≪ 「リンパ液」とは ? ≫
「あまり知られていないが、人間の体には血管のほかにリンパ管という管がはりめぐらされていて・・・リンパ液・・・がたえず流れている・・・」そのリンパ液は、血液の一部です。
「リンパ液は、毛細血管から細胞組織にもれ出た血漿がリンパ管内に入ったもの。」 共に 『からだのしくみ事典』 日本実業出版社 以下すべての文字強調は小生
≪ 「リンパ管」と「心臓」とは、直接つながっていない ≫
「リンパの流れる管。組織に始まり・・・」 『広辞苑』 岩波書店身体を分類すると、「身体−器官−組織−細胞」となります。組織は、胃や腸などの「器官」を作っているもので、それ自身は細胞で出来ています。
したがって、リンパ管の出発点は心臓ではなく、身体の“いたるところ”となります。
そして、・・・。
「全身のリンパ管は、しだいに合流しながら最後は一本の管になり、鎖骨下静脈に流れ込む」 『からだのしくみ事典』 日本実業出版社 下の2引用も
リンパの流れには、心臓の力は及びようがない
≪ リンパ液の推進力は、“唯一”「ポンプ機能」 ≫
「リンパ液が流れる動力源になっているのが、筋肉。体を動かすたびに収縮する筋肉に押されて、リンパ管も縮められ、リンパ液が上へと押し上げられるというわけだ」≪ 担っている役割は、「体内の清掃」と「感染から身を守る」こと ≫
「細胞間に捨てられた老廃物や細胞などを運び去る働きをしている。また、リンパ液には、毛細血管からリンパ球も流れ込んでいて、病原体などの感染から体を守っている」身体を作る細胞は、人の一生のうちに何度も入れ替わります。ここで言う「細胞」とは、そのうちの役割を終えたものを指します。
また老廃物とは、細胞が出すもので、人の“便”に相当するものです。
≪ 「ポンプ」を働かせなければ、生命維持も危ぶまれる ≫
「ポンプ機能」を働かせないと、血液もそうですが、リンパの流れも極端に悪くなってしまいます。そうなると、栄養や酸素が細胞に届けられなくなったり、汚物がたまり、体内にいわゆる「環境問題」が発生したりします。また新しい援軍がこないために、病原体との不利な戦いを強いられることになります。
こういう状態が続くと、細胞活性が失われていってしまいます。
≪ 一般の認識に異議あり ≫
ところで、「血液は何の力で流れていますか?」と質問すると、ほとんどの場合「心臓」という答えが返ってきます。しかしながら、主な推進力を見ると、心臓の力が及ぶのは動脈部分だけです。「ポンプ」の方は、静脈とリンパ管のすべてを担当しています。
血管とリンパ管をあわせると、担当範囲は心臓の方が狭くなります。
世の中の認識は、不思議なことに思えます。
ポンプ機能に、もっともっと目が向かなければなりません。
リンパ液を含む血液の推進力は、一に「ポンプ」、二に「心臓」
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