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自然、温泉、めぐる季節と一つになりたい。

虫や鳥、草や木の声を聞き取りたい土筆です

海辺で出会った絵 [2008年01月08日(火) ]






 昨年の暮れ、穏やかに晴れた一日、新潟県の海沿いの南の端、富山県との県境にある親不知まで仕事で行きました。その折り、海岸にせり出した道路の下で休憩すると、そこになんと粟津潔さんの絵がありました。

 粟津潔さんの絵は20代の頃にはじめて出会ってから大好きになりました。まさかこんなところで出会えるとは! 

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ムンクの絵 [2007年12月16日(日) ]


 昨日、上野にある国立西洋美術館でムンク展を観ました。纏まってムンクの絵を観るのは初めてですが、とても感動しまた。私はムンクの名前は知っていましたし、「不安」「叫び」などの絵も本で観て知っていましたが、ムンクが何処の国の、いつの時代の人で、どのような絵画のジャンルの人なのか、そのような美術史的知識は全く持ち合わせていませんでした。ムンクがノルウエーの人だと知ったのも、第二次大戦中になくなったのも今回初めて知りました。
 無心に絵を観て、ただ私は、ムンクの多くの絵はエネルギーそのものを描いている、と感じました。彼には絵に描かれている空間も含めて人間の発するエネルギーの流れがよく見えていたのではないか、そう思わずにはいられませんでした。描かれている曲線が私にそのような思いを抱かせたのです。想念エネルギーを感じ、想念エネルギーがハッキリ見えていた画家だと思いました。
 絵は当然のことながら、一枚の絵は一枚の絵としての完成度が必要でしょうが、ムンクの絵は、何枚もの絵を繋げて一つの空間表現にいたる装飾的な壁画として構想されていると知らされ、ムンクの意図する壁画空間が様々な音色で表現されているのを今回の美術展で知りました。
 久しぶりに東京へ出て、久しぶりに美術館に入りましたが、とても有意義な時間を過ごし、満たされた良い一日となりました。

Posted at 09:01 | | この記事のURL
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毎年頂くカレンダー [2007年12月01日(土) ]
 

 

 例年のように有元利夫のカレンダーを友人から頂きました。2008年版です。彌生画廊で出している掌にのる小さなサイズのカレンダーです。毎年頂くとすぐに12ヶ月全ての絵を観ますが、今度頂いたカレンダーの表紙絵は「告知(部分)」でした。
1月 アルルカン 
2月 幕の間の出来事
3月 春 
4月 ラルゴ
5月 テアトル 
6月 古曲
7月 飛ぶ人 
8月 花火の日
9月 多島海 
10月 使者
11月 若い音楽家 
12月 啓示
 特別に有元利夫大好きというのではありませんが、彼の描いた世界をいつも面白いと感じている自分がいます。例えば7月の絵は「飛ぶ人」です。1973年に描かれた絵ですが、全体に青黒っぽい色の世界で男性か女性か定かでない有元氏の描く特徴ある人物がまるで天井に足のひらと掌が吸い付くかの様な格好で描かれています。絵を逆にしてみると大地に四つ足で立っている様な何とも奇妙な感じのする絵です。絵の下部には山らしきものが描かれていますから高いところに奇妙な格好で浮かんでいるといった方が良いかも知れません。                      
 ちょっと見ると手と足のひらの描き方が奇妙です。足の格好から腰から下はお尻を上に向けている様に描かれていますが、手、腕の様子からは腰から上は胸を上に向けて描かれている様にも見えます。掌を見ると判りますが、実際は背中を上にして描かれているのです。しかし、そう見えないところが何とも奇妙でおかしい。というのも手を背中に直角に振り上げることなど普通誰も出来ないからです。
 一体絵はどのようにして描かれるのか? 画家の内面にハッキリと絵が浮かんでいるのか? 絵を観るといつもそんなことを考えますが、有元利夫という人は独特な世界と繋がっていた人ではないか。そして彼の絵を観るたびに彼の繋がっていたその独特な世界が私を魅了する、今はそんな風に考えています。
 

Posted at 10:52 | | この記事のURL
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