≪ 二種類ある高血圧症 ≫
「●本態性高血圧症(1次性高血圧症)― 高血圧症の90%を占める。・・・原因がわからないので治療にあたっては、医師の努力のみでなく、患者の理解と協力が必須条件である。
●2次性高血圧症― 腎臓病・・・内分泌異常・・・心臓や血管の病気によって起こる高血圧である。一般的に若年層に多く、・・・疾患を取り除くことによって、治癒できる。」 この頁の引用すべて 『成人病の基礎知識』 日本成人病予防協会監修 文字強調は小生
≪ 血圧を上げる要因 ≫
「●心拍出量 ― 心臓が1回の収縮で送り出す血液量(心拍出量)が多いほど、血圧は高くなる。・・・例えば、からだが活動しているときは多量の酸素を必要とするので、心拍出量を増やして、必要な量の血液を送り出す。・・・●血管の抵抗性 ― 血管に「動脈硬化」などが起きていると、血液がスムーズに流れず、血管に抵抗性が生じて血圧が上がる。・・・
●循環血液量 ― 食塩をとり過ぎると、・・・血液中のナトリウムも増える。それを薄めようとして、水分が血液中に引き込まれるため、血液の全体量が増えて、それだけ血圧が高くなる。」
≪ 要因の一つ「血行悪化」に注目 ≫
上の「●血管の抵抗性」にある「血液がスムーズに流れず」という「血行悪化」要因は、酸素の供給量の減少を意味し、「●心拍出量」にある「酸素不足」をもたらします。そうなると、心臓は拍出量を増やして対応することになります。このように、上の血圧を上げる要因を並べ替えると、次のようになります。
「血行悪化」→「酸素不足」→「心拍出量の増大」
→「血管内の血液増加」→「血圧上昇」
≪ 「血行悪化」要因は「血液循環のしくみ」の中にもある ≫
この血行悪化は、あまり動かなかったり、身体の動かし方に偏りがあったり、呼吸が浅かったりして、静脈側の血液の流れが悪くなったときにも起きることは、先に述べたとおりです。 詳細は 【6】血液は流さなければ流れない (←ここをクリック) 参照この症状の特徴は、身体に異常がなくても起きてしまうことです。
≪ 「血行悪化」を解消してみる ≫
こうした「血液循環のしくみ」に基づく血行悪化は、「ポンプ機能」を働かせることを目的とする、このブログで紹介している「健康運動」を続けることで改善することができます。「血液循環のしくみ」からくる血行悪化が、高血圧症の原因かどうかはわかりません。
しかし、そもそも血行がよければ、血圧はそれほど高くはならないのではないでしょうか。
高血圧症の90%は原因がわからないとされています。一度、「全身くまなく血行をよくする」ことを試してみる価値は、十分にあると思います。
特に年齢が進むと、スポーツ的な運動を続けることは難しくなります。
「血圧は、年齢とともに高くなる。」
≪ 一般に推奨されている「運動」では不十分 ≫
『適度な運動としては「早歩き、水泳、サイクリング」など、無理なく長い時間続けられる種類の運動を行うと良い。・・・運動療法を始める前に、必ず医師に相談することが必要である。』 こうした運動だけでは、動かない骨格筋が残ってしまいます。
動かない筋肉が残る点は 【8】「筋ポンプ」活用法−“骨格筋”の血行促進 (←ここをクリック)
それに、内臓の血行をよくする「呼吸ポンプ」を働かせることが忘れられており、これは、決定的な弱点といえます。 Posted
at 16:52
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