以前は新聞や雑誌の切り抜きを、スクラップブックに貼って取っておく人がいたと思いますが今は切り抜きは流行らないのでしょうか、最近そのような方をあまり見なく(聞かなく)なりました。とは言っても、得た情報の整理を皆さんどのような方法で整理されているのか気になるところです。
私も以前はスクラップブックをしようとしていた時期もあったのですが、少し始めてみて内容を全て覚えておくことができないこと、また切り取った事すら忘れている状況では、まさしくスクラップと化してしまうわけですから、これでは切り取った意味がないと短期間で挫折しています。
今は雑誌の数も膨大になり、ページの一部を切り取るだけでは済まず、特集などは十数ページにも渡って全て切り取っていますが、どのように整理しても必ずといって良いほど、どこにその内容(情報)があったのか探し出すことが大変困難な状態になっています。
そんなこともあり、最近一般個人向けに各社から出ている『ドキュメントスキャナー』の購入を考えています。ドキュメントスキャナーはその名の通り文書を専門にスキャンする機器で、どの製品でもスキャンしながらOCRソフトによって、文字データをテキスト化し、透明テキスト付きPDFデータ(テキストOCR結果付きPDF、検索可能なPDF等とも言う)で保存されます。
普通、文書データをスキャンするとデータは全て画像となりますから、ファイル名に工夫を凝らさないと後々どんな内容の文書であったか識別が難しくなりますが、透明テキスト付きPDFデータの場合、文書はすべてテキスト(文字列)化されますからスキャンした画像データと、その文書内のテキスト(文字列)データの2つがセットになった形で保存されます(手書き文字は不可)。
こうなることで、後々スキャンデータの中身を検索して調べ出すことも可能になるわけです。
ドキュメントスキャナーの老舗は
富士通のScanSnapですが、後発の
キヤノン製imageFORMULAも人気があるようです。その他にも数社からいろいろな機種が発売されています。
先の2製品でスキャン可能な用紙は、A4用紙の大きさで一頁ごとバラバラになっている必要があり、本などの綴じられた頁をスキャンすることはできません。ただ、一度に両面をスキャンしますので、A3サイズの用紙を2つに折ってスキャンさせると両面をスキャンして後から自動でA3サイズにつなげてくれる機能もあります。
面白い使い方としては、名刺をセットして両面スキャンを行い名刺管理ソフトで管理させるとか、毎年の年賀状等の葉書を両面スキャンしてデータとして管理すれば、葉書そのものを取っておく必要がなくなるとか、文書データをWordに保存したり、表をスキャンしてExcelデータとして保存することができる製品もあります。使い方を考えれば、もっといろいろな事ができそうです。
付属のソフトの組み合わせが各社の製品でいろいろと異なりますので、そのあたりも購入時に迷うところです。多くの製品にAcrobat 8 Standardがバンドルされていますが、それ以外にも名刺管理ソフトであったりファイリングソフトであったりと多種多様で、いろいろな製品の仕様を見ていると何とも悩ましい限りです。
現在ドキュメントスキャナーは、これまでのスキャナーとは別枠の商品となっていますが、近い将来スキャナーと言えばドキュメントスキャナーのことを指すようになる日が来るような気がしています。