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【 織田信忠(再び) (歴史エッセイ 68) 】[2007年08月24日(金) ]

妙覚寺にいた信忠は、本能寺の変を知り、父を救援に
向かわんとしたが、炎上を見て間に合わずと悟り、そこで
自らも死を覚悟したのだが、いやしくも織田家の総領と
しては軽挙であったと言わざるを得ない。大阪に逃れ
信孝・丹羽長秀と合流するのがベストと思えるが、安土城
に逃れる手もあったと思う。当時ここには戦さ上手で
知られた蒲生賢秀・氏郷父子が居り、天下の名城に
篭もれば、織田の家臣たちが次々と駆けつけたはず。
信長次男ではあるが、阿呆で知られた北畠信雄が、
こともあろうに火をつけて燃やしてしまったのだが、
そんな出来事も防ぐことが出来たわけ。

なんとしても、生き延びねばならぬ立場を放棄した
信忠の振る舞いが悔やまれる。信忠に信長の発想力
が引き継がれていたとの前提ではあるが、織田政権が
長期にわたっていたら、産業革命も電力の利用も、
世界のどこにも先駆けて日本がそれを為したとして
不思議ではない。

日本史における最大の痛恨事であった。





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Posted at 10:07 | 歴史エッセイ | この記事のURL
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コメント


蒲生賢秀が戦上手とは聞いた事がありません。それどころか彼の代での戦不足が人材不足をも呼び、その後秀行の代での内紛に繋がってます。また氏郷にしても当時はまだまだ、無名とまでは言わないが・・・。
大阪に逃れるのは地理的に考えても論外でしょう。
可能性として、逃れるのならば安土は捨石(防壁)にして岐阜でしょうね。
Posted by:今太  at 2007年08月27日(月) 14:38

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