小学校低学年の頃のこと。
大阪市内にある学校に通っていた私は、参観日の後になると、何人かの仲良しお母さん達に連れられて 今はもう無い大阪三越によく行っていました。
震災後、先に無くなった方の旧館三越には 小さな屋上庭園が横にあるレストランがあり、そこでお母さん達が お茶を飲みながら仲良くお喋りしている間に 子供たちは屋上に用意された遊具等でよく遊んでいました。
ある日のこと、その屋上でちょっとした夏祭りが催されていて ヨーヨー釣りやゲームなどの屋台で、ささやかながらもお祭り気分で 皆 楽しいひと時を過ごしていた時、屋台のひとつで売られていた小さな亀が気に入ってしまい、生まれて初めての衝動買いをしてしまったのです。
買った途端に、友達のひとりが、お母さんたちのところに行き、「○ちゃんが、亀を買った〜!」と報告。
「え〜!」という声が中から聞こえてきたものの 止めに来る様子もなく、
『よかった〜』と思いながら そのまま帰りました。
が、よかったのはそこまで。さあ、どうして育てよう??
図鑑を見ながら いろいろ育て方を調べだしたものの全く自信がありません。
母もずっと家にいるわけでもなかったので この子の普段の世話はどうしよう・・・
そんな自信のないことを喋りだすと、親まで”鶴は千年、亀は万年というほど、上手に育てれば長生きするかもしれないのに、こんな小さな水槽の中で うまく育てられなかったら、かわいそうじゃないの”などと言い出し、その夜、その亀のためのささやかな家族会議が始まりました。
そして どちらが言い出したのか忘れましたが、「そうだ!天王寺に亀池というのがある。そこへ連れて行ってやろう」ということになりました。
私もその考えが一旦いいように思ったものの、”いや、ちょっと待てよ。そんな所に行けば、古い大きな亀たちがいっぱいいて この子がいじめられるんじゃ??”と少し躊躇。
”でも 連れて行ってくれると言ってるんだから、そこの様子を先ず見届けてからってことにしよう。”
そう思いなおして、とりあえず、父の車に乗って ”亀池”まで行きました。
着いてみると・・・そこには その子と同じくらいの亀が たくさんいました。
これなら良し、きっと友達もたくさんできる、そう思い、その子亀を池に返してやりました。名残おしい気持ちで。
その後、ホッとした気持ちで帰る途中の車の中で どこかから鐘の音が聞こえてきました。
何だろう?
そう思うと同時に
「お!もう澪つくしの鐘が鳴ってる。 遅なったなぁ〜。」と言った父。
当時、8,9時頃に寝かされていた私は 夜の10時に鳴るという”澪つくしの鐘”の存在をその時初めて知ったのです。
また その時間に大阪市内を通ることが その後なかったために その音を聞いたのもそれが最初で最後。
子亀の”ありがとう”か、私が子亀に”ありがとう”というべきか・・
どちらにしても この鐘の存在を知ったのは、初めての衝動買いの三越の亀のおかげでした。
”澪つくしの鐘の思い出”・・・
簡単に書くつもりが ものすごく長くなってしまいました。
「澪つくしの鐘が鳴るまで起きている子、街にいる子は悪い子やでぇ〜」
と、その頃の大人たちは 言っていたそうですが、
24時間 街が起きているような現代では、ちょっと”澪つくしの〜”とは言いにくいような・・
でも そうして 子供たちを守ってきた時代、また 守られてきたことに 感謝!
明日、子供の日を前に そんなことを思い出しています。
鳴りひびけ みおつくしの鐘よ
夜の街々に あまく やさしく
”子らよ帰れ”と
子を思う母の心をひとつに
つくりあげた愛のこの鐘
S、30年の子供の日に
大阪市婦人団体協議会
鐘には 市章のみおつくしと母子像、手をつなぐ子供たちがデザインされ、この銘文が浮き彫りされているそうです。
(追記)
澪つくしの鐘・・・S,30年、大阪市の地域婦人団体協議会が、当時15万人の会員の発意により、青少年を守る愛の鐘建設運動に取り組み、会員の募金を中心に、毎夜10時に鐘のメロディーで知らせる「時報装置」と、母の愛を象徴する記念鐘を製作、同年、5月5日に大阪市に寄付され、旧市庁舎塔に設置されました。
(追記)
同協議会から、平成元年結成40周年を記念し、新たにタイマー付発生装置24台が大阪市に寄付され、現在、市内すべての区で毎夜10時に鐘のメロディーが鳴り響いています。(大阪市HPより)
毎年の「成人の日」には、新成人が市長らと共に市庁舎屋上に設置されている「みおつくしの鐘」を打ち鳴らす「みおつくしの鐘打鐘のつどい」が、大阪市主催により継続されています。(大阪市地域女性団体協議会HPより)
大阪市内にある学校に通っていた私は、参観日の後になると、何人かの仲良しお母さん達に連れられて 今はもう無い大阪三越によく行っていました。
震災後、先に無くなった方の旧館三越には 小さな屋上庭園が横にあるレストランがあり、そこでお母さん達が お茶を飲みながら仲良くお喋りしている間に 子供たちは屋上に用意された遊具等でよく遊んでいました。
ある日のこと、その屋上でちょっとした夏祭りが催されていて ヨーヨー釣りやゲームなどの屋台で、ささやかながらもお祭り気分で 皆 楽しいひと時を過ごしていた時、屋台のひとつで売られていた小さな亀が気に入ってしまい、生まれて初めての衝動買いをしてしまったのです。
買った途端に、友達のひとりが、お母さんたちのところに行き、「○ちゃんが、亀を買った〜!」と報告。
「え〜!」という声が中から聞こえてきたものの 止めに来る様子もなく、
『よかった〜』と思いながら そのまま帰りました。
が、よかったのはそこまで。さあ、どうして育てよう??
図鑑を見ながら いろいろ育て方を調べだしたものの全く自信がありません。
母もずっと家にいるわけでもなかったので この子の普段の世話はどうしよう・・・
そんな自信のないことを喋りだすと、親まで”鶴は千年、亀は万年というほど、上手に育てれば長生きするかもしれないのに、こんな小さな水槽の中で うまく育てられなかったら、かわいそうじゃないの”などと言い出し、その夜、その亀のためのささやかな家族会議が始まりました。
そして どちらが言い出したのか忘れましたが、「そうだ!天王寺に亀池というのがある。そこへ連れて行ってやろう」ということになりました。
私もその考えが一旦いいように思ったものの、”いや、ちょっと待てよ。そんな所に行けば、古い大きな亀たちがいっぱいいて この子がいじめられるんじゃ??”と少し躊躇。
”でも 連れて行ってくれると言ってるんだから、そこの様子を先ず見届けてからってことにしよう。”
そう思いなおして、とりあえず、父の車に乗って ”亀池”まで行きました。
着いてみると・・・そこには その子と同じくらいの亀が たくさんいました。
これなら良し、きっと友達もたくさんできる、そう思い、その子亀を池に返してやりました。名残おしい気持ちで。
その後、ホッとした気持ちで帰る途中の車の中で どこかから鐘の音が聞こえてきました。
何だろう?
そう思うと同時に
「お!もう澪つくしの鐘が鳴ってる。 遅なったなぁ〜。」と言った父。
当時、8,9時頃に寝かされていた私は 夜の10時に鳴るという”澪つくしの鐘”の存在をその時初めて知ったのです。
また その時間に大阪市内を通ることが その後なかったために その音を聞いたのもそれが最初で最後。
子亀の”ありがとう”か、私が子亀に”ありがとう”というべきか・・
どちらにしても この鐘の存在を知ったのは、初めての衝動買いの三越の亀のおかげでした。
”澪つくしの鐘の思い出”・・・
簡単に書くつもりが ものすごく長くなってしまいました。
「澪つくしの鐘が鳴るまで起きている子、街にいる子は悪い子やでぇ〜」
と、その頃の大人たちは 言っていたそうですが、
24時間 街が起きているような現代では、ちょっと”澪つくしの〜”とは言いにくいような・・
でも そうして 子供たちを守ってきた時代、また 守られてきたことに 感謝!
明日、子供の日を前に そんなことを思い出しています。
鳴りひびけ みおつくしの鐘よ
夜の街々に あまく やさしく
”子らよ帰れ”と
子を思う母の心をひとつに
つくりあげた愛のこの鐘
S、30年の子供の日に
大阪市婦人団体協議会
鐘には 市章のみおつくしと母子像、手をつなぐ子供たちがデザインされ、この銘文が浮き彫りされているそうです。
(追記)
澪つくしの鐘・・・S,30年、大阪市の地域婦人団体協議会が、当時15万人の会員の発意により、青少年を守る愛の鐘建設運動に取り組み、会員の募金を中心に、毎夜10時に鐘のメロディーで知らせる「時報装置」と、母の愛を象徴する記念鐘を製作、同年、5月5日に大阪市に寄付され、旧市庁舎塔に設置されました。
(追記)
同協議会から、平成元年結成40周年を記念し、新たにタイマー付発生装置24台が大阪市に寄付され、現在、市内すべての区で毎夜10時に鐘のメロディーが鳴り響いています。(大阪市HPより)
毎年の「成人の日」には、新成人が市長らと共に市庁舎屋上に設置されている「みおつくしの鐘」を打ち鳴らす「みおつくしの鐘打鐘のつどい」が、大阪市主催により継続されています。(大阪市地域女性団体協議会HPより)
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at 21:18
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hokkaさま
夢さま
静さま





純真な心はそっくりそのまま残っているみたいですね〜
」と、

美少女の面影が色濃く残っている静さんを見て、それこそ「はにかめ王子」になるかもね〜



もうすぐ終わりなのですね。
こちらこそありがとうございます。
「サヨウナラ」、とても興味深く読ませて頂いていました。
またブログの方にお訪ねいたします。