この一週間ばかり、10数年ぶりに藤沢周平を読んでいた。『用心棒日月抄』シリーズ3巻。それに『よろずや平四郎活人剣』上下巻である。
藤沢周平はやはり面白い。文章に切れがあるのが良い。登場人物の意識や感情が鮮やかに浮かび上がって、読んでいて人の感情について学んで居る様な錯覚に陥る。
『よろずや平四郎活人剣』や『用心棒日月抄』シリーズは藤沢作品の中でも人気の高いもので「江戸」ものの代表作と言える。天保や元禄時代の江戸に住む庶民の生活や哀歌が浮かんでくる。武技にたけた主人公が庶民の中で暮らして、種々の事件の解決にあたる。市井侍小説と言えるだろう。
『用心棒日月抄』は北国の小藩を出奔した若者が糊口をしのぐ為に江戸で用心棒家業をはじめる。その用心棒の仕事の他に国元から放たれた刺客との斬り合いが絡み、また大きな背景として赤穂浪士の動きが絡んで小説世界をふくらましている。
3月の初めに東京に行くので、一日、人文社の『藤沢周平の世界』を手に東京に残る『用心棒日月抄』の舞台、江戸の町、両国橋近辺の鳥越神社や回向院、吉良邸跡を歩き、江戸東京博物館に寄ってみようかと思っている。
藤沢周平はやはり面白い。文章に切れがあるのが良い。登場人物の意識や感情が鮮やかに浮かび上がって、読んでいて人の感情について学んで居る様な錯覚に陥る。
『よろずや平四郎活人剣』や『用心棒日月抄』シリーズは藤沢作品の中でも人気の高いもので「江戸」ものの代表作と言える。天保や元禄時代の江戸に住む庶民の生活や哀歌が浮かんでくる。武技にたけた主人公が庶民の中で暮らして、種々の事件の解決にあたる。市井侍小説と言えるだろう。
『用心棒日月抄』は北国の小藩を出奔した若者が糊口をしのぐ為に江戸で用心棒家業をはじめる。その用心棒の仕事の他に国元から放たれた刺客との斬り合いが絡み、また大きな背景として赤穂浪士の動きが絡んで小説世界をふくらましている。
3月の初めに東京に行くので、一日、人文社の『藤沢周平の世界』を手に東京に残る『用心棒日月抄』の舞台、江戸の町、両国橋近辺の鳥越神社や回向院、吉良邸跡を歩き、江戸東京博物館に寄ってみようかと思っている。
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at 09:55
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先週、出張中の山形の宿で夕食後、何気なくテレビをつけた。この十数年、テレビは朝食時にニュースを見るだけで、余程のことがなければ夜にテレビを見るなどということはないのだが、旅の宿である、何となくスイッチを入れた。時代劇だった。若い俳優が主人公、浪人ものだ。何気なく見ている内につい引き込まれてしまった。最後にこの番組の原作が佐伯泰英の『居眠り磐音 江戸双紙』だと分かった。私の知らない作家だ。その翌日、仕事の途中で書店で佐伯泰英の文庫『居眠り磐音 江戸双紙』を5卷買った。仕事を早めに切り上げ、宿に帰って読み始めたら面白くてやめられない。殆ど徹夜をしてしまった。