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霊山観音[2008年06月01日(日) ]
 今年に入り、頭の中が 子供時代巡りしているように 子供の頃のことばかり書いている私ですが、今日は そんな中で 一番古い 京都のお話を少しさせて頂きます。
京都は 小さい時だけで 大阪、奈良ほど鮮明な記憶はなく、少しですが。

こちらの歴史サークルで すばらしい観音さん、仏像等の歴史を書いて下さっている方がいらっしゃって それに惹かれて 思い出した 「霊山(りょうぜん)観音」さん。
はじめ、サークルのほうで書かせて頂こうとしていたんですが、その存在すらご存じない方が多いのでは、と思い、こちらに書かせて頂きました。

こちらの観音さんは、その後できた巨大観音によくあるように 「体内巡り」ができるようになっていて 小さい時には それがたまらなく面白くて ここに遊びに行くのが楽しみでした。
有難い観音さんは たくさん居られるけれど、その懐で遊ばせて頂いた観音さんは 唯一 霊山観音さんだけで、今もいちばん親しみを感じられる観音さんです。
でも この観音さん、 できた時期が新しいため、京都の観光名所には 載っていないことが多く、ここで一度ご紹介してみようと思いました。

 昭和30年6月8日、故石川博資氏により、平和日本の建設への祈念と、殉国の英霊、太平洋戦争の戦没者を弔うために建立。
つまり、もうすぐ開眼53年目の日にあたり、
ここで 全国250万の英霊が供養されているそうです。

(昔 撮った写りのわるい写真で申し訳ないです)


小さな子供を 遊ばせてくれ、見守ってくれているような慈悲深い観音さん。場所は 清水と円山公園の ちょうど真ん中あたり、高台寺という場所にあります。

また この観音さんの左には”願いの玉”があり、うしろには ”ふぐの慰霊碑”があるんです。
京都には 料亭がたくさんあるので ふぐの毒にやられないように 食べられたふぐの怒りを鎮めているのでしょうか。
ちょっと珍しい慰霊碑です。

珍しい、というと この時期に関連して、同じこの辺りのお話で言いますと、”知恩院の忘れ傘”。
こちらの傘は、電車の中の忘れ傘とは違い、江戸時代からの忘れ傘です。

”江戸時代の大工さんが置き忘れはったんや。”と 適当な話を聞かされていましたが、この忘れ傘には 色んな逸話があるようです。
長くなりますので 今回そのお話は略させて頂きますが。
(”知恩院の忘れ傘”で 検索するといろんな方が それぞれに説明されています。)
歴史が古い分、人知れず?面白い話題の多い所です。

Posted at 14:38 | 時の舟旅(歴史) | この記事のURL
コメント(20) | トラックバック(0)

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コメント


西行桜さま

コメントありがとうございます。
>京都人は冷淡で・・・
そうでしょうね。それは わかります。
私のように ここで”遊ぶ”なんていう感覚で捉えていたのでなければ、歴史ある他の建造物のイメージを狂わすとさえ感じられていたかもしれませんね。
結構 大きいですし。

この観音さんの その後を知りませんでしたが、今そういうことになっているのですね。
しかし、勝山大仏さんのようにならずにほんとによかったです。
あちらは 拝観料もびっくりするほどで 一体いつまで続くんだろうと思っていましたが 案の定でしたね。

>タクシー会社が儲かっていた時代〜
そういう時代が もう遠〜く感じます。
Posted by:  at 2008年06月03日(火) 00:54

とっちゃんぼうやさま

いつも楽しいコメントありがとうございます。
小さい子供はけったいなこと程 夢中になるもので、とは冗談で 今、ルルさまのコメントにも書かせて頂いたようなことで夢中になっていました。
いや、やっぱり それもけったいなことで・・(笑)

先月28日、正倉院の五絃琵琶の螺鈿細工に 当時日本では使われていなかった高度な技法が用いられていたことがわかったと 奈良の正倉院事務所が発表したと 新聞で紹介されていて、その話と この観音さんの話とどちらを書こうかと思っているうち、こちらがちょうど6月にできていたことに気づき、こちらの方を書いてみました。
私のは詳しい紹介ではなくて 申し訳ないですが。

京都らしい雰囲気を楽しみたい気持ちで このお堂の中に入られると 確か中が鉄筋コンクリート作りで ”え?”と驚かれるかもしれません。

今思うと 近くの子供たちとよく行き、楽しく遊べたのは、周りのどこもかしこも古えの空気のところで ここだけが目新しい所だったせいかもしれません。

Posted by:  at 2008年06月03日(火) 00:39

ルルさま

いつもありがとうございます。
>今でも入れるのですか?
ええ、入れます。肩のあたりまでは 今でも普通に上れると思います。

不確かなので ブログには書きませんでしたが、昔 目のところまで登れて、そこから京都の景色が見えた記憶があるんです。ここが好きだったのは、その”観音さんから見た景色”が見えたところだったと思います。
でも それを見るには、少し危なっかしい登り方をしないといけなくて 多分そういう子供の危ない行動に気づいて そこが塞がれたのでは、と思います。
今は目には上れないし、見えません。残念!(不確かというのは、今そこの方でもそういうことを知らないようなので)

サークル、素晴らしい記事を色々書かれているでしょう?
少しの方だけ読むのでは勿体なくて ここで少しリンクしてみました。
Posted by:  at 2008年06月03日(火) 00:12

霊山観音、タクシー会社のオーナーが(帝産グループ)その昔建立した観音像で、完成当時京童は、冷笑してましたが、今も残っていて東山の名物、いえランドマークになっています。
ただ相変わらず京都人は冷淡で、あまり行かないところです。

福井県勝山に同じようにタクシー会社のオーナーが(別の会社ですが)造った「越前大仏」がありますが、さすがに辺鄙なところで、買主を探す羽目になっています。破産です。

タクシーが儲かっていた頃の話ですねえ。

京都は観光客が、由緒ある観音像かなと錯覚してお参りするようです。
勝山の大仏と違い、拝観料も安く、それになんといっても慈悲にあふれた柔和な観音様と言うことで、京都人は黙認しているところがあります。
新興宗教の法人となりました。

子供の頃に遊んでおられたのですか・・・。

Posted by:西行桜  at 2008年06月02日(月) 17:12

静さん、こんにちは。

<今年に入り、頭の中が 子供時代巡りしているように 子供の頃のことばかり書いている私ですが>

そういえば、話題は子どものころが多くなったみたいやね。
 ひょっとすると私の母親(90歳超えてて追憶の人)のお仲間入りしたんとちゃう?

それに子どものとき、観音さんの中入って遊んでたん? けったいな女の子やったんやな〜

だってあのお顔は余りにも柔和すぎて周囲の人間様には見られなかったような表情やから、私なんか子ども心にあのお顔が不気味で怖かったもん。
 
 な〜んちゃって、いまの言葉 プレイバック プレイバック って、周囲からいわれそうやな〜

 いやいや、「詩人静」は、子どものころと同じ純真な心を持ち続けて、京都や奈良の仏様に手を合わせてはる気高い心のなせる業。
 大切にしてくださいね。 

 話は換わりますが、私は京都の哲学の道を下がって、神宮道経由で石塀小路そして清水あたりまで歩くのは大好きで何度も経験したんやけど、そういえば「観音さま」の看板見たような気がしますね。

 今おもえばこの観音さんのことやったみたい。
 これを機に今度お顔を拝見しに行きますわ。
 また寄り道するところができたみたいで感謝します。
 ありがとうございました。
Posted by:とっちゃんぼうや  at 2008年06月02日(月) 14:39

先月も高台寺さんに行って来ましたが、観音さんの中は全く知りませんでした。
今でも入れるのですか?今度行った時に体験してみたいです。

時の舟旅、沢山書かれているのですね〜。
久し振りに拝見しましたら、興味深い事ばかりで色々読ませて頂きました。
又時間が出来ましたらお邪魔させて頂きます〜
(最近忙殺気味で、自分のブログだけで精一杯なのですぅぅ〜
Posted by:ルル  at 2008年06月02日(月) 00:57

グランパさま

再訪ありがとうございます。
しょうもない、なんてことないです。
ねねさんの嫉妬の話は有名ですね。 と言って 後の人の話だから どこまでほんとうなのか それはわかりませんが。
気が強いイメージの淀君のほうこそ ほんとうに豊臣家のために必死だったのでは、と 結果を見て 私も想像してはいますが。
>思いをこめてシャッターを〜
ああいう場所に行くと つい色々考えてしまいますね。
Posted by:  at 2008年06月01日(日) 23:16

静さま、こんばんは〜再訪です。

ねねさん、別名「北の政所」は高台寺に越してからは「家康」と密会、
誰が想像したか?小説では「淀君」に嫉妬して、徳川に、、、、
男女の嫉妬は古今問わずですね。こんな思いをこめてシャッターをきった。
しょうもないことでお邪魔しました。
Posted by:グランパ  at 2008年06月01日(日) 22:21

chuuchichiさま

いつもありがとうございます。
>先日京都に〜
そうだったのですか。それは残念でした。
でも 清水界隈を歩いていると楽しくて そこだけで時間を費やしてしまいますね。
この観音さまが他と違うのは、はじめから戦没者を弔うために建立されたというところだと思います。
意外に知られていないことですので。私も後に知りました。
Posted by:  at 2008年06月01日(日) 22:01

観音様はいつ見ても優しく慈悲深い顔をされていますね。
小さい頃に体内巡りを何度もされてきっとご利益がたくさんあったでしょうね。
先日京都に行きましたが清水さんをウロウロしていましたからもっと早く知っていればぜひ行ってみたかったです。
Posted by:chuuchichi  at 2008年06月01日(日) 20:32

メーのおばちゃんさま

いつもありがとうございます。
拝観料のこと、記憶ちがいではないですよ。
今調べてみると 200円でした。
小さい頃は ここに行く時は 大きい子たちか、おとなと一緒だったので 入れてくれていたのだと思います。か、幼児は要らないか?だったかもしれません。
遠くからのライトアップもきれいでしょうね。
Posted by:  at 2008年06月01日(日) 19:54

グランパさま

いつもありがとうございます。
「星と祭」の裏話をありがとうございます。
きっと そういう感銘を受けるだけのすばらしい観音様だったのでしょうね。
私もいつか観に行きたいと思いました。

高台寺のお庭は、心がおちつくお庭ですね。ねねさんもそういう人だったのでしょうか。
色々想像をかきたてられますね。
Posted by:  at 2008年06月01日(日) 19:48

やうちさま

いつもありがとうございます。
高台寺あたりは人気の場所ですものね。
でも この観音さんは やはりどなたも知らずに通り過ぎて行かれるようです。
周りが千年を超える歴史のあるところなので 目立たないのも仕方ない気もしますが。
きれいなお顔の観音様ですよ。
Posted by:  at 2008年06月01日(日) 19:42

3月、東山の花灯路に行き、高台寺の横に大きな観音さんがあることは知っていました。
確か、観音さんの側まで行くのには入場料が必要だったのでは?
記憶違いかな?
離れたところからライトアップされたお顔を見せていただきましたけれど・・・。
Posted by:メーのおばちゃん  at 2008年06月01日(日) 18:55

静さま、こんばんは〜

観音様ってそう観たことないですが、優しい顔していますね。

昨日の新聞で「井上 靖」さんが滋賀の観音様を一度、観てから小説を、
都度訪れで完成したとか、「星と祭」

「高台寺」は若きころ、カメラで庭を撮った。ネネさんってひたむな女性と
想像しています。
Posted by:グランパ  at 2008年06月01日(日) 18:41

ご幼少の頃は京都にお住まいでしたか・・・。
京都は大好きな土地でして、毎年一回は訪れています。
高台寺にも行っていますが、「霊山観音」は知りませんでした。
今度上洛の折には、お参りしてきます。
Posted by:やうち  at 2008年06月01日(日) 18:24

散輪坊さま

いつもありがとうございます。
この”霊山”の名前のつく所って この意味から 多分、全国にあるのでしょうね。
福島にもあったのですね。子供たちのサマーキャンプって 色んな思い出がたくさんおありなのですね。
そういう違ったお話を聞かせていただくのは楽しみです。
Posted by:  at 2008年06月01日(日) 17:43

 今回の話と全く関係ない話で申し訳ありません。
霊山と聞いてすぐに福島県の霊山町を思い出しました。
糖尿病の子供たちのサマーキャンプの手伝いに
4回東京から行きました。
福島県でも4年間仕事をしたんです。
Posted by:散輪坊  at 2008年06月01日(日) 17:25

かおりょうこさま

コメントありがとうございます。

そうだったのですか。時が経ってもあまり様子が変わらない京都でも 少しずつ変化の波が押し寄せてきている気がします。
堀川のあたりは ずいぶん前に行ったきりで 私も今思い出せません。

冬の寒さ、桜の美しさは格別ですね。
Posted by:  at 2008年06月01日(日) 16:47

私も○十年前、京都に住んでました。

冬の寒さ、枝垂れ桜の美しさ覚えてます。

堀川高校の裏辺りだったのですが、数年前行ったとき、明確には分かりませんでした。
Posted by:かおりょうこ  at 2008年06月01日(日) 16:38

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