ウォッカは、蒸留酒の1種で4大スピリッツの1種でもあります。4大スピリッツは他にジン、ラム、テキーラがあります。
居酒屋さんでも見かけるカクテルの、
モスコミュール、ソルティードック、スクリュードライバーの
ベースのお酒です。
原料は主に穀物(大麦、小麦、トウモロコシ)などです。
ウォッカといえば「きついお酒」というイメージが有りますが、他の蒸留酒に比べて、きついかというと、そうでもないのです。
このイメージはウォッカというネーミングの響きと
寒い国ロシアのイメージできついお酒を想像されるのかもしれません。
確かに一部の「スピリタス」(アルコール度数96度)のような

化け物みたいな商品も有りますがね。
むしろ、4大スピリッツの中でもクセが一番少なく、
飲みやすいお酒だと思います。
なぜなら、このウォッカは、エチルアルコール以外の
クセを残さないように作るのが、一つの特徴といえるからです。
このクリアな味を生み出すのは、蒸留する際にアルコール度数を高めて、
材料のクセを余り残さないようにして、
ジンのように香味成分を加えず、白樺の木の炭で濾過するからです。
ウォッカの濾過にこの炭を最初に使われたのが、
ピョートル・スミノフで1810年にこの炭の使われ方が発見されたのです。
当時はまだ、単式蒸留器しかない時期なので、
それより以前はやはり、今のようなクリアなスピリッツではなかったでしょう。
ウォッカ自体は12世紀ごろには存在していたし、11世紀という説も有りますが、
ウォッカは相当昔からある蒸留酒なんですね。
ちなみに、ウィスキーやブランデーは12世紀で、
ラム、テキーラは16世紀ごろ、
ジンは1660年なので17世紀の存在ですね。
ウォッカを使うカクテルは、イメージとして「若い」感じですが
歴史を見ると伝統を感じますね。
ウォッカの名前の由来は、蒸留酒のことを「生命の水(ズィズネーニ・ワダ)」と呼ばれており、
ワダの部分が、ウォッカになったと言われています。
ウォッカは「VODKA」とラベルに書かれています。
さて、今日本で手に入る銘柄は、スーパーでも売られているクラスでは、
スミノフ、アブソリュート、ギルビーなど、
その他有名なクラスでは、タンカレー、ズブロッカなどがあります。
それ以外で、珍しい銘柄としては、
黒いウォッカ「ブラヴォド(ブラックウォッカ)」、
ブラックカテチュと呼ばれる薬草のエキスやその他を混ぜたものです。
見た目は黒なのですが深い緑色をしています。
意外とマイルドな味です。
また、ロシア産で酒造メーカーがつぶれてしまって、幻のウォッカになってしまった「ペルツォフカ」、
何が珍しいかと言うと唐辛子をつけた辛ーいウォッカだからです。
度数が高いうえに、唐辛子の辛さがのどに染みて痛いんです。
今では、飲ませたがらないオーナーが増え、
値段の高騰を狙って封を切りたがらないのです。

まだあります。ベトナム産の米から作った「NepMoi/ネップモイ」(39.5度)、
ベトナムのウォッカと呼ばれる焼酎です。
餅米から作った物で、香ばしいトウモロコシのような香りです。
辛目のベトナム料理と逢います。
まだまだあります。アメリカ産のウォッカ、カリフォルニアの青い空をイメージした、
青いボトルの「SKYY VODKA/スカイウォッカ」です。
味はいたってシンプルでスマート。
飲み易さを重視しているので、これといった特長は無いけど、
カクテルなどで幅広く活用されて、Barなどでよく見かけます。
最後は、今私がハマッテいるウォッカ、1997年にフランスで誕生した「グレイグース」
という割と最近のウォッカです。
お酒にうるさいフランス人が作ったのだから、
それは美味しいだろうと思い、飲んでみたら、なんとも飲みやすい!
物足りないとかそんなのではなく、
上品でしかもしっかりとウォッカの持つ美味しさを出しているのです。
凄いのは翌年の審査のきびしい事で知られている
「ブラインド・ティスティング・コンテスト」のウォッカ部門で、
なんと最高得点の96点を獲得しているのです。
このため世界各地でもファンが急増しているそうです。
その製造には類い稀な努力が隠されているそうです。
品質を保つために、製造工程はフランス国内で一括管理。
こだわりを見せています。
いまや、ウォッカ=ロシアではなくなって来ているのですね。
グレーグースは渡り鳥ですが見事に世界中に広がり、
ちゃんと利益をフランスに戻しています。
年間需要成長率は1999〜2003年連続平均70%といいますから、
ウルトラブランドですね。Barにも置く所が多くなっています。
宣伝めいていますが、少しでも良さをわかって頂きたくて、
詳しくご紹介しました。
ウォッカ一つとっても、これだけのお話が出来ますので、お酒の世界は広いのですね!
それでも、お酒は楽しいですが、
飲む時は程々がヨロシイようで!
*御紹介しました銘柄は、
長年、私が実際に飲んだ感想に基づいたものです。
Posted
at 20:12
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ポーランドにもあるのですね。ポーランド語で「old」ということも
知りませんでした。ありがとうございました