ようやくスイング時代に入りました。
スイング・ジャズは、1930年代から1940年代初めにかけて大流 行した白人が主体となって作られた大
編成によるジャズの形態のひとつ で す。黒人ブラス
バンドやマーチングバンドとは音楽的には直接関係
な いとされていますが、その形態はブラスバンドから
発展したともいわれる大人数のジャズで、ビックバンド
が演奏の主流を占めました。
スイング・ジャズは軽快なダンスミュージックで、ジャズの特
徴であるアドリブやソロよりも、綿密なる打ち合わせによる
ビックバンド全体での所謂アンサンブル演奏に重点が置か
れました。
1920年代の世界大恐慌で一般の人たちの間に安ら
ぐ軽快な音楽を好む傾向が強まり、さらにラジオや蓄
音機等の登場によってレコードが普及し、決められた
時間内に曲が終わる必要性が出てきたのです。
又生演奏を観に来た客も、レコードと同じ演奏を要求
するようになった為、演奏する曲の緻密な編曲(アレ
ンジ)が要求され、編曲者(アレンジャー)も重要視さ
れるようなりました。
前時代のディキシーランド・ジャズよりも大編成であり、
即興演奏に重点が置かれことなく約束事にコントロー
ルされたアレンジが必要となったのです。
その結果ライブでもレコードと同じ演奏、甘く軽快でダ
ンサブルな楽曲、大人数でのアンサンブルなどにその
特色が見出されたのです。
スイング・ジャズ時代の初頭は和声の本質においては
ニューオリンズ・ジャズやディキシランド・ジャズと大差
はないのですが、セブンス・コードが基本となり、4声を
主体としたセクショナル・ハーモニー(メロディ、リズム
とともに音楽の三要素の一つとされる)が開拓された
のです。
又、大編成で多種類の楽器が用いられたことから編
曲者と演奏者との分業化が進み、オーケストレーシ
ョンの面で進歩していく事になるのです。
こうしてスイング・ジャズのスタイルが発展していくと
転調とか和音とかが複雑になり、より曲にメリハリ(シ
ンコペーション
)が出来ていくのです。少し古いのですがスイング時代のはしりです
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at 15:00
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