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「氷の華」  [2008年09月08日(月) ]
松本清張作品を映画化・ドラマ化したものはたくさんあるが、繰り返し見たのは『砂の器』。1ヶ月ぐらい前にもYSUTAYAでレンタルして見た。

テレビでは主役の和賀英良を田村正和・佐藤浩市やSMAPの中居君が演じたが、私はやはり加藤剛さんが演じた映画が一番のお気に入り。寒風吹きすさぶ海辺をさまよい歩く父と子のバックに流れる津軽三味線のシーンは何度見ても胸に迫る。

昨日と今日二夜に渡って放送されたテレビ朝日開局50周年記念『氷の華』。演奏を終えたピアニストが聴衆のスタンディングオベーションに応える中をゆっくり階段を下りてくる刑事二人。このラストシーンは『砂の器』とダブルものがあった。

それもそのはず。『氷の華』の原作者天野節子さんは「女性版松本清張」と言われているとか。62歳の女性の処女作。当初は自費出版という形で書店に並んだが、あまりの反響の大きさから商業出版として再刊行されたのだそうだ。

天野節子さんは元幼稚園教諭。「それぞれの時代に自分のやりたいことをしてきましたけれど、それでも自分の住んでいた世界はあまりにも狭かった。そこで何かひとつ、今までに経験しなかった世界を経験したいなと。それが、書くということでした」と語っておられる。

私は50歳で運転免許を取った。60歳の誕生日にはパソコン教室に通っていた。自分なりに頑張っているけれど、いまいち大きく羽ばたくことがない。「ほとんどの人はそうじゃないの。まあ、そこそこで・・・。」と友人と互いを慰めあった。




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ご奉仕?  [2008年09月07日(日) ]
午前3時からのサッカーW杯予選を見るために、ちょっと一眠り・・・と思ったら、なんのなんの、目が覚めたらすっかり夜が明けていた。でもまあ、3−2で勝利したから良かった、良かった。夜中に起きることに気を取られていたから、ブログを書くのもすっかり頭から飛んでいた。いくつかを平行して考えられないのは老化現象の一つか?

続けてきたパートも今月末で終了。1年を超えて雇用しないという決まりがあるとのこと。仕事に慣れた人に来てもらった方が能率的だと思うのだが。

10月からはもう一人のパートさんが新しいパートさんと組んで仕事をすることになるが、正直ちょっと心配。もう半年も経つのに仕事の段取りは理解していないわ、細かいミスを連発するわ・・・。そのたびに相談員さんからの苦情を聞かされて、うんざり。「私の責任じゃないわよ!本人に言ってよ!」と言い返したくなるが、そこはグッとガマンして「すみません。」と謝る。半年先輩の私の説明の仕方がまずいせいもあるのかもしれないから。

昼休みの雑談中、こんな会話が交わされた:
「こんなにミスの多いパートさんは初めてやなあ。」
「こんなに年配のパートさんは初めてやから。今まではもうちょっと若かったでしょう?」

個人情報を遵守すべき職場ということもあるのだろうが、これまで一度も年齢を聞かれたことがない。実際にはパート二人は同い年なのだが、普段の会話から想像するに、私のことを実年齢よりもかなり若く見てくれていそうだ。だから。私の前でこんな会話が交わされるのだろう。若く見てもらえて嬉しくないことはないが、60歳を超えた人はやっぱり・・・と、ひとくくりでダメ出しされるのはいい気分ではない。

友人達に「そんな時給で、何でそこまで頑張らんなあかんの?」と言われ続けて1年。そう思わないでもないけれど、性分だから仕方がない。あと残りわずかの出勤日、ご奉仕しよう!

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自分が標準?  [2008年09月05日(金) ]
昼休みに、ある男性職員が腕時計を忘れたことをとても気にしていた。聞くところによると、入浴中以外はずっと身につけているのだという。私達が「帰宅したらすぐ外す」と言ったら、とても驚いていた。日本全国の人が、お風呂以外ではずっと腕時計をしていると信じていたそうだ。「そんなはずないだろうが・・・。いい年して何言うてんねん!」と心の中でダメ出し。

その男性職員は結婚して35年、奥さんに指輪を買ってあげたことがないとのこと。婚約指輪も無し、結婚式のときも指輪の交換はしなかったそうだ。お金がなかったからではなく、自分が指輪が嫌いという単純(わがまま?)な理由。奥さんも結婚以来指輪の件で不満を言われたことがないのだとか。「ふつう、式は挙げなくても、指輪は買うでしょう?」と言ったら、「そんなことどこで決まってるの?」と問われて、返答に窮した。

改めて問われると説明できない。またまたインターネット頼み。

なぜ、指輪をするようになったのか?
指輪の発祥の地といわれる古代エジプトで、円形が永遠・不滅・復活のシンボルとされていたから。円を具象化したものを肌身つけて永久の幸せを願いたいという気持ちから指輪が作られるようになり、広く用いられ始めた。婚姻の証に指輪を贈るようになったのは紀元1世紀前後、古代ロ−マの時代ではないかといわれている。

左の薬指に結婚指輪をはめるのは、指の中で一番動きが少なく、リングを落としてしまう可能性も低いから。また、左の薬指は最も心臓に近い指なので、古代エジプト信仰の"命にかけて神にこの愛を誓う"という意味が今に伝えられたともいわれている。

今ならセクハラと言われそうだが、私達の若い頃は「まだ結婚しないの?」という質問が当然のように浴びせられた。周りがどんどん結婚して取り残されそうだった私は、結婚して左手薬指にプラチナのリングが収まったときはホッとした気分だった。結婚指輪は既婚者・・・少なくとも女性は全員がするものと思っていた。

自分が標準、自分が正しいと思い込むのは間違いだと、いまさらながら気づいた、ちょっとバカバカしいお話。


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小池百合子さん出馬?  [2008年09月05日(金) ]
自民党総裁選に出馬予定の顔ぶれが固まりつつあるらしい。麻生太郎・与謝野馨・石原伸晃・小池百合子の各氏。

結果は決まったようなものの感があるが、注目されているのは小池さん。今夜の時点ではまだまだ含みを持たせた言い方だったが、その気十分と見た。いよいよ女性が初めて総裁選に出馬。話題性だけで終わることのないように、自分の考えをしっかり主張してもらいたい。

決して小池さんを応援しているのではないが、小池さんのファッションはまあ支持できる。ミニスカートが気にならなくもないが、他の女性議員のように、赤・黄・ピンクのようなド派手な、品のないスーツを着たりしないところはいい。

『初の女性総理誕生か?』などと早くもメディアは取り上げているが、古来より日本にも国を動かしてきた女性リーダーはいた。卑弥呼・神功皇后・推古天皇・「尼将軍」北条政子。春日局もある意味では国を動かした女性リーダーのひとりとみなしていいかもしれない。

近い将来、小池さんもこれら歴史上の人物に仲間入りする日が来るか?でもくれぐれもスキャンダルには注意!アメリカの副大統領候補ペイリンさんも指名された途端に、17歳の娘が妊娠中だの、無許可で釣りだの、夫に逮捕歴があるだの、いろいろなスキャンダルが吹き出している。

まあ足の引っ張り合いは女性に限ったことではないのは福田総理の退任劇でも明らか。もしかしたら男性社会の方がドロドロしているのかも。

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「あなたとは違うんです!」  [2008年09月04日(木) ]
「会見がひとごとのようだ」と記者から指摘され、「私は自分のことは客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです!」と気色ばんだ福田総理の1日夜の辞任会見での発言がインターネットで沸騰。ブログでも無数に取り上げられたそうだ。

「今年の流行語大賞はこれで決まり!」なんて声も。もし大賞に選ばれたら、総理(いやその頃は「元総理」)は授賞式に出席・・・なんてことはないよねぇ。

それどころか、2日にはショッピングサイトで「あなたとは違うんです!」Tシャツやマグカップ・トートバッグが売り出されたとか。実際に写真で見たが、着たいとも、それでコーヒーを飲みたいとも、持ち歩きたいとも思わなかった。購入する人なんているのだろうか?

面白かったのは、総理の言葉にひっかけて、「あなたが『あなたとは違う!』と言ってやりたい人」ランキングのサイト。まだ今投票中だから、順位がどんどん変わっていくが、上位にランキングされているのは、「職場の上司」「同僚」「部下」「恋人」「隣人」・・・まあ納得。

母親は入っていないのに「父親」がランキングされているのは何だか気の毒。笑ってしまったのは「みのもんた」が実名では唯一ランキング入りしていたこと。誰も思いは同じ?

私が今「あなたとは違う!」と言ってやりたいのは、もちろんあの人。あとしばらくでお別れだから、ひたすらガマン、ガマン。

Posted at 01:41  | この記事のURL
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「おくりびと」  [2008年09月02日(火) ]
地下鉄の中の仏壇店の広告にまで載せられているこのポスターと、『おくりびと』というタイトルに惹かれて試写会に応募したら、招待ハガキが送られてきた。



作品情報には次のように書かれていた:

リストラされたチェロ奏者・大悟(本木雅弘)は、故郷に戻り、求人広告を手にNKエージェントを訪れる。しかし、そこの社長・佐々木(山崎努)から思いもよらない業務内容を告げられる。それは、遺体を棺に納める“納棺師(のうかんし)”の仕事。妻の美香(広末涼子)には冠婚葬祭関係=結婚式場の仕事と偽り、見習いとして働き出す大悟。だがそこには、様々な境遇のお別れが待っていた…。新人納棺師の日々と、葬儀に集まる多彩な人々を描く、ユーモアあふれる感動作.。

この最後の表現がまさにぴったり。客席全員が同じ場面で笑い、同じ場面で涙し、久しぶりに「良かったなあ。」と心から思える映画だった。

これまでに何人もの身内を見送ってきたけれど、どのように納棺されたのか、思い出せない。気がついたらお棺の中だったような・・・。3年前の母の場合は通夜の日の早朝、どこかに運ばれて、戻ってきたときは薄化粧をしてもらって、亡くなる直前よりもちょっとふっくらした感じで、お棺に納まっていた。正直ちょっと違和感を感じた。

あとで聞いたところではエンバーミングという処理をしてもらったとのこと。エンバーミングは、故人を生前元気だったころの自然な状態に戻す科学的な技術。この処置をすることにより、故人と接することによる感染症を予防したり、腐敗防止というメリットもあるそうだ。

「納棺師」という職業があることを、この映画で初めて知ったが、本木君の流れるような所作の見事なこと。人生の最後はこのような優美な所作で見送られたいと思わせる作品だった。

Posted at 23:02  | この記事のURL
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防災の日  [2008年09月02日(火) ]
『TVタックル』を見ていたら急に画面が記者会見場に変わったので一瞬VTRかと思ったら、そうではなく福田総理辞任会見とのこと。ア然としていたら、外では大きなベルの音。あわてて廊下に出たら警報器が鳴り響いている。各戸から住人が顔を覗かせているが、避難するわけでもなく、「何事?うるさいから早く警報器止めてよ!」といった空気が流れていた。

かなりの時間鳴っていたが、鳴り止むまで廊下にいた人はちらほら。結局何事もなかったようで一安心したが、おかげで総理の会見を半分しか生で見ることができなかった。福田総理は次々にやって来る災害(?)を防ぐのに疲れてしまわれたのだろうか?

今日9月1日は防災の日。、1923年9月1日の関東大震災に因んで制定された記念日。また9月1日は年にもよるが、二百十日になることが多く、“災害への備えを怠らないように”との戒めを込めて1960年に制定された。

いつもこの日になると、いざという時に備え避難場所の確認や非常持ち出し袋を用意しておかなければ!と思うのだが、全く備えなし。開催中の東急ハンズのハンズメッセで取り扱っていないか、明日行ってみることにしよう。

Posted at 00:28  | この記事のURL
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ピアノ演奏会のマナー  [2008年08月31日(日) ]
外山啓介さんの演奏会に行ってきた(と言っても、友人が誘ってくれたのであって、予備知識ゼロ。)

1984年生まれ。北海道札幌市出身。現在は東京芸術大学大学院修士課程在学中。2004年の第73回日本音楽コンクール・ピアノ部門の覇者であり、今後の活躍が最も期待されるピアニストの一人だそうだ。写真の通り、長身で、イケメン。満席の理由はここにもあり?

前半はドビュッシー、後半はショパン。こういう機会でないと、ほとんどクラシック音楽は聴かないが、ゆったりとした、豊な時間を過ごすことができた。誘ってくれた友人に感謝!

私はいつも通り普段着だったが、聴衆の中には、「この日のために揃えました!」というドレッシーなファッションの人も目に付いた。「大層な格好をして!」と思ったが、クラシックの演奏会に行くには、どんな服装がマナーなのだろうか?

帰宅してネットで見ると、『やはりそれなりにお洒落をしましょう。 大勢の人が集まるところですし、他の人からも演奏者からも注目を浴びているのですから。しかし、タキシードやロングドレスというのは、会社からそのまま直行したり、公共の乗り物に乗ることを考えると現実的ではありません。ここは、普通に道を歩けて、少し華やかな格好というのが無難なのではないでしょうか。海外旅行の際には、着物をお召しになると注目を浴びること請け合いです。』とあった。

そういえば、最近華やかな格好にとんと縁がない。

Posted at 19:55  | この記事のURL
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思い出のメロディ  [2008年08月30日(土) ]
帰宅してからテレビをつけたら、あるクイズ番組で映画『鬼龍院花子の生涯』での名台詞は?という質問の解答に夏目雅子の映像が流れた。「なめたらいかんぜよ。」 何度見ても凛とした美しさにうっとりしてしまう。

それからしばらくしてNHK『思い出のメロディー歌こそ永遠の愛』でドラムをたたきながら歌う石原裕次郎の映像。「嵐を呼ぶ男」から今年で50年だという。

他にも懐かしい歌が次々。自分がそれらの全部を知っていることが恐ろしい長く生きてきたんだなあと改めて思ったり・・・。

思い出のメロディに本人が出てきて歌うのはいいのか悪いのか。昔とのギャップに唖然とする人もいたりする。音程が不安定だったり、高音が出てなかったり。衣装は若々しいが、アップになると、見てはいけないものを見たような気がして、なんだかこちらが申し訳ない気になったりする人も・・・なんて他人のことを言えたものではないが。

司会の松坂慶子さんにお願い。もう少しダイエットしてください。編みタイツ姿で「愛の水中花」を歌ってくださいとは言いませんから。

Posted at 23:02  | この記事のURL
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♪富士は日本一の山♪  [2008年08月29日(金) ]
何度見ても、そのたびに感激するものがあるが、その代表的なものが「富士山」。飛行機から、新幹線から、チラッと見えた、もうそれだけで乗った甲斐があると思ってしまう。

一生に一度でいいから富士山の頂上に立ちたいと思っていたが、駅の階段を昇っただけで息切れするようでは・・・。

週刊文春の今週号に北尾トロさん(申し訳ないが名前を初めて聞いた)が、友人の還暦記念に一緒に富士登山をした話を書かれていた。

5合目付近は大混雑だったそうな。実はもう何十年も前になるが、5合目まではバスで行ったことがある。そのときもまるで何かのイベント会場かと思えるほど人、人、人。大昔でさえそうだったのだから、今の混雑ぶりはさぞや!

北尾さんは標高3000mあたりから頭痛と痺れが始まり、結局山頂には到達できず。だが、山頂に到達した還暦の友人によると、あまりの混雑で8合目から頂上まで6時間もかかり、頂上には何軒もの茶屋があり、俗っぽい感じで、厳粛な気分を味わうどころではなかったそうな。やはり富士は遠くから眺めるのが一番ということか。

5合目に行くバスに乗ったとき、富士五湖めぐりの途中だった私達は短パンにTシャツ姿。他の人達は結構着込んでいた。「そんな格好で大丈夫?」との問いかけの意味がわかったのはバスを降りてから。寒さに震えて、建物に駆け込んだ。

2日前に「富士山に初冠雪」のニュース。一緒にそのニュースを見ていた友人は「もう雪ってか?まだ夏やんか!」と言ったが、私は大いに納得した。

Posted at 20:48  | この記事のURL
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