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青いダイヤの歴史[2007年02月04日(日) ]
怖いお話が苦手な方は、決して一人では読まないで下さい。(笑)

最近、歴史サークルにばかり書きこんでいて、自分のブログから離れていましたが、このお話は、今 放映されている ”マリー・アントワネット” の人生とも もしかして関係あるかな? なんて思い、歴史に特別 興味がないという方でも読んで頂けるかなと思って、ここに書いてみました。

ワシントンの スミソニアン博物館に 「ホープ」 という名で呼ばれる 67カラットの青いダイヤが展示されています。
有名なので ご存知かもしれませんが、このダイヤの歴史のお話です。


”ホープ”は、元々、9世紀に インドで発見されました。
発見時は、279カラットもあった巨大なダイヤであったらしく、その見事さに サラセン国王が 自国と交換してもいいと言った、という話も残っています。

”ホープ”は、後に フランスのルイ14世の手に渡りました。
彼が このダイヤを 現在の67カラットにまで磨きをかけ、当時寵愛していたと言われるモンテスパン候妃に贈りました。
おかしなことが始まった記録は ここからです。

ベルサイユ宮殿で ホープを身につけた候妃は、急に「息が苦しい」と叫んで 倒れました。
その一件で 面目丸つぶれになったルイ14世は、激怒。王妃になるのは間違いなしと言われていた彼女は、その後宮廷を追放されました。

後に このダイヤを借りた大蔵大臣フーケは、汚職の疑いで投獄され、その後殺されました。

そして、後にこのダイヤを遺産として譲り受けた ルイ16世は、処刑されています。

その後も 所有者は変わっていますが、いい話は一つもありません。
20世紀に入り、1911年に ホープを買ったワシントン・ポスト紙の社主マクリーン氏は 長男が事故死、その妻が睡眠薬による変死、程なく本人も発狂したとされています。

その後も 不幸が続いたため、その不吉さから とうとう買い手がつかなくなり、最後に行き着いた所が、博物館、ということで 今、スミソニアン博物館に 展示されています。

余談ですが、ルイ16世の処刑は、議会で 議員の投票によって決まったのですが、その投票結果は、361票対360票で、 何とたった1票差で処刑になったのです。
つまり、彼の存命を望む議員も多かったということです。

もし この1票が逆転していたら、彼の処刑は無く、彼の処刑が無ければ、マリー・アントワネットも もしかしたら、幽閉か、身分剥奪の上、追放か、あたりだったかもしれません。

その1票の差に 青いダイヤの呪いパワーが加わっていた?、なんて、つい勝手な想像をしてしまいます。

写真は、ルイ14世の肖像画です。



こんな怖いお話が好きという方は、この話と対(のつもり)で 「赤いベンツの歴史」という記事をサークルに書いていますので よろしければ ご覧になって下さい。
「時の舟旅」で見て頂ければ、どなたでも見られると思います。

Posted at 16:00 | 時の舟旅(歴史) | この記事のURL
コメント(26) | トラックバック(0)

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コメント


やうちさま

そうでした。日本にもそんな有名なお話がありましたね。
宝石の魔力とは、コワイものです。
鴫沢宮の名前を聞くのは、久しぶりです。本より、古い邦画の中の お宮さんが印象に残っています。
確か、山本富士子だったと思いますが、薄幸の女性を上手く演じておられました。
Posted by:  at 2007年02月06日(火) 01:18

>67カラットの青いダイヤ・・・
どれだけの大きさなんだろうな〜?
そして、そのダイヤを手中にした者が次々に不幸になる・・・
ダイヤモンドに目が眩んだのは、鴫沢宮だけではなかったんだな〜。
Posted by:やうち  at 2007年02月05日(月) 23:04

tabigaidoさま

そうですね。宝石に限らず、単なる「石」も 目に見えない力を持っていると言いますね。
人の都合で 簡単に扱うと大変な目に遭うようですね。
普段から そういう自然にできたものに対する畏敬の念・・・とまではいかなくても、大切に思う心が必要なんでしょうね。
Posted by:  at 2007年02月05日(月) 17:34

blancさま

知識がなくて、なんてとんでもないです。
いつも絵画の楽しいお話を読ませていただいていてありがとうございます。
画家さんのお話も 私の大したことのない知識でですが、この間書かせて頂きました。
色んなジャンルのお話ができますことを楽しみにしています。
Posted by:  at 2007年02月05日(月) 17:30

チャッピーさま

普段よく歩かれるので? コワイ話から逃げられるのも速いんですね〜〜(笑)
Posted by:  at 2007年02月05日(月) 17:26

メーのおばちゃんさま

メーのおばちゃんさまの目には、女王の大きなダイヤも「へ〜あっそう」と写ったのですね。
これ最高!!
確かに 大きすぎる宝石って 「ホープ(希望)」なんて聞かされても ピンときませんよね。
仰る通り、欲に突っ走り過ぎることへの罰なんでしょうね。そんな気がします。
Posted by:  at 2007年02月05日(月) 17:24

シオンさま

ダイヤモンドは 富と欲望の集約されたもの・・・このお話は、ほんとにそれを感じますね。
他に 「アフリカの星」もあるのですか。知りませんでした。
よろしければ そのお話もいつか教えて頂きたいです。興味津々です。
Posted by:  at 2007年02月05日(月) 17:17

散輪坊さま

福岡と博多にそんな関係があったのですね。初めて知りました。
確かに「博多市」でも 響きはいいような気がします。
しかし、ルイ16世は 1票差で処刑ですから、大きな1票と思います。
ダイヤのお話もそうですが、こういう時代そのものも 突然世の中が変わるコワさを秘めていたのでしょうね。
Posted by:  at 2007年02月05日(月) 17:11

野乃花さま

苦手なのに読んで頂いてありがとうございます。(^^;)
私もいっしょです。大きな宝石に縁がなくてよかった〜〜です。
知れば知るほどコワイですね。
Posted by:  at 2007年02月05日(月) 17:04

おはようございます。
石ののろいは強いですからね。こんな大きなダイアはそれを権力に使われたのが悲劇の始まりなんでしょうね。
Posted by:tabigaido  at 2007年02月05日(月) 11:34

おはようございます
おもしろい話ですね。わたしはこういう話題は好きだけど、自分では率先して知ろうとしないから、読ませていただいてうれしいです
ありがとうございます。
歴史サークルに書き込むほどの知識がなくてすみませんm(__)m
もうちょっと勉強しますね
Posted by:blanc  at 2007年02月05日(月) 09:29

怖がりなので失礼致しますぅ
Posted by:チャッピー  at 2007年02月05日(月) 09:02

おはようございます。
イギリス旅行の際、ロンドン塔で女王の大きなダイヤを見ましたが
余りの大きさに「へ〜あっそう!」と思ったのでした。
世の中には科学で割り切れないことも起こるみたいだから
そんなこともあったのかも・・・
まっ、富や欲につっぱなれてると罰が当たるぞ!って話なんじゃないかと、
ミステリーを楽しめず夢のない私はそんな風に思うわけで・・・。
Posted by:メーのおばちゃん  at 2007年02月05日(月) 08:26

m様 おはようございます。このダイヤモンドは疵もなく

美しいブル−ダイヤモンドだそうですね

ダイアモンドは富と欲望の集約されたもので

まだ他にも「アフリカの星」などのお話しもありますね。

色々とお話しが語り継がれていくものなのですね。
Posted by:シオン  at 2007年02月05日(月) 07:37

 宝石に全く関心が無いので67カラットがどのくらいの
大きさもわかりません。当然手に入れるチャンスも無いでしょう。
 いろいろな投票で、たいてい一票差ですね。
福岡市にするか、博多市かの投票も一票差だったとか。
福岡市にしたので、当時の国鉄の駅は博多駅にしたという話も
聞きました。
Posted by:散輪坊  at 2007年02月05日(月) 06:51

怖い話は苦手だけど読んでしまいました

宝石とは全く縁のない私で良かった〜!(負け惜しみ?)^_^;
Posted by:野乃花  at 2007年02月05日(月) 06:41

とっちゃんぼうやさま

ワーグナーの楽劇に そんな面白いお話があるのですね。
見に行くことは出来なくても そのお話だけでもいつか読んでみたいです。

ところで、とっちゃんぼうやさんのコメントを拝見した時、以心伝心か、と思いました。
実はワーグナーの変なお話を書こうか、と思っていたんです。(私は彼のことは殆ど知りませんが変なお話だけ読んだので)
よく見ると大した話でなく、とっちゃんぼうやさんなら なあんだ、そんなこと、と思われるようなことだろうなので辞めました。
仰るように指輪や宝石にまつわるお話が、西洋には 多いようですね。
色々調べていくと面白いかもしれませんね。
Posted by:  at 2007年02月05日(月) 00:25

ルルさま

ほんとに279カラットなんて びっくりしますよね。
サラセン国王が魅入られたという位ですから とても素晴しい宝石のようですが、そのパワーを知ると怖いですね。
縁がなくてよかったです。(笑)
大きさもそうですが、誕生石など、人それぞれ その人に合った宝石というのがあるのでしょうね。
Posted by:  at 2007年02月04日(日) 23:55

chuuchichiさま

宝石の世界では、このホープの話は有名だそうで 多分どこかでお聞きになられていると思います。
青く美しく輝く宝石に そんな怖い力が秘められている、なんて思いたくないですが、所有者の歴史を辿ると そう思わざるを得ないようですね。
ほんとに不思議です。 
Posted by:  at 2007年02月04日(日) 23:43

「この黄金から指輪を作ると愛を断念した者にのみ世界を支配する力が
与えられる」
演奏時間が16時間にも及ぶリヒャルト・ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」のストーリーを想起させますね。
この指輪をめぐっての陰謀や欲望が渦巻く伝説は案外西洋で奇怪な真実として生きているのかも。
それにしてもこのホープ、歴史的事実として古くからの言い伝えられてきたジンクスが凝縮されたものなのかも知れませんね。
Posted by:とっちゃんぼうや  at 2007年02月04日(日) 22:44

279カラット?67カラット?
想像も出来ない大きさです〜
でもこういう物には、大抵何らかの逸話がつきもののようですね。
仰るように、小さな宝石は守り神になると言いますから、常時付けています。
Posted by:ルル  at 2007年02月04日(日) 22:40

このホープという大きなダイヤの話聞いたおぼえが在ります。たしかに理屈では説明の出来ないことばかりですよね。これもダイヤにかかった怨念なのか不思議な事ばかりです。
Posted by:chuuchichi  at 2007年02月04日(日) 20:35

熊五郎さま

それは気付きませんでした。そういえば、67カラットになる前のことは話題になっていません。
折角大きなものを命がけで見つけたのに・・・という採掘者の怨念でしょうか。
仰る通りかもしれませんね。
Posted by:  at 2007年02月04日(日) 19:20

279カラットもあったのを67カラットまでに
小さくしたからホープは怒ったんですよ
な〜んてね、不思議なこともあるんですね。
Posted by:熊五郎  at 2007年02月04日(日) 18:31

あきさま

お久しぶりです♪
終わりの言葉、笑ってしまいました。私もいっしょです。

このお話、ほんとにこわいですね。よく宝石には、人を守ってくれるパワーがあると言いますが、大きすぎる宝石は ちょっと考えた方がいいようですね。縁がないので どうでもいいですが。(笑)
仰るように人間生きていなければ何もなりません。そのことを痛感します。
Posted by:  at 2007年02月04日(日) 17:50

きっと、のろわれたダイヤですね!
所有者は、気がつかなかったのでしょうが、
歴史が証明したのでしょう。

どんなに価値があっても、人間生きていなければ何もなりません。
でも、僕にはお金がないので、そんな心配は、ありません
Posted by:あき  at 2007年02月04日(日) 17:37

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