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しめ縄づくり[2007年12月27日(木) ]
 私の住んでいるところは70戸からなっている。近年ムラの田んぼをつぶしてすぐ近くまで新しい住宅地が迫ってきているが、新しく造成された方は新しい地名が付けられたので、昔から住んでいる私たちとは異なる。江戸、明治、大正、昭和、平成と70戸の家は存続してきた。

 自治会は従って70戸からなるが、今でこそ自治会などといっているが10年位前までは「部落」といっていた。年に2度各家から集める自治会費も当然、部落費といっていた。この辺りは関西あたりと違って被差別部落など殆ど聞いたことがないので、同和問題とは無縁である。江戸の昔から「うちの部落は・・・」という言い方が当たり前であった。

 今年、我が家は隣組の組親にあたった。この一年間、何かにつけて配りもの等で忙しかった。私が出張で家を空けることも多いので、その場合は妻が回覧板をまわした。

 この23日の日曜日に隣組の組親とムラの役員が全員お宮様に集まり、しめ縄づくりをした。今年のムラの役員と組親の最後の仕事である。ムラの鎮守様は八幡様である。鳥居に一年間つけていたしめ縄をとりはずし、新しい年用のしめ縄をつくって架けるのである。

 朝8時、集まったのは全部で20人ほど、挨拶を交わし、お茶を飲み、最後に今年の自治会長の挨拶と共にしめ縄つくりは始まる。うちの隣組は5軒であるから5年に一度は組親になって、しめ縄つくりに参加しているのだが、最初は全く手順を忘れていることに気付く。

 先ず、全員でワラをすぐることから始まり、3〜4人ひと組になりしめ縄をつくっていく。3組がそれぞれしめ縄をつくって最後に3本のしめ縄をよりあわせ、それを雨水で腐らない様にビニールで包み、鳥居に取り付けるのである。作業が始まったのが朝の8時半、作業が全て終わったのは12時半である。昔は縄を全て手でなっていたのでしめ縄つくりは二日がかりだったという。今は太さ2分の縄はホームセンターから買ってくるので縄を手でなう必要はない。それでも朝の8時半から20人で4時間はたっぷりかかるのであるからやはり大変な作業ではある。

 終わった後は会場を公会堂に移し、自治会の役員と組親のこの一年間の慰労を兼ねた飲み会となる。

Posted at 07:21 | ムラの生活 | この記事のURL
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コメント


花よりケーキ さま

いつも有難う御座います。
今日の新潟は朝から雨、暖かく暖房もいらないほどです。今年はまだ雪が降っておりません。来月の中旬には熊本から仲間が遊びに来るというのに、雪のない新潟を見たら何と言うか、きっと驚くことでしょう。
そう言えば熊本は甘酸っぱさとジューシーさで天下に遍く知られているデコポンの産地、私の大好きなデコポンです。他にスイカやメロンと農産物では知られていますが、何と昨日新潟の佐渡でミカンの初出荷、と昨日の地元のニュースで知りました。佐渡でミカンが穫れるなんて少し前までは考えられもしなかったし、ミカンの北限は東京の隣の神奈川県だったのですから驚くまいことか。異常気象が身近に感じられる年の暮れとなりました。
大晦日に漸く雪が降り出しそうです。
明日は我が家は餅つきです。
今年はお世話になりました。
来年が花よりケーキさんにとって素晴らしい年であります様
祈念致しております。
Posted by:きっちょむ  at 2007年12月29日(土) 14:33


きっちょむさん”
いよいよ押し迫って来ました
お忙しくなさっている事と存じます 
今年は大変 お世話になりました 
お陰さまで 色々 勉強させていただき感謝しております
来年も どうぞよろしくお願い致します 
Posted by:花よりケーキ  at 2007年12月29日(土) 14:05

やうち さま

いつも有難う御座います。
こちらこそお世話になりました。
来年もどうか宜しくお願い致します。

遠くの親戚より近くの他人という言葉がありますが、
地域社会が密接なところは安心です。
つい2年ほど前までは我が家では留守にするときに家に鍵をかけていませんでした。貧乏で空き巣も入らない、ということもありますが、鍵をかける必要がなかったからです。このムラで歩いている人は全てムラの人間だったからです。それが今は70戸を取り囲むかの様に田んぼが宅地に変わり、300戸もの住宅が出来ました。今では道ですれ違っても見知らぬ人が多くなりました。2年前に空き巣事件が頻発してからどの家でも鍵をかける様になりました。悲しいことですが、仕方ありません。
Posted by:きっちょむ  at 2007年12月28日(金) 15:19

“隣は何をする人ぞ”のご時勢に、心の温まる行事ですね!
昔から引き継がれた隣人同士の強い絆が窺い知れます。
こんな時こそ、御地のような組織が津々浦々に必要だと拝読しています。

今年もご厚誼賜り、ありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
よいお年をお迎えくださいませ
Posted by:やうち  at 2007年12月28日(金) 12:59

一期一会さま

いつも有難う御座います。
私が東京に出た頃、もう30数年前になりますが、
お世話になったところが湯島天神下の襖職人の家、
江戸っ子を絵に描いた様な人間模様がありました。
落語に出て来る愛すべき人間模様でもあります。

地域共同体がどこまでもゆるんでいった、
壊れていった社会が今の社会かも知れません。

良いお年をお迎え下さい。
Posted by:きっちょむ  at 2007年12月28日(金) 06:49

ルル さま

いつも有難う御座います。
今年も残すところ後僅か、
来年がルルさんにとって良い年であります様祈念致してしております。

自分の生まれた地域を愛することは、街を、地方を、国を、世界を、そして地球を愛することにつながっていく、そのように思います。
Posted by:きっちょむ  at 2007年12月28日(金) 06:35

こんばんは!
ムラの人々が集まり共同で注連縄を作り、氏神様に飾り新年を迎える
風習ですね。
私の住む自治会では毎年夜回りで拍子木を打ちながら「火の用心」を
呼びかけています。
私は東京生まれですが、まだ子供の頃は隣組という言い方をしていた
ように記憶しています。
向う三軒両隣りという言い方もありましたね。
Posted by:一期一会  at 2007年12月28日(金) 00:54

chuuchichi さま

いつも有難う御座います。
元旦際のお手伝いですか、ご苦労様です。

私にとっては、ムラ、村落共同体は良いものです。
時には煩わしいと思うこともありますが、
この地域に生まれ、そして育ったことに感謝しています。
Posted by:きっちょむ  at 2007年12月27日(木) 23:09

夫の実家が岡山の山里ですので、年寄りは今でも部落と言っています。
大阪市内の私の実家周りでは、隣組組織がまだあります。
やはり、どこも新しい方は入ってこないようです。
ムラを上げての年末行事、これからも続けて頂きたいですね。

今年も色々と教えて頂き、ありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えくださいませ〜
Posted by:ルル  at 2007年12月27日(木) 21:37

たしかに昔はよくうちの部落という言い方をしましたね。そのことばに表されているように隣近所の絆が強かったように思いますね。
わたしも今年は部落のお宮さんの年番で暮れから正月にかけて元旦蔡の手伝いをしなくてはならないので正月にどこにも出かけられません。
Posted by:chuuchichi  at 2007年12月27日(木) 19:36

花よりケーキさま
いつも有難う御座います。
鎮守の杜は幼い頃からチャンバラなどでいつも遊んだところです。ムラ中の子供たちの遊び場だったここも、今では子供たちも集まっては来ない。夏休みの間だけはそれでも小学生たちのあさのラジオ体操に境内が使われています。
大晦日の晩は二年参りにムラ中の人が参拝に来るのでその時だけは賑やかです。5年ぶりにしめ縄づくりに参加しました。終わった後の慰労会が日頃はなかなか会うこともないムラの人達との交歓の場、久しぶりに酔っぱらってしまいました。
Posted by:きっちょむ  at 2007年12月27日(木) 17:02

しめ縄ずくり・・・
伝統的な良い習慣が ちゃんと残っているのですね
作る人達は大変な作業でしょうが、
出来上がった達成感も またひとしおでしょう
慰労会も楽しみですね   
Posted by:花よりケーキ  at 2007年12月27日(木) 09:40

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