第三章(10)
照見五蘊皆空 度一切苦厄
「一切」は「一」を切る・・・。
全てを切る、という訳でも通じる。
「度一切苦厄」
「苦厄」の全てを切って渡す。
これでも意味は通じる。
だが、ワシはヘソ曲がりだ。
それでは面白くない。
ワシは「切」を「幻」と訳してみた。
すると「(どうせ)全て幻の・・・」となる。
これも、オリジナルの訳だと思うぜ。
ならば「度」も「勝手に渡ってしまう」ではイマイチ。
ここは「どうにか、なるもんだ」と訳そうぜ。
これでこの章の一文の意味が解りやすくなる。
何しろ、ケモノや妖怪などに話しているのだ。
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