≪ 「一万歩」では足りない ≫
一万歩の根拠については、次のように説明されています。「最近の日本人のエネルギー摂取と消費の関係をみると、若い元気な人では一日当たり300キロカロリーくらいが消費されないでからだに残ってしまいます。これを運動によって消費する必要があり、ウォーキングに当てはめると、ちょうど一万歩程度で300キロカロリーが消費されるというわけです。」
私は、この文を読んで、一万歩では足りないのではないかと思いました。
この300キロカロリーは、一日の活動を終えた後に残るものです。一日の活動の中では、すでに何歩かを歩いています。
正しくは、「今までの歩数 + 新たに一万歩」ではないでしょうか。
そうなると、これを実現することは、不可能に近いことになってしまいます。
≪ 誰もが一万歩ではない ≫
世の中では、年齢に関係なく「万歩計」を持ち、誰もが一万歩と考えられているように思います。この認識も、間違っています。「そこで、20代の人が一日一万歩以上を目標とする場合、平均的な必要消費カロリーを各年代層に機械的に当てはめると、40代で8000歩、50代で7000歩、60代で6000歩、70代になると5000歩くらいになります。つまり、65歳以上の老人は若い元気な人の半分くらいを目標にすればよいということです。
しかし、これはあくまでも平均的な参考値を表したもので、それぞれが個人の体力に適したウォーキングを心がけるべきです。」
上の2引用 『ウォーキングはやっぱり“効く”』 保健同人社 文字強調は小生
一万歩の目的がエネルギーの消費にあるのなら、年齢により、人により、必要とする歩数が異なるのは当然のことのように思います。一律に「一万歩」と思われている理由が、よくわかりません。
≪ すべての筋肉が動くわけではない ≫
このブログの立場は、全身の血行をよくしなければ、健康になれないというものです。そのためには、身体を“くまなく”動かさなければなりません。果たして、「歩く」だけで、それが実現できるのでしょうか。
「歩くという動作は、・・・639個の筋肉のうち、通常は400個ぐらいが使われるといいます。」 『幼稚園では遅すぎる』 ごま書房 文字強調は小生
歩くことは典型的な全身運動といわれますが、動かす筋肉は骨格筋のおよそ3分の2です。全身くまなくとはいきません。これは、どれだけ歩いても同じことです。
さらに「歩く」ことでは、内臓(筋)を動かすことが対象とはなっていません。病の多くが発生する内臓、その養生がなされないということは、「一万歩健康法」の決定的な弱点だと思います。
「歩く」だけでは、真の健康は得られない
≪ 大 い に 「歩 く」 ≫
しかしながら、「歩く」ことは、人の行動の基本パターンであり、歩くだけでこれだけの血行がよくなります。身体も温まります。大いに「歩く」ことだと思います。私は、健康運動の一つとして、休憩を挟んで30分を最低限の目標にし、毎日のように歩いています。
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at 15:37
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参考になるかどうかは分かりませんが、私の考え方は次のようなものです。
しかし「血液循環のしくみ」によれば、血行をよくするためには、ただ単に、身体を動かせばよいことが分かります。その点は、このブログの【6】で説明したとおりです。したがって私は、早足ではなく、“普通の速さ”で歩いています。
内臓を動かすためには、唯一、腹式呼吸によって横隔膜を上下動させるしか方法がありません。その点は、【9】を見てください。
そこには、最低30分の、普通の速度による歩行、そして、骨格筋を動かすための「ストレッチ」と内臓(筋)を動かすための「呼吸法」からなる、15分程度の体操が出てきます。
体操のイメージは、【13】にあります。