ハードボイルド作家、北方謙三氏の、もう一つの
顔は歴史作家である。
題材は南北朝時代、それも南朝が吉野から
賀名生に追い込まれ、足利が内部分裂を
始める頃が多い。
後醍醐の第十皇子、懐良親王は征西将軍として
九州に派遣され、苦労の末に肥後の南朝方、
菊池武光の協力の下に、いったんは全九州を
統一することに成功する物語。
「武王の門」上下2冊は、ちょうど10年前に
読んだのだが、あらためて読みなおしたところ。
このシリーズは、ボクは小4前後に「少年倶楽部」
の記事に影響され、楠木正成と一族の活躍に
魅入られたことから始まったが、当時楠木に次いで
ボクが心を惹かれた一族が菊池氏だった。
いったん九州に落ちた足利尊氏が、多々良浜の
戦で、菊池・阿蘇の連合軍を打ち破るのだが、
あの南朝方の敗北が、ボクは惜しくてたまらない。
長じてから、後醍醐ほどイヤな天皇は居らんと
思うようになったのだが、少年期に刷り込まれた
南朝方の武将たちへの想いは消えないのである。
目次へ≫
顔は歴史作家である。
題材は南北朝時代、それも南朝が吉野から
賀名生に追い込まれ、足利が内部分裂を
始める頃が多い。
後醍醐の第十皇子、懐良親王は征西将軍として
九州に派遣され、苦労の末に肥後の南朝方、
菊池武光の協力の下に、いったんは全九州を
統一することに成功する物語。
「武王の門」上下2冊は、ちょうど10年前に
読んだのだが、あらためて読みなおしたところ。
このシリーズは、ボクは小4前後に「少年倶楽部」
の記事に影響され、楠木正成と一族の活躍に
魅入られたことから始まったが、当時楠木に次いで
ボクが心を惹かれた一族が菊池氏だった。
いったん九州に落ちた足利尊氏が、多々良浜の
戦で、菊池・阿蘇の連合軍を打ち破るのだが、
あの南朝方の敗北が、ボクは惜しくてたまらない。
長じてから、後醍醐ほどイヤな天皇は居らんと
思うようになったのだが、少年期に刷り込まれた
南朝方の武将たちへの想いは消えないのである。
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at 13:46
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