先日、中津に行った時、福澤諭吉の旧宅の庭で見た立て看板です。
「福翁自伝」にある「しらみ取りの話」のことを書いています。
写真の字は読み辛いので、そのまま列記します。
しらみ取りの話
少年諭吉の母お順さんはまことに心のやさしい
情ふかい方でありました。 このころ中津の下辺に
家は大へん貧しくいつもボロボロの着物を着て
髪の毛はボウボウとなった知恵おくれの女の子が
いました。 母はその娘を見ると毎度のように庭に
呼び入れて筵の上に坐らせて頭の虱を取ってやる
のでした。 私は母に命じられてその虱を石に上で
五十匹、多い日は百匹もつぶすのです。 それがすむ
と母はこの娘に虱をとらせて貰ったお礼にと握り
飯を作ってやるのです。 娘はおいしそうに食べて
うれしそうに帰って行くのでした。
少年諭吉の母お順さんはまことに心のやさしい
情ふかい方でありました。 このころ中津の下辺に
家は大へん貧しくいつもボロボロの着物を着て
髪の毛はボウボウとなった知恵おくれの女の子が
いました。 母はその娘を見ると毎度のように庭に
呼び入れて筵の上に坐らせて頭の虱を取ってやる
のでした。 私は母に命じられてその虱を石に上で
五十匹、多い日は百匹もつぶすのです。 それがすむ
と母はこの娘に虱をとらせて貰ったお礼にと握り
飯を作ってやるのです。 娘はおいしそうに食べて
うれしそうに帰って行くのでした。
ここで私は「奉仕、ボランティア」について考えさせられました。
「奉仕、ボランティア」とは、けっして人にしてあげているのではなく、
させて貰っている、のだと。 皆さんはどう思いますか?
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at 19:29
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