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アンカーウーマン[2008年08月03日(日) ]
もう10年以上前になるが『アンカーウーマン』というアメリカ映画を見た。

ミッシェル・ファイファーが地方の短大から経歴を偽って、フロリダの放送局に雑用係の事務員として入社する。そして、ロバート・レッドフォード演じる上司にかわいがられて、アンカーウーマンにまで出世する話。

当時は「そんなにうまくいったら誰も苦労はしないよ!」なんて感想を持ったものだ。

アンカーはニュースキャスターとほぼ同じ役割を指す語。現場で取材したニュース素材が、記者、編集者、技術者らを介してまるでリレー競技のバトンのように受け渡され、最後に番組の出演者(アンカー)から視聴者に伝えられる様子から、そう呼ばれるようになったそうだ。男性をアンカーマン、女性をアンカーウーマンと呼んでいたが、今はアンカーパーソンに統一されているそうだ。

日本の「アンカーウーマン」といって名前が浮かぶのは、小池百合子・野中ともよ・田丸美寿々・井田由美・安藤優子・小谷真生子さんなどだが、やはり私にとって一番印象深いのは櫻井よしこさん。

その櫻井さんが『たかじんのそこまで言って委員会』という番組に登場。いつもなら激しくツッコミを入れる海千山千のコメンテーターたちが、その物静かだが、よどみない話ぶり、凛とした雰囲気に圧倒されたのか、黙って話を聞くという、この番組にはめずらしい光景。

多くの分野について、すごく勉強されていて、自分のゆるぎない信念の元に発言・行動されているのには感心したが、私の思っていた櫻井さんとはかなり異なった意見の持ち主であることを今日の番組で知った。竹島の問題にしても、中国に対しても、憲法9条についても、後期高齢者医療制度についても。

私はニュースキャスターは中立の立場で事実を視聴者に提供し、視聴者が考えるヒントを与えるべき人と解釈しているので、いかにも自分の考えが正しいというようにわめき散らす某局のキャスターは好きではないが、そんな「動」に対して「静」のイメージだった櫻井さんの意外な一面を見た思い。

Posted at 23:27 | この記事のURL
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自分も、最後に書かれた、「中立で事実を視聴者に提供」して欲しいと考えるものの、そのような評論家やコメンテイターは皆無に近いと感じますね。せめてバランスの取れた良識を聞かせて欲しいが、マスメディアの意向に沿うよう発言する人が多い中、桜井よしこ氏はおっしゃるように、静かながらも毅然としていて、深い教養を感じる好ましい有識者と感じます。
Posted by:時の風  at 2008年08月04日(月) 09:34

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