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7月の俳句(64句) [2008年07月10日(木) ]
今年は梅雨入りも早かったですが、梅雨明けも
早そうです。若い頃の程では有りませんが、
夏は好きな季節です。
今月も日々の出来事を句にして行きたいと
思います。



(みたままつり、盆供養)
 1.多摩川を渡る緑風榧の寺     07/01
 2.本堂の藪蚊に刺さる供養かな  07/01
 3.等々力は変わらぬまゝや半夏生 07/01
 4.水無月や河童地蔵のお賽銭   07/01
 5.夭折す義父の命日迎え盆     07/14    
 6.家々の門辺に煙る魂送り     07/16
 7.川風に御霊送りの香流る     07/16
(南風吹く)
 8.南吹く木々のさやぎの喧しく   07/03
 9.南風吹けど妻はパッチの針仕事07/03
(市民少年剣道大会)
 10.勝ち上がる子に声援のうちわ風07/06
 11.手に汗を握る声援母の声    07/06
 12.試合終え口惜しき顔に涙汗   07/06
 13.審判の旗振る腕も汗に濡れ  07/06
(七夕の日)
 14.麦茶など如何と声の階下より  07/07
 15.七夕の願いを濡らす小雨かな  07/07
 16.目を病みし子を送り行く夏の雨 07/07
(難病発覚)
 17.難病の診断聞きぬ夏の夕    07/08
 18.傷心の子の心おや梅雨の闇   07/08
(剣道夏稽古)
 19.教え子の子は1歳に夏稽古    07/08
 20.ほとばしる汗がぶつかる体当たり07/08
 21.夕焼や出稽古に行く川向こう   07/14
 22.目に汗の沁みて打ち込む面一本07/14
 23.新入りの又1人増え夕焼す    07/15
 24.稽古着を脱げば日焼の子等ばかり07/15
 25.稽古終へ汗に濡れし夏袴     07/19
 26.眠そうな子等来て夏の朝稽古  07/23
(梅雨明け近し)
 27.青柿の葉陰に育つ陽射しかな 07/09
 28.初蝉の声遠く聞く厠かな     07/09
 29.曇天の崩れて梅雨の明け近し 07/09
 30.初蝉の声遠く聞くしじまかな  07/09
 31.昼飯の後は昼寝となりし今日  07/10
 32.白鷺の首振り忍び歩きかな   07/10
 33.明けきれず曇天蒸せる暑さかな07/17
(剣道山梨研修会)
 34.朝稽古負けず一声ほととぎす  07/13
 35.稽古終え散歩の道や青林檎  07/13
 36.ワイナリー向う坂道青葡萄   07/13
(夏の日)
 37.甚平を着てなお父に近付けり  07/16
 38.水打てば忽ち草木シャンとして 07/16
 39.打ち水に機嫌を直す妻なりし  07/16
 40.吾が髪は伸び放題や蝉時雨れ 07/17
 41.朝曇り築地に向う母娘かな   07/17
 42.西瓜食べ夫婦の諍い治まりぬ 07/18
 43.夏休み朝の公園に子等の声  07/19
 44.隠れ木に頭隠して兜虫      07/19
 45.デパートは涼みがてらの客ばかり07/20
 46.冷蔵庫肝心な時に壊れおり   07/23
 47.夏休み入りて忙し子供達     07/23 
(孫を迎えて)
 48.かき氷掻いて孫等を迎えけり  07/20
 49.行水の子等に水掛く若き母   07/20
 50.やぐら太鼓聞きつつ孫は眠りおり07/20
(盆踊り)
 51.八木節の音頭も混じる盆踊り  07/20
 52.夜もすがら浴衣姿の渦踊る   07/20
 53.お多福の面が浴衣の背で笑い 07/20
 54.踊るほど浴衣の裾の乱れおり 07/20
(居合抜き)
 55.酷暑切る抜きつけの音ビュッとして7/21 
 56.血振りして引く右足に汗滲む  07/21   
 57.納刀の鞘引き決る夏袴     07/21
(句友逝く)
 58.花りんご香り残して散りにけり 07/24
 59.惜しまれて逝く人の有り蓮の園 07/25   
 60.夏の雲見上げば逝きし人に似て 07/25   
 61.蛍火のふわりと浮いて闇に消ゆ 07/25
(九段坂下)
 62.濠端に蝉の時雨れや九段坂   07/29
 63.お濠端見下ろす先に蓮の咲く  07/29
 64.百日紅変わらぬ花の紅の色   07/3

    



 


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7月の短歌(975〜1000首) [2008年07月10日(木) ]
梅雨明け間近か、いよいよ暑い夏到来です。
2年前の4月に、ここで誘われて始めた短歌も、
目標の1000首に後僅かとなりました。
何とか今月中に満願としたいと思います。
 

 975.「青春も朱夏・白秋の時も過ぎ
             玄冬の世を今5年過ぐ」    07/01
 976.「盆供養檀家集いて榧寺の
              本殿深く読経響けり」    07/01
 977.「多摩川の川面を渡る緑風
           お墓に眠る父母に届けと」    07/01
 978.「価値観の違いの溝は埋め難く
            心通わぬまゝに夏入る」    07/02
 979.「垣に這う西瓜の蔓は伸び伸びと
           雌花雄花の咲き揃いたる」    07/03
 980.「黒西瓜垣根に這えば蜂蝶の
         雄花雌花に飛んで停まれや」    07/03
 981.「初夏の陽に鉢植えトマト実を結び
           黄色に熟す小粒なりしも」      07/03
 982.「農薬も科学肥料も使わずに
           庭に実りし黄色きトマトよ」    07/04
 983.「多発性嚢胞腎と診断さる
          難病となりし義理の息子よ」    07/05
 984.「手作りの梅ジャムとろり食パンに
             付けて食せば心豊に」     07/07
 985.「梅雨明けの近く思わす夕焼けに
           ねぐら目指して烏帰りぬ」     07/07
 986.「合宿まで1月切ればぼちぼちと
             剣道会の準備始めぬ」     07/07
 987.「曇天の雲間に覗く青空に
              夏到来の近きを思う」    07/09
 988.「梅雨明けを待ち切れないか初蝉の
                 声喧しく巷に響く」    07/09
 989.「甲斐駒の裾野に響く激剣に
          負けじと一声ホトトギス鳴く」    07/13 
 989.「甲斐路行くバスの窓辺を擦れ擦れに
             青き葡萄の房迫りたる」    07/13  
 990.「菩提寺の大榧の木揺るがせて
             御霊送りの読経流れる」    07/15 
 991.「読経に和して巨大な木魚打つ
         小坊主の背に汗のにじ滲みて」    07/15  
 992.「本尊の大日如来に額ずいて
               血脈頂く檀家宗徒よ」    07/15  
 993.「本殿の右に古代の蓮咲きて
               千年の命繋ぎ匂えり」    07/15
(全日本少年武道錬成剣道大会) 
 994.「九段坂桜並木の蝉時雨れ
            防具担ぎし少年等が行く」    07/29
 995.「北の丸御門潜れば目の前に
            武道のメッカ武道館見ゆ」    07/29 
 996.「会開の入場行進粛々と
          武道館広間埋め付くして行く」    07/29  
 997.「全国の鍛え抜かれし六千の
              少年剣士ここに集えり」    07/29    
 998.「16の試合場をば一斉に
           闘いの火蓋気って落とさる」    07/29  
 999.「全力を尽くし敗れた子供等に
            武道館の灯が優しく包む」    07/29  
(千首達成!)
 1000.「念願の千首作成今為せり
            852日目の午前の事なり」    07/31
  
 




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