60年安保闘争を経験した作者が、64年この作品を
発表。芥川賞受賞。柴田翔29歳。
60−70年代の若者のバイブルとなった青春文学の
傑作、であるそうだ。
「されど我らが日々――」が、立ち寄った本屋で新装
文庫本となって山積みされていた。
懐かしく、思わず購入。
1964年とは、私が高校2年生。しかし、読んだのは、
バリケードの中を受験に向い、大学生になってから
であった。
当時、既に70年安保改定を控えた不穏な雰囲気が
高まる中、いっぱしの挫折学生のクールさを気取った
ものであった。
それから40数年後の今となっては、もはやその時
感じた一体感、感慨はない。
私も既に歳老いたと言うべきであろう。
しかし、「生きたと言える日々」を模索する主人公の
許婚「節子」の純粋さを愛おしく感じたのは、新しい
発見であった。
発表。芥川賞受賞。柴田翔29歳。
60−70年代の若者のバイブルとなった青春文学の
傑作、であるそうだ。
「されど我らが日々――」が、立ち寄った本屋で新装
文庫本となって山積みされていた。
懐かしく、思わず購入。
1964年とは、私が高校2年生。しかし、読んだのは、
バリケードの中を受験に向い、大学生になってから
であった。
当時、既に70年安保改定を控えた不穏な雰囲気が
高まる中、いっぱしの挫折学生のクールさを気取った
ものであった。
それから40数年後の今となっては、もはやその時
感じた一体感、感慨はない。
私も既に歳老いたと言うべきであろう。
しかし、「生きたと言える日々」を模索する主人公の
許婚「節子」の純粋さを愛おしく感じたのは、新しい
発見であった。
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