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広島県の片田舎から上京して40数年。
その間あいも変わらず、ずーっと、約(?)江古田暮らし。
毎夜飲み歩いた江古田の町も、
馴染みの店が1件、また1件と消えていき、ちょっと寂しい昨今です。
それでも1年に1回顔出すだけでも暖かく迎えてくれるお店がある。
それが江古田暮らし40数年のおかげでしょうか。
3DKの借家で、猫をカスガイにカミさんと二人暮らし。
そのうち、田舎にUターンして畑でも耕すか・・・。

日々思いつくまま語ります。毎週日曜更新予定。

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故郷のこと。いったん最終章[2008年06月29日(日) ]
私の故郷、広島県庄原市東城町(旧比婆郡東城町)に帰省する際、多くの場合、山陽新幹線の岡山駅で伯備線に乗り換え、映画「八ツ墓村」の舞台にもなった中国山地の中央部の街・新見市(ルルさんのご主人の出身の街)で芸備線に乗り換える。
※たいていの場合、この新見で乗り継ぎのために1〜2時間は時間をつぶす事になります。

岡山と広島の県境、あの若山牧水が「幾山河越え去り行かば・・・」と詠った二本松峠を越えると、列車は急勾配を軽やかに下り始める。
やがて車窓から東城の象徴とも言える「城山」が見えてくる。
「帰ってきたか・・。」
決まり文句がなんとなく口をつく。坂を下りきったところが街の玄関口「東城駅」だ。日本各地のローカル線同様に、今はすっかり寂れて無人駅となっってしまった。



子供の頃は多くの駅員や保線区の人が働いていたのに・・・。
小学校の頃、私の初恋の女の子も駅長さんの娘で、4年生のときに転校し行ってしまった。次の正月のこと、女の子にはじめて出した年賀状は彼女宛のものだった・・・

東城駅に降り立つと、さっきまで車窓に見えていた「城山」が真正面に。
「ただいま!」誰に言うともなく心の中で叫ぶ。

この山間の町もいくつかの小説のなかに登場してくる。
その1つが、島田荘司の「龍臥亭事件」。(余談だがヒロイン・里美は私のカミさんと同じ名前です。このヒロインも地元の県立高校を出たといいますから私の同窓生ですね)
小説上は岡山県の貝繁村という架空の村が舞台となっているが、
モデルとなっているのが東城町であり、登場する「階楽座」という映画館も実在した。
1階の椅子席の左右と2階には桟敷席があり、古く懐かしい芝居小屋の風情漂う映画館だったが、残念ながら、今は取り壊されて駐車場になってしまっている。
※そうそう、先日の記事にある岡山での同期会の参加者の中に、その映画館の娘さんもいました。

ほんの3〜4日の滞在では、
故郷で過ごした18年の想い出を一つ一つ辿ることはできないが、おいおい思い出すままに少しづつ書き残し、やがて一つの糸で結ばれれば私を育んでくれた故郷への恩返しにもなるのではないか。
そんなことを想う今日この頃です。

さぁ、6月も終わり、平成20年もいよいよ後半戦。
これで、いったんブログ上の帰省シリーズを終えて、日常に戻ろうかと思います。

Posted at 14:01 | 故郷への想い | この記事のURL
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コメント


ルルさん
いつもありがとうございます。
新見には大きな機関区があり、小学校時代には遠足で行きました。蒸気機関車に乗せてもらったりしてワクワクの時間を過ごしました。お弁当を食べたのは城山でした。
新見から東城方面に向うと「布原駅」という信号場があります。
三重連結の蒸気機関車が貨物列車を引く勇姿を多くのカメラマンが群れを成して撮影していたのがついこの間のように思い出されます。
新見駅はなんと言っても鉄道交通の要衝です。東城とは比べ物にならない大きな駅ですよ。(大阪とはそれこそ比べようもありませんが・・・)
Posted by:チョコミー  at 2008年06月30日(月) 19:41

名前を出して下さって恐縮です〜
大阪生まれで大阪育ちの私も、
チョコミーさまに、同郷のお方のような親しみを感じています。
東城駅…駅舎と言い、後ろの風景と言い、新見駅とそっくりですね。
駅前の町並みも似ていて見間違いそうです。この地方の特徴ですね。

帰省は子供も一緒ですから殆ど車でしたが、これからは伯備線をもっと利用したいと思います。車窓の景色も素晴らしいですものね。
昔はD51が走っていたそうですが、残念ながら結婚時はもう廃止されていました。
Posted by:ルル  at 2008年06月29日(日) 21:56

リンちゃん
正直なところ、なかなか頻繁に帰省する事ができなくて・・・。
リンちゃんとこは九州と長野のカップルですか?
なかなか両方に田舎を訪ねるのも大変でしたでしょうね。その点、ウチは広島と山口なのでまとめて帰省も可能だったんですけど、それにしては親不孝モノです。

湘南散歩さん
井原には従弟が住んでいます。
学生服やジーパンの街ですよね? 今回の帰京の際はバスで福山に出ました。加茂や神辺を経由して福山に出ると、東に行けば井原の道路標示があります。

machanさん
ありがとうございます。
広島、岡山辺りには高い山ってないですね。私の田舎のスキーリゾートはせいぜい1200m。道後山や猫山など、どれもなだらかな山容の山です。
ご主人が田舎に帰られないとなると、machanさんの田舎・筑波がお二人の田舎となるのですね。
Posted by:チョコミー  at 2008年06月29日(日) 19:10

私も、親が健在の内は、しょっちゅう帰郷してましたが、最近はすっかりご無沙汰です。
夫の故郷は九州なので、尚更です。。。。 
義母は、まだ元気なので、単なる親不孝者なんですね?
Posted by:リン  at 2008年06月29日(日) 17:28

私も県境の井原市です、笠岡市、福山市の境目です。
Posted by:湘南散歩  at 2008年06月29日(日) 17:05

ふるさとはいいものですね。
ottoの実家は岡山県と広島県の県境に
あり、義父母が健在の頃は年に数回東京と
往復していました。

高い山々は無いもののチョコミーさんの
ふるさとと似ています。ゆったりとした
時間が過ぎる「田舎」は捨てがたい
ものがありますよね。

ottoはもう田舎には帰らないといってますが・・・。
Posted by:machan  at 2008年06月29日(日) 15:56

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