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虫や鳥、草や木の声を聞き取りたい土筆です

マクロビオティックに於ける砂糖 [2008年05月17日(土) ]
私は一日の内、一食は玄米を食べている。玄米に小豆を入れたり、黒豆を入れたりして炊いている。
以前は酵素玄米だったが、一升炊くと何日もあり、発酵が進んで、夏など一口食べると汗が噴き出すほどエネルギーが高いので、いつの間にか食べなくなった。
その代わりこの数年は圧力釜で3合ずつ炊いている。妻も母も玄米は食べないので仕事で昼食時におにぎりにして食べている。丁度3日で食べ終える。玄米も昔は圧力釜でないと炊けなかったが最近は普通の電気釜でも炊ける様になっていて、手軽に玄米ご飯を頂ける。

今日はマクロビオティックの会があった。私も会員になっているので、何かのっぴきならない用がない限り出席してマクロビオティックの調理を習っている。習った中で比較的簡単に作れて美味しい料理は出張で自炊宿に泊まった時など自分で作って楽しんでいる。今日は脂ののった中アジの3枚におろしたのを天ぷらにした、アジの天ぷらが美味しかった。アジを3枚におろし、そのアジに梅肉を塗り、それを大葉で巻いて衣を付けて揚げるのである。これは酒の肴にも絶品、揚げる油は菜種油にごま油を混ぜてある。

今日は他に玄米の筍ご飯、厚揚げの白和え、それにアラメの煮たものである。どれもとても美味しかったが、マクロビオティックでは調理に砂糖は使わない、砂糖の代わりにメイプルシロップを使う。今日メイプルシロップを使った料理は厚揚げの白和えであったが、ほんの少量使っただけである。メイプルシロップはご存知の方も多いと思われるが、カエデの樹皮を傷つけて採取するカエデの樹液である。とても甘く砂糖の代わりとして使われている。
マクロビオティックは陰陽の原理に則っているが故に極陰の砂糖は先ず使われることがない。そもそも砂糖が日本に入ってきたのは鑑真和上が来日した時だったと言われている。砂糖は薬として持ち込まれたので当然の事ながら当時の日本人はそれが甘味料であることなど知るよしもなかった。
江戸時代になると砂糖の輸入量も徐々に増えていったが、とても高価で庶民の手のでるものではなかった。白砂糖、黒砂糖、それに氷砂糖などが知られていたが、庶民の口には殆ど入らなかった。日本で砂糖の生産に力を注いだのは八代将軍吉宗であった。吉宗は甘藷栽培を奨励し、砂糖を精製する技術を研究させた。そのうち讃岐に於いて上質の砂糖が生産される様になった。これが和三盆である。
江戸時代余程のことがない限り庶民が口にすることのなかった砂糖、その砂糖が今は過剰に摂られている。一日の内で砂糖を口にしない人は殆ど皆無であろう。だが、その砂糖、極陰の故に病気も又増えたのである。
写真はアジの天ぷらです。


厚揚げの白和え

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