今日、テレビ朝日系列放送の「食彩の王国」で、京都の絹ごし豆腐を特集していました。
夏限定の絹ごし豆腐、美味しそうでした。
私は京都の嵯峨野で、湯豆腐を専門のお店で食べていましたが、
段々判ってきたのは、使っているお豆腐の多くが、
嵯峨野のお豆腐やさん「森嘉(もりか)」で作っているという事でした。
それからは、行く度に直接、夏限定の青柚子入りのお豆腐を
買って食べています。他にも京都市内には美味しい、
お豆腐を作っているお店があるようなので、今度行く時には
挑戦したいと思っています。
同じ番組の中で紹介されていた、東京・根岸にある名店「笹の雪」について、私が行ったときのことをご紹介いたします。
外観はチョッと京風の雰囲気があり、暖簾をくぐると広い玄関に、
下足番を兼ねた番頭さんが、いらっしゃいます。

ここは元禄年期、111代後西天皇の親王「上野(寛永寺)の宮様」の、
お供で江戸にきた、初代・玉屋忠兵衛が、江戸で初めて絹ごし豆腐を
作り、豆腐茶屋を根岸に開いたのが始まりとされています。
ここの豆腐の特長は当時の製法をそのままに、ニガリのみを使用した
昔ながらの豆腐を食べさしてくれる事です。
創業当時、「上野の宮様」から美味しさの故、
「笹の上に積もりし雪の如し」と、褒められたのが
屋号の起こりと言われています。
私が食べたのは朝顔セット(2600円)、主な内容は、生笹乃雪(冷や奴)、餡かけ豆腐(この店の名物)、胡麻豆腐、
湯葉料理、うづみ豆腐(豆腐茶漬け)、豆腐アイスクリーム
この店の売り、餡かけ豆腐は一人前に2碗ずつ付いて来ます。
何故か? その言われは、創業当時は、餡かけ豆腐のみを
売り物にしていて、新らし物好きな江戸っ子たちは、初めて食べる
この豆腐を競って食べ、何杯も碗を重ねたとか。
「上野の宮様」がお店にいらした時、大変美味しいという事で
お代わりをされ「これからは2碗ずつ持ってくるように」との、
お言葉から、それ以来、2碗一組で出す事が慣わしになっている。

味としては、出汁のきいた葛餡の味も良く、
ちょッとたらした芥子(からし)が効いておいしい。
私は、豆腐本来の濃厚な風味を味わうなら、
冷や奴の方が向いていました。
食事をするなら、平日のランチセット・ウグイス膳(1900円)も
豆腐アイスが付いていないぐらいで、朝顔セットと
品数も余り変わらないので、この方がお奨めです。
私が気に入ったのは、うづみ豆腐(豆腐茶漬け)です。
醤油ベースの味付けで、細かく細かく賽の目の豆腐を
ご飯の上に、掛けたお茶漬けです。
豆腐が少し硬めなので、細かくても存在感が有ります。
子供の頃、木綿ごし豆腐をつぶし、お醤油に切ったネギを混ぜて温かいご飯に掛けて食べた記憶がよみがえりました。
全体に季節感を感じられない料理内容なので、
ひんぱんに来る気持ちにはなれないのが残念です。
江戸から明治初期にかけては、明け方に入谷の鬼子母神・朝顔市を見た後、この店で
一休みし豆腐を肴に酒を酌むという楽しみが
庶民の定番コースだったとか。
歌人、正岡子規も屋号を組み込んだ句を残しています。店先の植え込みに、
「みなづきやねぎしすずしきささのゆき」
「あさがおにあさあきないすささのゆき」
の句を刻んだ句碑があり、子規の自筆の文字だといいます。
鬼子母神・朝顔市
近くに、林家三平の「ねぎし三平堂」、「正岡子規庵」、入谷鬼子母神、上野寛永寺があるので、食事前後のちょっとした、
散歩コースに良いでしょう。
「笹の雪」 東京都台東区根岸2―15―10пF03−3873−1145 定休日:月曜日
近くに駐車場があります。
・JR鶯谷駅の日暮里側で降りて、まっすぐ、
尾久橋通りと尾竹橋通りの交差点まで
歩いていくと、角にあります。
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at 19:25
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有り難う御座います。
お豆腐料理でこの雰囲気の所は、東京ではないと思います。
チャンスがあれば、一度はどうぞいらしてください。
他と違う雰囲気は感じられます。
お豆腐は癖が無いので、素直な気持ちでいただけます。
羽二重団子、皆様、気に入っておられるのですね。
私も食べたくなりました。