昨日までの暑さが嘘のように心地良い風が私の頬にあたっている。

「秋を感じるわね。」と「奥」が言った。
彼女の様な鈍感な女でも季節の移いは心に響くのだろうか。

食欲最優先の長女たま(仮名)が、「パパ、そろそろお昼にしてもいいんじゃない。」
と、早くも指示が出る。「海に来たのだから地魚がいいわ。」「当然、おいしい店調べてあるのでしょう。」
「ホテルで夜、食べるお茶うけに何か欲しいわ。」

私の周りの喧騒と退廃は付いてきたようだ。
次女らん(仮名)は少し車酔いしたようだ。敵の攻撃力が低下してるうちにさっさと昼飯をすます。
ビールを飲ませ,たま(仮名)の攻撃力も少し軽減することも忘れない。(この辺は充分心得ているのだ。)
車で10分くらいのところの独歩の湯へ行き、1時間ほど9つある、‘足湯‘を堪能させ、さらに足つぼマッサージと次々とカードをきっていく。(手の内を読まれないことが肝心だ。)
普段なら、「ここいらで、お茶でもどうですか。」と言うところだが、今日は言わない。
(腹を空かせてホテルの食事をおいしく感じさせる作戦だ。・・・空腹は最高の調味料である。)
チェックインをすると女性陣に温泉を勧め、私も浴衣を持ってさっさと入浴する。
この旅で唯一、心の安らぐ瞬間だ。大きな掛け流しの浴槽に、心の汗まで流す。
生き返った。
夕食は我が家の基準では、超超豪華な設定にしてある。ここで予算をケチルと生命に関わるからだ。
付け出し、茶碗蒸し、お刺身、金目の煮付け、焼き赤いか、ビーフシチュウ、伊勢海老の船盛り、あわびの踊焼き
食後のデザート。それにビール。
生ビールでなく、ビンビールであることに、たま(仮名)からクレームがつく。
アア、1点マイナスだ。
次女のらん(仮名)から、今度は量が多過ぎて食べきれないとクレーム。
長女‘たま‘(仮名)、次女‘らん‘(仮名)。二人合わせて‘たまらん‘だ。【ざまー見ろ】
たっぷりお食べいただき、ぐっすりとお休みされたので翌朝は疲労が残ると私の仕事に差し障りがあると恐る恐る申し上げ、ゆっくりの朝食の後、10時のチェックアウトで帰京した。
其疾如風、其徐如林、侵掠如火、難知如陰、不動如山、動如雷霆。
私の戦いは終わった。
Posted
at 18:24
| nikki
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」と言い出すことは明白なので、ジッと我慢。。。。。。。。


















フニャ、ドカ〜〜ンです。








