上の図は動物の最大寿命と酸素消費量をグラフにしたものです
この図が示しているのは酸素を大量に使う生物ほど短命であるという事実です。
ゾウの平均寿命は70年で、生まれてから死ぬまでの脈拍数は約8億回といわれています。
一方、ヨーロッパの森に住むトガリネズミという動物は、人間の手のひらにのるほどの大きさで、平均寿命はー年。ところがー生の脈拍数は、ゾウとまったく同じ8億回ということがわかっています。
この数値から見ると、トガリネズミはゾウが70年かかって打つ脈拍をー年足らずで打ってしまい、ゾウの70倍の述さで心臓から血液を送り出していることになります。
さらにおもしろいことに、トガリネズミがー生の間に細胞組織1gあたりで消費する酸素の量は、同じ単位でみたときのゾウの酸素消費量とまったく変わりありません。それではなぜ動物はは酸素を一定量消費すると寿命を終えるのか、それは活性酸素が関係していると考えられています。1956年アメリカのネブラスカ大学教授D.ハーマン博士は、「人間は体内で発生するフリーラジカル(活性酸素)よって老化を早め,死に至る」というフリーラジカル理論を初めて提起しました。その後米国はもとより、日本においても活性酸素に関する研究が急速に進み老化をはじめガン、生活慣習病、数多くの病気が活性酸素によりひきおこされることが明らかになってきましたでは、活性酸素とは、どのような酸素なのでしょうか。酸素はすべて、酸化力を持っています。金属が酸化されるとサビが生じて腐食が始まるのと同じように、人の体も酸化されれば老化が起こります。そうした普通の酸素の1000倍もの酸化力を持つ、攻撃力の強い酸素を、特に活性酸素と呼んでいるのです。活性酸素は紫外線を浴びたときも発生し女性の肌を老化させたりシミ、シワをそばかすのもととなり女性の肌の敵としておなじみですが、同じように体も老化させるのです。動物が呼吸で取り入れた酸素の2%は体内でエネルギーに変換する際、活性酸素になります。いわば生命活動の老廃物のようなものです。生命活動を営む上でどうしても活性酸素は発生してしまうのです。
動物の体内には過剰になった活性酸素を退治してしてくれる防御システムが備わっています。しかし段々と弱体化し老化そして寿命となります。これが動物の一生です、
このことは人間も同じことです。我々が元気で長生きするためには活性酸素対策が不可欠なものになってくるのです。
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