プロフィール
リンク集
親爺の料理教室(その2) 寒い時は簡単湯豆腐 [2008年01月21日(月) ]
寒い時は鍋に限りますな。ふぐチリでも寄せ鍋でも何の鍋でも構わないが、今回は最も簡単シンプル、メキシコでも美味しく食べられる湯豆腐の紹介。
何しろこの湯豆腐、豆腐そのものを食べる料理ですので、豆腐が美味しくないとガッカリします。
【ポイント1】自分が美味しいと思う豆腐を用意すること

親爺たるもの、自分御用達の豆腐くらい持っていない家人に馬鹿にされまっせ。
美味い豆腐の判断基準は、まず何もつけず、生のまま食べてみて、豆の風味がしていたらまあ合格。決して、スーパーの“今日の特売「豆腐、88円」”なるものは買わないこと。もし自分御用達のを持っていなかったら、パッケージを見て、消泡剤(主にグリセリン脂肪酸エステルが使われる)が使われていないものを。また凝固剤(すなわち“にがり”)に塩化マグネシウムが使われている物を。ある話によると、まともな店では60キロの大豆から400丁前後の豆腐しか作れないが、消泡剤を使えば3,000丁の豆腐が作れるとか。豆乳が濃ければ、消泡剤など使う必要が無いそうです。
また美味しいからといって、笊豆腐やくみ上げ豆腐などは使わないほうがいいでしょう。それらはそのまま食べたほうが美味しいと思いますよ。普通の絹ごしか木綿ごしを。
ここメキシコでも、友人が結構いける豆腐を作ってくれているので助かります。値段は18ペソ(約180円)とちょっと高めですが。

メキシコで売っているSAKURA豆腐

主な材料は、
昆布
豆腐
長ねぎ
そばつゆ
と至極簡素。

さて、作り方。
(1)まず鍋を用意。鍋は土鍋でもアルミの鍋でも構わない。一人で侘しく食べるなら、100円ショップで売っている一人用の土鍋が良いかも。この土鍋、鍋焼きうどんやビーフ・シチューにも使えるので買っておくと便利。
さて、その鍋に水を張り、ダシ昆布を入れる。
(2)20、30分したら、昆布のエキスが水に溶け出してきていると思うので、鍋を火にかける。
その間にねぎを適当な長さに切る。斜め切りでもストン、ストンと長手方向に直角に切っても構わない。お好きの切り方で。切ったねぎはそのまま鍋に入れてしまってもいいし、皿などに取って、後で鍋に入れてもいい。
また薬味用のねぎも一緒に作ってしまおう。これは小口切りに。なるべく薄く切ること。そのとき自分の爪や指を切らないように。いまさら自分の爪の垢を煎じてもね。
(3)つゆもご自分の好みで。
メキヒゲの場合、ポン酢で食べるのが好きなので、前回の親爺の料理教室(その1)で作ったソバつゆを使うよ。ほらさっそく出番がやってきた。そこに柚子でもカボスでも何でもお好みの柑橘類を絞ればポン酢の出来上がり。メキシコだとライムを絞るけど。
無ければ醤油だけでも、市販のポン酢でも、何でもご自由に。
(4)豆腐の投入時期は適当に。最初からねぎと豆腐を入れても構わないし、煮立ってきてから入れても構わない。ただし、
【ポイント2】豆腐は切らず、まるのまま

ついでに酒の入った徳利を入れておけば、燗つけもできるよ
(5)豆腐が温まればOK。


そろそろ食べ時か?ちょっとまだ早いかな

【ポイント3】豆腐にあまり火が通り過ぎるとスポンジのようになるのでそれだけは避けること。

(6)後は簡単。豆腐を掬って、つゆに入れて食べるだけ。薬味もご自由に。メキヒゲ流ではねぎと柚子入り七味唐辛子。
(7)ア〜ラ不思議。豆腐の2丁や3丁、あっという間に食べてしまいます。ダシを取った昆布も食べてしまいましょう。最近頭が気になるので積極的に海藻類を取るようにしております。(誰だ笑っているのはこれでも結構気にしているのダ

さて、湯豆腐を食べ終わったら、後の楽しみ。そう雑炊
(8)まず残った昆布とねぎのエキスがいっぱい出ているダシに、余ったつゆを入れ(入れすぎると塩辛くなるし、色が黒くなるので注意)、塩で味付けをして火にかける。
(9)グツグツいってきたら、冷や飯(冷や飯でなくても構わないが、我が家の場合たいてい冷蔵庫に3、4日前の冷や飯が残っている)を入れる。ダシと飯の分量は各自決めてくれ。ただし飯は水気を吸って結構増えるので注意すること。その間に卵(まあお好みで何個入れても良いが、原則は一人一個か)を溶いておく。
(10)さて冷や飯がふっくらと出来てきたら、溶き卵と薬味に使ったねぎ(まだ余っていたら)を入れ、おたまなどで軽くかき混ぜる。
(11)火を止め。待つことしばし。そう3分から5分くらいか。卵が適当な硬さになっていたら食べどき。
(12)さあ、召し上がれ
薬味は適当に。ここメキシコでは生の青唐辛子チレ・セラーノChile Seranoのみじん切りをよく使う。これは絶品。是非お試を。最近は日本でも生の唐辛子を売っていると思うよ。

(左)作った雑炊。残り少なくなってきている 
(中)みじん切りにしたチレ・セラーノ この唐辛子、メキシコでは中程度の辛さ
(右)頂きます。黒く見えるのは葉唐辛子の佃煮。京都のシバ漬けでもあれば最高なのだが・・・


【付録】豆腐情報
参考までに日本でのメキヒゲご用達の豆腐は次の通り。
(1)桜井豆腐店 東京都文京区水道
ここの豆腐は絶品。特に「潮の香」(280円)という豆腐。ほのかに塩味がして、醤油、薬味を必要としない。ただし湯豆腐には向かない。また豆腐以外の油揚げや厚揚げもいける。
我が家から歩いて40分程度。豆腐が食べたくなると散歩がてら買出しに。すぐ近くに行きつけのうなぎ屋「石ばし」があり、そこで昼飯を食べて、買って帰ることも。
電話番号など手元に詳しい情報がないので日本に帰ってから。

(2)成田屋丈右衛門(?) 新宿高島屋地下食品売り場
絹ごし、木綿ごしどちらも210円から。笊豆腐(609円?)も結構いける。

Posted at 00:06 | メキヒゲ流 親爺の料理教室 | この記事のURL
コメント(14) | トラックバック(0)

メキシコ通信18 路傍の草花(冬編) [2008年01月15日(火) ]
イヤー、今年の三が日は異常に寒かったですね。ついに氷点下を記録したのですから。こんなことめったにあるもんじゃありません。
でもこの寒さ、このときだけで、最近はいつもの暖かいメキシコに戻っています。
先日など、蚊の襲来に悩まされ、落ち着いて眠ることもできませんでした。でも夜中の3時、ようやく敵機を撃墜いたしましたよ。

さて、久し振りに通りの角々に咲いている草花のお知らせ。前は夏だったので、今回は冬編。

クリスマスの花と言えば、ポインセチア。メキシコではノーチェ・ブエナNoche Buena(クリスマス・イヴと言う意味もある)と言います。通常は鉢植えですが、家の近くに地生えのものがあります。その地生えのポインセチア、何と木のようになっているのです。日本にはこのようなもの無いと思いますが。

(左)我が家の鉢植え (中、右)地生えのポインセチアとブーゲンビリア


そして今、通りの植え込みはつつじが花を咲かせているのです。日本だと4月後半からだと思いますが、ここメキシコでは大体11月末頃から咲き始めるようですね。

通りに咲くつつじ


次はメキシコ通信6で記した枇杷。そのときは花を咲かせていましたが、今は可愛い実をつけているのです。誰も見ていない時、ちょっと失敬して来ようかな。

(左)枇杷の花 (中、右)実をつけた枇杷


そして最後は、ハカランダJacaranda。アメリカではジャカランダと言いますがが、ハカランダのほうが何となく花の雰囲気に合っていると思うのですが・・・。通常は2月末ごろから咲き始め、4月半ばの聖週間(いわゆるイースター、今年は3月20日から)が終わる頃まで咲いており、家の周りなど紫一色に染まります。しかし今年は2月初めに日本に帰国、残念ながら満開のハカランダを見ることが出来ません。でも家の近くに狂い咲きの一本を見つけましたので、カメラに収めました。

狂い咲きのハカランダ

Posted at 00:06 | メキシコ通信 | この記事のURL
コメント(14) | トラックバック(0)

親爺の料理教室(その1) 何でも屋〜ソバつゆ [2008年01月09日(水) ]

親爺の料理教室、その栄えある第1回。
あわび(もどき?)のオイスター・ソース煮込みにしようか、それともビーフ・シチュー、あるいは他の何にしようかと迷ったが、ちょうど我が家のソバつゆがなくなったので、それの作り方を紹介する。

このソバつゆ、なかなか優れものでソバのつけ汁やうどんのかけ汁(関西の方にはバカにされますが)の他、様々な日本風料理に使うことができる。したがってこれを作っておけばいざという時、役に立つこと請け合い。もっとも「昆布つゆ」や「追いがつおつゆう」などいろいろなつゆが市販されているが、この自家製のつゆ、市販のものとはるかに異なる風味豊かな味を提供してくれる。

まずは材料。
昆布
かつお節
醤油
みりん


これらの材料、詳しくは別の稿で記すが、できればいい材料を揃えたほうが味に決定的な差が出る。
でもメキシコでこれらを揃えるとなるとなると大変、特にみりんの入手がひと苦労。無ければ酒と砂糖でどうにかするが、今回は知り合いの日本食料品店で運良く入手できた。ただしメキシコ製。醤油はアメリカ産のキッコーマンがあるので、まあ不満ながらそれを使用。昆布とかつお節は日本から持参したものを使用。

さて作り方。まずはダシ作り
1)なべに2リットルほどの水を張り、そこに5cmX10cmくらいの昆布を放り込んでおく。昆布に切れ目を入れておくとダシが良く出るよ。
2)2、30分くらいしたら、その鍋を火にかけ昆布ダシをとる。そう時間は10分から15分位。まあできたら沸騰させないように。別に吸い物を作るわけではないので、ダシが昆布臭くなってもOK。
3)次に昆布を取り出し(昆布は捨てないこと)、新たにかつお節をこれでもか、というくらい入れてかつおダシを取る。このときも出来たら沸騰させないように。

【ポイント1】ダシはできたら沸騰させないこと。

4)2、30分加熱し、漉してやると綺麗な昆布・かつおダシが取れる。ダシを取ったあとのかつお節も捨てないこと。

次はカエシ作り
5)カエシの材料は醤油とみりん。ダシ:醤油:みりんの比率は大体4:1:1。身体の状態や季節、あるいは自分の好みで各自判断すること。

【ポイント2】ダシ:醤油:みりん=4:1:1

6)みりんを小さな鍋に取り、これも沸騰させないよう、アルコール臭がなくなるまで加熱。これがいわゆる「煮切り」。また醤油もできたら加熱。醤油とみりんを合わせる。これがいわゆるカエシ
7)カエシをそのまま保存し、使う時ダシと合わせてもいいが、私は面倒くさいのでダシとカエシをあわせてしまう。合わせた当座はそれぞれの味がなじんでいないので、かつおダシ臭い。
8)それをまた沸騰させないよう注意しながら煮詰める。2、30分おきにつゆをかき混ぜ、味見をする。段々かつお節臭さが無くなり、ダシとカエシがなじんでくる。自分の好みの味になるまで煮詰めればいいのだが、私の場合、全体の量が1/2くらいになるまで煮詰める。
9)それを冷まして、別の容器に移して冷蔵庫に保管。添加物なし(材料に添加物が入っていなければの話だが)のすっきりした自家製ソバつゆの完成。

さてこの自家製ソバつゆを使った料理、その利用範囲の広さに驚きの声があがる。薄める場合はダシか水を加えてやれば良い。
【ソバのつけ汁】
そのまま薄めずに使う。市販の乾麺でもこれを使えば有名蕎麦店以上の味が楽しめる。
【うどんのかけ汁】
自分の好みに薄めて温かいうどん(ソバでもいいが)にかける。色が濃いので関西の人に向かないかも。
【吸い物(すまし汁)】
昆布かかつお節で取った一番だしにほんの少量加える。多いと黒くなるので、塩味が足りなければ塩を適時加えてやる。醤油で作るよりも味に深みが出る。
【ポン酢】
柚子や橙、カボスやスダチなどの柑橘系の絞り汁を加えてポン酢にする。市販のものとは一味も二味も異なる。前に紹介したおでんなどこれを使うと味が一段と増す。メキシコではライムを絞って。
【すきやき】
ワリシタとして使う。砂糖、酒などを加えて自分の好みに。関東風のすきやきの場合、このワリシタと言うソースを使うが、関西風では醤油の代わりに使ってもすき焼きの旨みが倍増すること請け合い。
【てんつゆ】
適当に薄めて、天ぷらのてんつゆに。
【煮魚、野菜の煮物】
好みの味に薄めて煮魚や野菜の煮物のソースに。またみりんを加えてやれば照り焼きソースにもなる。煮魚の場合、かつおダシが魚と重なるので良くないと言うが、料亭料理ではないし、第一正直言って私、そこまで味がわかりません。
【うなぎの蒲焼、ヤキトリ】
適当にみりんや砂糖を加えてやれば蒲焼やヤキトリのつけ汁になる。

などなど書き出したらキリが無いのでここで止めますが、最後に付録を。
【付録1】牛肉の甘辛煮
牛肉(切り落としでも小間切れでも昨日のしゃぶしゃぶ、すきやきの残りでもまた豚肉でも鶏肉でも良い)をニンニクの千切りと長ネギの千切り(長さ3cmほど)と一緒に脂で炒め、そこにこのつゆ適当にを入れて、甘辛に煮付ける。好みで砂糖、みりんを加えても良い。私はよくハチミツを入れる。汁気がなくなったら出来上がり。最後にあさつきや紅生姜を加えても良い。メキシコでは生の青唐辛子のみじん切りを加える。
これ酒の肴に最高。ただし飲みすぎ、血圧の上昇には注意を!
【付録2】昆布の佃煮ダシを取った昆布を千切りあるいは2、3cm角に切り、ヒタヒタよりちょっと多目の酒で煮込む。酒が煮詰まりかけた時に醤油かこのつゆを加え、それが煮詰まりかける寸前で火を止める。これでなんともすっきりとした自家製昆布の佃煮の完成。
【付録3】かつおのふりかけ
漉し取ったかつお節に醤油と酒を加え、煮ていって汁がなくなったら煎り焼きにして汁気を飛ばす。そこに煎りゴマを包丁で軽くたたいて加えて出来上がり。

アッそれからもっとも大事なこと
【ポイント3】用済みの鍋などサッサと洗ってもとあった場所にしまうこと。
台所を汚しておくと女房殿に叱られますぞ

Posted at 00:25 | メキヒゲ流 親爺の料理教室 | この記事のURL
コメント(14) | トラックバック(0)

メキシコ通信17 メキシコのお正月 [2008年01月05日(土) ]
皆さん


昨年中は私のブログに遊びに来ていただき有難うございました。
また今年も愚にもつかないことを書き綴りますのお付き合いのほどよろしくお願い致します。

さて今回はメキシコの大晦日から元旦にかけての風景。

まずは大晦日。
今回は我が家で友人達を呼んでのささやかな日本式年越しパーティ。
刺身やイセ海老のサラダそして何故かしら正月用のおせち。
皆で飲んで、食べてそして年越しソバ。
そうするうちにもうすぐ午前0時。
近くの独立記念搭の年越しコンサート会場へ。

特設ステージとニュー・イヤー・コンサートのポスター

ここには特別ステージが仮設され、新年を祝うコンサート。

そして0時。
カウント・ダウンの中、除夜の鐘に代わる1200発の花火が打ち上げられ、いよいよ2008年の幕開け。

約5000人のメキシコ人たちに混ざってのドンチャン騒ぎ。
帰ってきたのは1時半。

元旦。
二日酔いの朝。
6時半に起きて、木枯らしの中近くのチャプルテペックの森へ。
気温5℃。寒い。
2008年の初日の出。


チャプルテペック城から昇る初日の出

合掌!


帰ってきて、お雑煮と昨晩の残りのおせちで新年の朝食。

午後は友人宅に年始廻り。
そこでもやはり酒盛り。どうもクリスマス・イヴから飲んでばかり。
この日は早めのご帰還。

そして1月2日。
今日は朝から曇り。太陽が顔を出さない。寒い今朝の最低気温-2℃。この冬一番の冷え込み。
太陽が顔を出さないと寒いメキシコ。
今日からもう仕事。
またこの1年、健康に気をつけて頑張らねば

Posted at 00:10 | メキシコ通信 | この記事のURL
コメント(8) | トラックバック(0)

<< 2008年01月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新トラックバック