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自然、温泉、めぐる季節と一つになりたい。

虫や鳥、草や木の声を聞き取りたい土筆です

じん香も焚け、屁もこけ [2006年12月26日(火) ]
越後の国が生んだ偉人に驍将、河井継之助がいます。名将で学者で政治家で経済家で哲人で改革者で、そして最後まで平和論者であった彼がもし西郷南洲と会見する事が出来たら越後戦争は起こらず、談笑の内に大事が決して、南洲、海舟の会談によって江戸百万の市民を救ったと同様の美談が此処にも生まれたでしょう。
継之助の腹の内を理解するものは南洲以外になかったと思われます。遂に会えずに死んだという事は継之助の不幸というより長岡の悲劇であり、日本の悲劇でありました。継之助の遺風の中に育った山本五十六大将の運命を考える時、人の運命の不思議さを痛感させられます。
「じん香も焚け、屁もこけ」とは継之助が若者に言って聞かせた言葉で有名です。小廉曲謹の事なかれ主義者が今の世には蔓延っていないでしょうか。

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孝行 [2006年12月26日(火) ]
私には82歳の父母がいます、毎日一緒に暮らしています。最近父の調子が良くない。食事量が減ってきている。老いた親との同居は何かと心配の種が尽きないが、一体孝行とは何だろうと夕べちょっと考えました。

東洋の古人は孝行を3種に分かち大孝・中孝・小孝と名づけています。曾子の言葉に大孝は親を尊くす、その次は辱(はずかし)めず、その下は能く養う、とあります。又、小孝は力を用い、中考は労を用い、大孝は匱(つ)きず、とあります。父母の慈愛を思って自己の労を忘れるのは力を用いるという事です。仁の道を尊び、正義正道に安んずるのは労を用いるという事です。博く施し、多くの人物を活用して各々その存在の意義を全うさせてゆく事は際限なく親を尊ぶという事です。
公明儀という人が曾子に尋ねました。「先生ならば孝と申せましょうか」と。すると公明儀は「とんでもない。真の孝は父母の意に先んじて父母の志を体認し、父母を道に生かす事です。私などはただ養うというだけで、とても孝などというべきものではない」と答えています。
仏説の父母恩重経にも「仏更に説を重ねて宣わく、汝等大衆能く聞けよ、父母の為に心力を尽くしてあらゆる佳味、美音、妙衣、車駕、宮室等を供養し、父母をして一生遊楽に飽かしむるとも若し未だ三宝を信ぜざらしめば、猶以て不幸となす」と説いています。
親も子も共に道に生きるのが本義とは「孝」も又道に他ならないと感じ入った次第です。

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