団塊・だんかい・ダンカイと後から後から、寄せる波を、どう言う訳か十羽一絡げで、世間は見たがるのです。皆、自分ラシク生きて行こうと、思いながら人生をやってきたのです。60歳になって後ろを見たら、本当に色々なモノが観えます。前を見たら、自分を見ながら、そんなこんなで気侭にやって行こうと思うばかりです。気侭な親父に気楽にお付き合い下さい。*カネオア マクレ:ハワイ語で、気侭なオジンの事。

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ウォッカのお話し [2007年09月24日(月) ]
ウォッカは、蒸留酒の1種で4大スピリッツの1種でもあります。
4大スピリッツは他にジン、ラム、テキーラがあります。
居酒屋さんでも見かけるカクテルの、
モスコミュール、ソルティードック、スクリュードライバーの
ベースのお酒です。
原料は主に穀物(大麦、小麦、トウモロコシ)などです。


ウォッカといえば「きついお酒」というイメージが有りますが、
他の蒸留酒に比べて、きついかというと、そうでもないのです。
このイメージはウォッカというネーミングの響きと
寒い国ロシアのイメージできついお酒を想像されるのかもしれません。
確かに一部の「スピリタス」(アルコール度数96度)のような
化け物みたいな商品も有りますがね。
むしろ、4大スピリッツの中でもクセが一番少なく、
飲みやすいお酒だと思います。
なぜなら、このウォッカは、エチルアルコール以外の
クセを残さないように作るのが、一つの特徴といえるからです。


このクリアな味を生み出すのは、
蒸留する際にアルコール度数を高めて、
材料のクセを余り残さないようにして、
ジンのように香味成分を加えず、白樺の木の炭で濾過するからです。
ウォッカの濾過にこの炭を最初に使われたのが、
ピョートル・スミノフで1810年にこの炭の使われ方が発見されたのです。
当時はまだ、単式蒸留器しかない時期なので、
それより以前はやはり、今のようなクリアなスピリッツではなかったでしょう。


ウォッカ自体は12世紀ごろには存在していたし、
11世紀という説も有りますが、
ウォッカは相当昔からある蒸留酒なんですね。
ちなみに、ウィスキーやブランデーは12世紀で、
ラム、テキーラは16世紀ごろ、
ジンは1660年なので17世紀の存在ですね。
ウォッカを使うカクテルは、イメージとして「若い」感じですが
歴史を見ると伝統を感じますね。

ウォッカの名前の由来は、
蒸留酒のことを「生命の水(ズィズネーニ・ワダ)」と呼ばれており、
ワダの部分が、ウォッカになったと言われています。
ウォッカは「VODKA」とラベルに書かれています。


さて、今日本で手に入る銘柄は、
スーパーでも売られているクラスでは、
スミノフ、アブソリュート、ギルビーなど、
その他有名なクラスでは、タンカレー、ズブロッカなどがあります。
それ以外で、珍しい銘柄としては、
黒いウォッカ「ブラヴォド(ブラックウォッカ)」、
ブラックカテチュと呼ばれる薬草のエキスやその他を混ぜたものです。
見た目は黒なのですが深い緑色をしています。
意外とマイルドな味です。
また、ロシア産で酒造メーカーがつぶれてしまって、
幻のウォッカになってしまった「ペルツォフカ」、
何が珍しいかと言うと唐辛子をつけた辛ーいウォッカだからです。
度数が高いうえに、唐辛子の辛さがのどに染みて痛いんです。
今では、飲ませたがらないオーナーが増え、
値段の高騰を狙って封を切りたがらないのです。


まだあります。ベトナム産の米から作った
「NepMoi/ネップモイ」(39.5度)、
ベトナムのウォッカと呼ばれる焼酎です。
餅米から作った物で、香ばしいトウモロコシのような香りです。
辛目のベトナム料理と逢います。


まだまだあります。アメリカ産のウォッカ、
カリフォルニアの青い空をイメージした、
青いボトルの「SKYY VODKA/スカイウォッカ」です。
味はいたってシンプルでスマート。
飲み易さを重視しているので、これといった特長は無いけど、
カクテルなどで幅広く活用されて、Barなどでよく見かけます。


最後は、今私がハマッテいるウォッカ、
1997年にフランスで誕生した「グレイグース
という割と最近のウォッカです。
お酒にうるさいフランス人が作ったのだから、
それは美味しいだろうと思い、飲んでみたら、なんとも飲みやすい!
物足りないとかそんなのではなく、
上品でしかもしっかりとウォッカの持つ美味しさを出しているのです。
凄いのは翌年の審査のきびしい事で知られている
「ブラインド・ティスティング・コンテスト」のウォッカ部門で、
なんと最高得点の96点を獲得しているのです。
このため世界各地でもファンが急増しているそうです。
その製造には類い稀な努力が隠されているそうです。
品質を保つために、製造工程はフランス国内で一括管理。
こだわりを見せています。
いまや、ウォッカ=ロシアではなくなって来ているのですね。
グレーグースは渡り鳥ですが見事に世界中に広がり、
ちゃんと利益をフランスに戻しています。
年間需要成長率は1999〜2003年連続平均70%といいますから、
ウルトラブランドですね。Barにも置く所が多くなっています。
宣伝めいていますが、少しでも良さをわかって頂きたくて、
詳しくご紹介しました。


ウォッカ一つとっても、これだけのお話が出来ますので、
お酒の世界は広いのですね!
それでも、お酒は楽しいですが、
飲む時は程々がヨロシイようで!

*御紹介しました銘柄は、
 長年、私が実際に飲んだ感想に基づいたものです。

Posted at 20:12 | お酒の友 | この記事のURL
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コメント


おっちょさま、私はロシアのスタルカを飲んでいました。

ポーランドにもあるのですね。ポーランド語で「old」ということも
知りませんでした。ありがとうございました
Posted by:風蘭  at 2007年10月03日(水) 11:25

yumeziさま、

お酒は楽しまないといけません。
程ほどの量で自分の限界を判らなければ、飲むべきではありません。
若い時はお酒を飲む事で、憂さ晴らしや見栄を張りましたが、
今は、自分の責任で飲むべきでしょう。
その上で、沢山のお酒を飲み比べるのも、趣向です。
美味しいお料理とお酒、良い飲み友達良いものです。
人生を楽しむ事が出来るのが、幸せです。

ありがとうございます。
Posted by:おっちょ  at 2007年10月02日(火) 15:46

ジャズ親父様、いつもありがとうございます。

本当にお酒は、人間の歴史の一端を担っていると思います。
お酒がらみの話しには、限りがありません。
先ほど、ブログのほうを覗かせていただきましたが、
禁酒法時代のジャズのお話し、楽しませていただきました。
ジャズは、お酒がらみでないと成り立ちませんよね。
演奏する場所とか、演奏者の想いを助けたのもお酒でしょう。
こんなところも、歴史の一端でしょう。
面白いものです。これからも、楽しませていただきます。
Posted by:おっちょ  at 2007年10月02日(火) 15:38

風蘭さま、ご無沙汰しております。

音楽活動のほうは如何ですか。
活発にご活躍のようですね。

ポーランドのウォッカも銘柄が沢山ありますね。
ショパンもスタルカも有名ですね。ショパンのラベルは、
彼が描かれているので印象的です。
スタルカは、ロシアに同名の銘柄が有りますが、
原料や製造方法が違います。風蘭様は、どちらを飲まれていたのでしょうか。
私は、ポーランドのスタルカです。
それは、スタルカがポーランド語で「Old」の意味だからです。
サントリーのオールドウィスキーに引っ掛けて、
友人の間で洒落として飲んでいました。

これからも宜しくお願い致します。
Posted by:おっちょ  at 2007年10月02日(火) 15:29

道祖神様、

アルコール度数の高いお酒も、飲み方で楽しめます。
ストレートは自信が無ければ出来ません。
一番良いのはカクテルですね。後はソーダとか、
トニックウォーターとかで、割るとか、ですね。
今、流行りの焼酎と同じです。
ウォッカは、二日酔いになり難いと思います。
一度ドクドクの匂いと飲み口をお試しください。
私は、もっぱらトニックウォーター割です。これもカクテルで、
ウォッカトニックといいます。

いつも有り難うございます。
Posted by:おっちょ  at 2007年10月02日(火) 15:18

ミルフィーユさま、

ご主人様との思い出、ご馳走様です。
キエフはまだ健在です。加藤登紀子さんのお兄さんが店主です。
今年で30年くらいになるようです。
京都唯一のロシア料理専門店として賑わっているとのこと。
もちろんウォッカも飲めますが最近は日本酒も出すそうです。
また、お訪ねするのも良いのではないでしょうか。

いつも有り難うございます。
Posted by:おっちょ  at 2007年10月02日(火) 15:08

おっちょさんの博学いつも感心します。
勉強させていただいています。
そうなんですよ。ウオッカは若いときに飲んだことがあり期待して飲んだのですが、何!これ!飲みやすいので拍子抜けしたこと覚えています。
イメージ先行、味わって見ないと分かりませんね。
やっぱり日本酒が美味しいけれど、飲み屋の姉さんに「長生きしないよ」と注意されてからは自宅晩酌は焼酎、外では日本酒控えめにと決めています。
健康で少しでも長くお酒をたのしみたいですね。
Posted by:yumezi  at 2007年09月25日(火) 21:03

おっちょ様
やはりウォッカと来れば寒い国ロシヤが先ず頭に浮びます。
 冬ロシヤの長距離の運転手は出かける時に、必ずウォッカを一杯引っかけ 
 るか持って出かけると聞いたことがありますが

 お酒に纏わるお話は楽しく多くの事が学べますね。お酒の歴史を深く辿ると
 色んなことが出てくるとおもいます。又お話下さい。
Posted by:ジャズ親父  at 2007年09月25日(火) 16:30

私も、ウォッカ=ロシア と思い込んでいました。

さすがにフランスですね。
デザインもきれいですし、ぜひ試してみたいです

ウォッカといえば、「スタルカ」をひととき愛飲していました
最近、名前とボトルのデザインが気に入って購入したのが、
ポーランドの、「ショパン」です
Posted by:風蘭  at 2007年09月25日(火) 10:49

おっちょ様

 ウォッカがロシアのみでなく、世界各国で生産され、
世界中に広まっている事がよく分かりました。
ただ、自分は、どうしても度数の高い強烈なお酒という
イメージが強いです。

 飲んでみないとなんともいえませんが、多分、ひっくり
返るような気がしています
Posted by:道祖神  at 2007年09月25日(火) 07:57

綺麗なボトルですね・・・京都に加藤登紀子さん経営の「キエフ」というロシア料理のお店がありました。
今は知りません〜25年以上も前、夫とデートに行き二人で一本空けた事があります。なんと若かった事でしょう〜購入して試してみたいと思います。
Posted by:ミルフィーユ  at 2007年09月25日(火) 00:11

ぶるーむーんさま、

そうなんです、冷凍庫からギンギンに冷えたウォッカを出して
ストレートで飲む時は、何とも言えません。
私もズブロッカでした。独特のフレーバーがたまりません。
最近は手に入れば、猪肉の燻製を肴にしています。
どうしても、気が入ってくると薀蓄に走ってしまうのは
自然なのでしょうか。若しよければ、ご紹介したグレイグースを
お試しください。病み付きになりますよ。美味しいです。
通販で2800円ぐらいです。

何か、私が大酒飲みのようですが、最近は駄目です。
ウォッカもダブル一杯で充分です。
多く飲みたい時は、トニックウォターで割っています。
取り留めの無い話になりますので、この辺で。
ありがとうございました。
Posted by:おっちょ  at 2007年09月24日(月) 23:58

子鹿様、

本当に人間の知恵というものは凄いと思います。
お酒は日本の古代でも、存在しますし、世界中の歴史の影にも、
存在するんですから、ちょっとの事では書ききれないのは当たり前です。
今回は私の好きなウォッカを書きましたが、まだまだ、銘柄は多くあります。
今でこそ、こんなに好きな銘柄を選べますが、幸せだと想います。

ありがとうございます。
Posted by:おっちょ  at 2007年09月24日(月) 23:44

ズブロッカは冷たくしてというよりは、冷凍庫より
取り出されたのを、良く友達と飲みました。
今、娘がウオッカを愛飲しています。
結構、薀蓄を傾けながらですよ。
Posted by:ぶるーむーん  at 2007年09月24日(月) 22:05

ウオッカといえば、やはりロシア、を思い浮かべていましたが
違うことが、よく分かりました。
カクテルなどに使われるのは、知っていましたが・・なるほどです。
でも、でも
お酒の歴史は、古いですね〜〜人が、芸術、も必要としたように
タバコ、お酒の趣向品を求めたのは、人たる所以・・さすがですね。
Posted by:子鹿  at 2007年09月24日(月) 21:26