昭和49年(1974年)4月から翌50年3月まで、1年間毎週月曜日、渋谷・青山学院近くにある日本生産性本部(現社会生産性本部)が主催していた「経営アカデミィ」の中の」『マーケティングコース』に会社から派遣されて通いました。全国大学の先生や企業人の経営学・経済学・商学・企業現場での実態などに通暁したそうそうたる方々が講師になって講義をしてくれました。この時のチーフコーディネーター(校長先生みたいな立場)は、阪大の大沢教授でした。各企業から派遣された生徒は総勢65人、半年間に亘って、7つのグループに分かれ、グループ研究し、卒業の日に発表しました。
銀行のキャッシュデイスペンサー導入の意思決定をテーマに「銘柄選択モデルの研究」のAグループはじめ、結構真剣に頑張りました。
私たちは、Gグループ9人で、「紙おむつ使用行動のライフスタイル分析と今後の販売戦略」をテーマに『マーケティング計画とライフスタイル研究』に取り組みました。グループの一員に製紙会社の人がいて「紙おむつ」に決めました。私たちの指導教員は、慶応大・ビジネススクールの嶋口助教授(当時、現在は慶大大学院教授で、現在、このコースのチーフコーディネーター)
当時、価格が高すぎた、オイルショック(S48年10月)後で資源問題が各産業に大きな陰を落としていたなど、紙おむつを取り巻く環境は厳しかったのは確かだったが、若い奥さん方や女性の社会進出で、ライフスタイルが変わっていき、省力生活の一環に、また将来増加する老人用にも必ず需要は伸びる。企業は試用や宣伝をあきらめてはならない。
ところが、講師陣から、資源問題・使ったあとの処理問題などからこの結論はおかしいとコテンパンでした。
しかし、その後、昭和60年代に入って毎年年率30%も増えて、経産省の平成16年のデータによると、赤ちゃん用が1200億円市場、老人用が900億円市場、最近では中国や東南アジア向けの輸出も大きく伸びているようです。
私たちGグループメンバーは、当時9人でしたが、3人亡くなって、6人になってしまいましたが、未だに、毎年納涼会、忘年会または新年会、年1回の温泉旅行して、旧交を暖めています。伊東・熱海・箱根・塩原など、去年は湯西川温泉、今年は草津でした。嶋口先生も忘年会などたまにお顔をお見せくださいます。これほど続いているグループは、他にないとのことです。
そして、今年の草津での落ち。
「紙おむつの研究したけど、いよいよ自分達がお世話になる年齢に近づいているねー」でした。
草津温泉湯畑で。
翌朝登った、白根山のお釜(火口湖)
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