその親がその親に教育されていないがための連鎖でしょうから、それはわれわれの年代という事になりますから反省しなくてはと思いますね。三つ子の魂百までもと言うことわざがありますが、小さい頃の教育が大人になっても影響するのでしょうね。
Posted by:chuuchichi  at 2006年12月26日(火) 20:20

全能感という言葉は、今の時代子供だけではなく誤ったカリスマ性にも形容できそうですね。
昔もいじめはあったし、いじめられたトラウマを大人になっても持ち続けている人も多いと思います。
全能感を幼児のうちに取り去るのが、親の躾だというきっちょむさまのお考えにわたしも同感です。でも、その子供たちの親もまた、教育されずに育ってしまったのは、確かにわたし達世代の責任ですね。戦争を知らない世代のわたし達は、戦争と貧困から這い上がってきた自分達の親に迫力負けしてたのは確かですが。これって理由にはならないですよね。
Posted by:blanc  at 2006年12月26日(火) 14:14

子供の教育は難しいです、幼稚園で他と違うバックを持っていると いじめられる。だから親は常に自分の子供の動向に目を光らせたりして いじめられないようにする。集団に入り込めて安全だけどこんどは 異質なものを排除してしまう。。たくさん兄弟がいるといいのだけれど 一人っ子が多いから 親はますます過保護になる。。永遠の課題となりそうですね。。
Posted by:マリー  at 2006年12月26日(火) 10:27

モルセラ様

おはようございます。
家庭に於ける躾が一番重要だと最近思う様になりました。
Posted by:きっちょむ  at 2006年12月26日(火) 09:13

こんばんは、モルセラです。
全くきっちょむ様のおっしゃる通りだと思います。
親の過保護が子供の人格形成を歪めていると思います。
Posted by:モルセラ  at 2006年12月25日(月) 23:00

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