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【20】世の中の「健康法」七不思議[2007年11月02日(金) ]

1.身体の「成り立ち・しくみ」に基づいていない
 健康法に関しては、「こんなに多くの人に効果があったから、これがいい」といった説明が多く見られます。これでは、なぜそれでいいのかを理解することはできません。そのために、納得もできず、それを受け入れることも難しくなります。また、その方法を改善することもできません。

2.病を治すのは“クスリ”と思われている
 病を治すのは「自然治癒力」であり、クスリはそれを手助けするものです。病へ対抗するためには、まず自然治癒力を強化しなければなりません。
 「自然治癒力」という言葉自体が世の中に広く認識されていない現状では、そこに目が向くことは期待できそうにありません。これで、本当にいいのでしょうか。

3.血液は心臓の力で全身を流れていると思われている
 血液は、動脈側は「心臓」、静脈側とリンパ液は主に「ポンプ」の力で流れています。
 「血液は心臓の力で流れている」と思われているために、それが話題になることは、まったくと言っていい程ありません。これでは、血行をよくする健康法に行き着くことはできません。

4.呼吸の効用は「酸素」の影響と思われている
 呼吸には、「呼吸ポンプ」という重要な役割があります。これは唯一とも言える、内臓の血行促進機能です。世の中では「呼吸といえば酸素」であり、この機能は、無視状態に置かれています。
 内臓の働きをよくする、せっかくの機能が、なぜなのでしょうか。

5.鍛えれば健康になると思われている
 世の中では、身体を鍛えれば健康になると思われています。しかし、その実、鍛えているのは「骨格筋」であり、体力でいえば「行動体力」です。
 病の多くが発生する「内臓(筋)」や病に対抗する「防衛体力」は、強化対象とはなっていません。これは、片手落ちの体力強化法でしかありません。
 「スポーツ健康法」が主流となっていることの弊害が、こんなところに現れています。
 筋肉も、体力も、それぞれ二種類あること、そしてそれぞれの強化法があることが、もっともっと世の中にPRされなければなりません。

6.肥満:解消策ばかりが議論されている
 「肥満」問題では、肥満になった後の解消策ばかりが聞こえてきます。
 これは、工場でいえば、無計画に製品を作っておいて、余ったものの処理に一生懸命になることと同じことであり、考え方としてはおかしなことです。
 肥満が問題なら、「予防策」にもっともっと力が注がれる必要があります。

7.「健康運動」の目的にも疑問がある
 世の中の「健康運動」の目的は、@身体を鍛えるA肥満を解消するの二点であるように思います。しかし@は、上の5で述べたように、健康法としては十分なものではありません。Aも、これが健康の支障となるかどうか、世の中でも、意見の分かれるところです。
 真の健康への近道は、身体機能の働きをよくすることだ思います。そのために最低限必要となるものを、このブログでは、次のように考えています。
   ↓運動の目的       種 類 →→「歩く」  「体操」(ストレッチと呼吸法)
 @血行促進:全身くまなく          △     ○
 A体熱産生:体温を高めに保つ      ○     △
 B筋力保持:生活に必要な程度のもの  ○     ○(「ストレッチ」による
                                    骨格筋の伸縮性確保)

☆☆☆ アンケートのお願い ☆☆☆
 このブログは、今回で一段落となります。お読みいただき、ありがとうございました。
 今後の参考にさせていただきますので、健康運動に対するこうした考え方への
    「ご意見・ご感想・アドバイス」などを、下記コメント欄にお寄せください。
 ご面倒をおかけしますが、よろしくお願い致します。


このブログは、最初から読んでいただかないと分かりにくいかも知れません
最初のページ1】強化対象は二種類の「体力」へ(←ここをクリック)
前後のページは、ここの表題行の上にある該当項目をクリック

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コメント


セルセル様
実は小生もこの正月頃から半身浴を始めました。貴兄の言われるように温度はうっすら汗をかくか、かかない程度ですが温度コントロールできない構造の浴槽のため始めは暑く次第に冷めまた足し湯で温めております。最初は3日/週もと考えていましたが小生も家内も眠りが浅く困っておりましたが半身浴は睡眠の質を格段に良くしてくれるため5日/週は入っており大変助かっております。ただ歩くのはいまだに始めていません。ただし体操の時にスクワット15回と「水平足踏」300回(両足で)をほどやっており体力作りとしては少し足りませんがそこそこの鍛錬にはなっていると思っております。
いろいろとアドバイスを賜り感謝申し上げます 永井
Posted by:永井  at 2008年04月10日(木) 18:59

永井 啓雅 様
 小生の体操を続けていただいているとのこと、大変励みになるコメントを頂き、ありがとうございます。
 
 体操の頻度は、4−5日/週でいいと思いますが、身体を温める“運動”は、どうされているのでしょうか?
 私は歩くことに加え、半身浴を続けるようになりました。ブログの【12】では、テスト中としたままですが、その後も歯は浮いていません
 お湯の温度は、汗が出ないか出てもうっすら程度にしています。呼吸数は200程度です。
 もし始められるようでしたら、最初は50呼吸ぐらいとし、体調を見ながら、徐々に回数を増やしていかれるといいと思います。
 確か、奥様が「冷え性」といわれていたように記憶していますが、何もやられていないようでしたら、何かをされると、今以上に体調がよくなられると思います。
 
 お二人お揃いで、健康に過ごされることを願っております。
 このようなコメントを頂きましたこと、改めてお礼申し上げます。
 
 
 
Posted by:セルセル  at 2008年04月10日(木) 16:05

昨年の11月頃?貴兄のサイトを見つけその後1度Mailもさせていただきましたがおかげさまでずっと現在まで貴兄の提唱される健康体操を続けています。立ち体操と布団(専用の細長い自家製の布団です)の上で行う体操を家内ともども続けさせて頂いております。体調は今のところいいです。毎日やりたいのですが4-5日/週くらいやっております。小生はこの6月に古希を迎えますが今のところ医者通いは1-2回/年の健康に恵まれておりますのでこれを出来るだけ維持したいと思い体操に励んででおります。健康づくりの体操をサイトで見つけ感謝申し上げます。貴兄も健康でご活躍ねがいます。
Posted by:永井 啓雅  at 2008年04月09日(水) 18:54

み な み 様
 大変うれしくなるコメントをいただき、ありがとうございます。

 このブログは、残しておく積りです。
 この後は、全体を見直し、もう少し解りやすいものにする作業をしたいと思っています。
「西野流呼吸法」について
 実は、私が通ったのも「西野流」でした。もう、15年も前の話です。
 6回ほど通い、あとは家で、【11】で紹介した寝転がって行う呼吸法だけを、しばらく続け、その後で「ストレッチ」と組み合わせた体操に移行しました。
 「呼吸法」だけでも体調がよくなり、呼吸の仕方を少し変えるだけで何故こんなに変わるのかと、それを不思議に思い、調べ始めました。それが、このブログの内容です。
 「西野流」で、呼吸法を身につけられることを、お勧めします。
 「呼吸法」のやり方は、やはり、教室で習うのが一番いいと思います。
 週3回以上、できれば毎日のように。
 教室へ通われる回数が週1回であれば、家でやられることをお勧めします。効果が、まったく違うように思います。「呼吸法」だけでもいいと思います。
 体操も含めてやられる場合は、その順を説明した本がありますので、ご紹介しておきます。ただし、西野流の体操が、今も同じかどうかは分かりません。それに、販売されていないかもしれません。
『気の力』 生江有二(なまえ ゆうじ)著 小学館 1990.08.01 初版

 「呼吸法」を身につけて、損することは何もないと思います。
 内臓唯一の「血行促進機能」であり、健康(法)にとって、なくてはならないものだと思います。
 マスターされることを、願っております。
Posted by:セルセル  at 2007年11月07日(水) 00:32

セルセル様、どのようにしてこのサイトに行き着いたか定かではないのですが、読ませていただいて感動してしまいました。専門家ではないのにご自身の中で体得されてこられたレポートは凄い説得力があります。このサイトは期間があって消えてしまうのでしょうか?大変勉強になるのでいつでも覗けるようだと嬉しいと思います。私も呼吸については前から意識しているのですが、今度、西野式呼吸法というのにチャレンジしてみようと考えています。何か情報をお持ちでしたら、教えていただけると幸いです。
本当にセルセルさんのレポートは、素晴らしくて大変勉強になりました。ありがとうございました。
Posted by:みなみ  at 2007年11月06日(火) 21:29

とっちゃんぼうや様  永 井 様
 コメントを頂き、ありがとうございます。
 健康法は、続けることで、“序々に”効果が現れてくるものだと思います。
 これによる変化は、身体の内部からのものであり、薬などで応急処置的に変わるものとは、少し違うように思います。
 あせらず、お身体に合ったものを続けられることを願っております。
Posted by:セルセル  at 2007年11月04日(日) 15:23

セルセル様
大変貴重な記事を読ませて頂き有難うございます。小生の素朴な質問にも丁寧にお答え戴き感謝申し上げます。
小生は1-21まで取り込みました。良い勉強になり、出来る限り体操などは実践したいと思っています。まだ始めたばかりですが体調は良くなっているように感じております。有難うございました。 永井
Posted by:永井  at 2007年11月04日(日) 10:44

私にとって、今回のキーワードは「血行」の、「静脈のポンプ」「呼吸ポンプ」ということになりましょうか。
それに骨格筋と内臓筋との関連性と相異性も興味深かったですね。
 前より、わかり易く書かれるようになったと感じるのは気のせいでしょうか。
 ともかく、ありがとうございました。
Posted by:とっちゃんぼうや  at 2007年11月02日(金) 23:44