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〆張鶴[2008年12月29日(月) ]
冬晴れの暖かい一日。年末行事の一つである実家の墓へお参り。松竹梅の入った仏花を供えて、迎春準備完了。

檀家寺へ行く途中に中学時代の同級生が経営する酒店がある。○○酒店ではなく、「○○酒家」としているところが、彼のこだわり。

「久保田」「八海山」「越乃寒梅」など、私でも知っていそうな有名な日本酒の看板がいくつも屋根に掲げられているが、その中の1枚を見て、数年前の同窓会のあとのことを思い出した。

同窓会のあと数人で「酒家」を訪問。日本酒についての薀蓄を長々と聞かされたあとに供された日本酒のまあ美味しかったこと!「〆張鶴」という銘柄。

新潟県村上市の創業文政9年(1819年)という宮尾酒造のもの。酒造元へ何度も足を運び、やっとのことで手に入れた貴重なお酒とのことだった。保管にも気を使い、専用の冷蔵庫を作ったとも言っていたと思う。

〆張鶴の名は、酒を神聖視して〆縄を張る〆縄と当時の若鶴の鶴を取って〆張鶴とされたと伝えられているそうだ。

お正月用に奮発しようかとも思ったが、頑固な店主に、「味のわからない者には売らない!」などと言われそうで素通り。

夫の実家では、正月用の乾杯は「白牡丹」の樽酒。東広島市西条のお酒。

結婚して初めて夫の両親が我家を訪れることになったとき、白牡丹を用意するように言われ、デパートを全部回ったが見つからず、今のようにインターネットで調べることもできず、「郷に入れば郷に従えよ!関西のお酒を飲んでもらってよ!」と、夫の友人が勤務している小西酒造のものにした。

当時は「お酒なんて何でも同じよ!」と思っていたが、「〆張鶴」を飲んで以来、もう少し「白牡丹」を用意する努力をして、夫の親孝行に協力すればよかったと反省した。

Posted at 22:54 | この記事のURL
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