1560年の富士山噴火が事実であれば、その
影響は何も駿河、甲斐の両国にはとどまらず、
徳川の遠江も北条の相模も上杉の越後もみな
大被害を受ける。農産物の収穫は激減し、戦の
度に百姓を動員して足軽とする諸大名の活動は
停止せざるを得なくなる。
富士山の噴火に伴う火山灰の実体は、灰なんて
もんじゃなく、ガラスの粉だそうだ。だから大雨が
降っても溶けはしない。
歴史上の武田・上杉・北条・今川・徳川が絡む物語
の一切が消滅してしまう。ますます1560年の富士
噴火説があやしくなる。
火山灰は偏西風に乗って東方に飛び散るから、
織田信長の版図には影響があったとしても軽微な
ものとなる。
武田は信玄の死がなくても、自然崩壊するだろう。
いかに24将とか豪語しようとも。それらの武将の
殆どは、農民を束ねる国人衆であるに過ぎない。
田畑が火山灰に覆われて、その修復に何年も
かかるときに、それら農民を動員して信玄につくす
国人衆が居ると思えない。
兵農分離を実行し、職業兵士を作った織田信長の
一人勝ちとなる。
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