土曜日のお昼、職場の有線放送で次のようなアナウンスがありました。
「きょうお昼前、何処どこに熊の足跡が発見されました。ご注意ください。」
はて、今は冬眠しているはずなんだが。お腹が空いて寝てもいられないので人里へ餌を求めてやってきたのであろうか。
平成4年1月14日(火)の夕刊に、こんな記事が載っていたそうです。
「オラこんな山いやだ 雑木消え腹ペコ眠れぬ 真冬なのに里へ・・・射殺」ツキノワグマ 環境破壊に悲鳴
最近でもこのような話はしばしばあります。
なぜこのようなことが起きてきたのでしょうか。
昨今の森は、人間の勝手で、無数の野生生物の宝庫となる自然林は破壊され、動物の餌となるような実のなる木は伐採され、スギやヒノキの人工林で埋め尽くされた結果、動物の餌とねぐらは奪い去られてしまいました。
こうなると動物は餌を求めて人里へ降り、人間と鉢合わせて射殺され、絶滅の危機にあります。
熊は私たち人間に危機を教えてくれているのではないでしょうか。このままにしておけば何時か人間が絶滅の危機に陥ることでしょう。熊の棲む豊かな森を次世代へ繋ぐことは私たちの義務です。そのために私たちができることは何か、一人ひとりが考えなければならない問題です。
私たち人間も動物も、この地球に住まわせてもらっているのです。高等動物であるヒトは地球を支配しているから何をやってもいいのだ、というおごりは破滅に通じます。
「宇宙船地球号」は全ての生きとし生けるものの掛け替えの無い財産なのです。
この熊は山形県の佐藤さんという方が、はぐれていた仔熊(クロちゃん・メス)を保護し、佐藤さんの家族と共に暮らしています。本来ならば親熊と一緒に豊かな自然林の中で幸せに暮らしていたことでしょう。
画像は、「日本熊森協会」から出版された冊子「クマと もりと ひと」から引用させていただきました。
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at 15:51
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今までも数回このような有線放送がありましたが、「困ったもんだ」くらいにしか思いませんでしたが、
世の中には破壊された自然を元通りにしようとする人々が居るのを認識し、果たして自分には何ができるのだろうと考え始めました。
o-san さん
人間の英知というものは物凄いものがありますが、それだからこそ生きるもの全てを生かせるようにすることが、ヒトに与えられた使命とつくづく思います。
赤倉 稔 さん
テレビドラマで「エジソンの母」というのをやっていますが、子供が母親に「何で金持ちの人とそうでない人が居るの?」と質問したそうです。
いくら金持ちになっても、何かを犠牲にした引き換えでは気持ちのよいことではありませんね。
遊歩さん
地球誕生以来40億年ですか、気の遠くなるような時間ですが、たまたま今は人間が一番高等動物ですが、これから人間よりもっと優れた生き物が進化するかもしれません。強いものが弱いものを助けることは、本当の優しさだと思います。