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蘭亭序[2008年08月06日(水) ]
 書聖と仰がれる王義之の「蘭亭序」が、日本初
公開となった。

 この名品は、全324字。 自身も最高傑作と
認めたといわれる文は、行書の入門書としても
第一級の書である。
(ただし真蹟は失われているので、展示品は中でも
もっとも近いといわれる臨書(書き写し文)である)

 『 永和九年三月の初め、蘭亭に才能溢れる
  詩人達が集まった。この風光明媚な地で、
  曲水の宴に一遍の詩を作ることは楽しい。
   あたりの情景を愛で、見ること聴こえるこ
  とを存分に極めようではないか。互いに詩
  を練る行為は異なっても、心が意のままに
  なるときは老いが近づくことも分からないほ
  ど楽しい。
   しかし心は移ろい易く、まして人の命も短い
  ことを思うとこれをどうして悲しまないでいら
  れよう。
   昔の人が感慨を述べた詩文は今、我々に
  感動を与える。そこでここに集まった人々の
  名を列記し、それぞれが述べた詩を書き留
  めておこう。時世が変わり事柄が異なっても
  後世の人の感動の源はきっと同じであろう
  から』

 蘭亭序に書かれている内容は、大意このような
意味です。
 ここでの「蘭亭」とは中国の浙江省にある名勝地。
「序」とは序文のこと。永和九年は西暦353年。
1650年以上も前の詩文となります。
 また「曲水の宴」とは、曲がりくねった小川の周
囲に座り、上手から流れてくる杯が自分の前に
流れてくるまでに詩を作るという遊びで、詩がで
きなければ大杯で飲み干す罰が
ある。(酒飲みには堪らない罰です)
 そして、この草稿を書いた王義之も興に乗り
随分酔っていたと言われ、酔いが醒めてから序文
を何度書き直してもこの草稿以上の序文が作れず
そのまま残したと言われます。

漢字の素養など少しも持ち合わせていないが、
見るからに達筆な文や美しい字体を見ると、
素直に感動できるものである。
自分の知らない美しくも深い世界があることに、
頷きながら一緒に巡る人とともに、STAGEからの
抽選招待状に感謝。

Posted at 16:23 | イベント | この記事のURL
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コメント


ラッコさん

ようこそ。
王義之は書聖として名だけは知っていました。
意識してみたのは今回が初めてです。
近づいて一字一字見ると美しいですよ。

故宮博物館は、そうですね2つあります。
双方を巡る旅など可能性がでてきましたね。
Posted by:湘南ジョガー  at 2008年08月07日(木) 11:24

はじめまして。
王義之の書は台北故宮博物館でいくつか見た記憶が有ります。凡人のレベルではこんなのを不朽の名書というのか、ふ〜ん。。。実感が今ひとつでした。
それにしても故宮博物館が二つあると言う事は合わせたら凄い数の芸術品になりそうです。
さすが4,000年の中国ですね。
Posted by:ラッコ  at 2008年08月07日(木) 10:38

chuuchichi さん

あ、なるほど、名画ですね。それと同じです。
漢字という絵を鑑賞してきました、と。
一字一字を見ると本当に美しいです。
こんな字が書けたら嬉しいのだけれど、適わぬ
夢でしょう。
Posted by:湘南ジョガー  at 2008年08月07日(木) 10:19

曲水の宴は毎年万葉の森公園で開かれています。
私も書や詩などの素養はありませんのでよくわかりませんが、この様な書などは名画と同じなのでしょうね。
Posted by:chuuchichi  at 2008年08月07日(木) 09:43

浅間山太郎さん

書の世界は興味が持てました。
なかなか魅力的な世界です。
こんな風に一流の事物に出会うと、受ける
その感銘度が違うように思います。

これは悠久の世界をイメージさせますね。
Posted by:湘南ジョガー  at 2008年08月06日(水) 22:44

こんばんは。書の世界は良く解りませんが「描く」事の素晴しさは格別ですね。
平安時代櫻の下の小川で貴族が詩を詠み盃に乗せて流し送る様が想像できますね。
ジョガー様の解説も素晴しく,楽しく拝聴仕りました。ありがとうございました。
Posted by:浅間山太郎  at 2008年08月06日(水) 21:42

チャッピーさん

蘭亭序のコーナは人が溢れていましたね。
書の名品は、何か心が落ち着く感じがします。
書く人の気持ちが伝わるからでしょうか。
毛筆の凄さ、書の空間美など、暑い日でしたが
心に残る時間でした。できればお出かけ
ください。
Posted by:湘南ジョガー  at 2008年08月06日(水) 20:35

静さん

知らない世界を垣間見ることはドキドキします。
蘭亭序をインターネットで検索しましたら、
あるある、際限のない絶賛です。
ホントよい書をみることができました。
少し心が広がりました。
Posted by:湘南ジョガー  at 2008年08月06日(水) 20:29

ルルさん

蘭亭序は私も初めて。日本初公開に引かれて
行ってきました。素晴らしい。
王義之はじめとした書の名人の展示です。
ため息のでるような美しい文字。ハネ、払い、
など1本の筆でこれだけの変化を作れる
毛筆を改めて見直しました。
楷書、行書、叢書、隷書、篆書の五書が一堂
に見ることができました。

曲水の宴、ご存知でしたか。さすがルルさん。
私は飲むだけの才能できっと寝ていること
でしょう。
Posted by:湘南ジョガー  at 2008年08月06日(水) 20:24

わ〜よかったですね、【北京故宮・書の名宝展】当たったのですね。私も所のことはサッパリなのですが王義之という方は書道家の間では有名な方だとか。見に行った友人がが蘭亭序の保存状態の良さに驚いたそうです。紙質や墨、落款の朱なども見応えがありそうですね。
Posted by:チャッピー  at 2008年08月06日(水) 20:12

こんばんわ。
私もルルさま同様、そんな抽選があったなんて知りませんでした。よかったですね。

そして「蘭亭序」、すばらしいですね。
時が経っても変わらない人の思いを感じました。
Posted by:  at 2008年08月06日(水) 19:57

>…STAGEからの抽選招待状に感謝。
そんな抽選があったのですか?
今、STAGEの表紙を見ましたが、分りませんでした(笑)

蘭亭序は初めて知りましたが…書かれている事は、
仰せのように、時代を超えて感じる事ですね。
曲水の宴、関西では古代から盛んでした、
興味がありますので、各地の跡地にも行きました。
貴族の優雅な遊びですね〜。
Posted by:ルル  at 2008年08月06日(水) 17:38

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