
手紙を書こうとペンを握る。
それも恋文?である。
笑う人は笑って下さいの心境でぺんを走らせる。
もらった本人だって、笑い転げるかも知れない。
ところがもう何年も手紙を書いていない。
恋文にいたっては半世紀も書いた事はない。
むくいが今自筆の手紙を書くとき、障害になっている。
電話、携帯電話、ファクス、Eメール、携帯メールとコミュニケーションのツールもずいぶん増えた。
電話魔の私は相手に迷惑をかけながら、何時間もおしゃべりを楽しむ。
又良くメールをするほうでもある。
前に戻そう。手紙を書こう。
なかなか一行目が書けない。
そうだ季節の言葉を入れよう。
「今年はいつになく静かなお盆でした。
そちらのお盆の情景を思い浮かべています」
いや、ロマンティックではないなあ。
「にぎやかな盆踊りの歌声が聞こえてくるこのごろです」
これもロマンティックに欠ける。
「線香花火を一人で楽しんでいます」
手紙って不思議、口に出しては言いにくい事も素直な心になって、静かな心になって、「好き」も「愛しています」も書いてはいないけど、文章の合間にこめた私の気持ちをわかってほしいと念じながら、ペンを走らせる。
書いた手紙を四つに折る。
封書に宛名を書く。郵便番号の欄がない。
切手・・・・切手があったかなあ、
10円が2枚と50円1枚と62円1枚がある。
一体この手紙の行方はどこに?
62円と10円2枚貼れば2円が一寸惜しい。
50円と10円2枚では舞い戻ってくるかしら?
何処か机の片隅に80円の切手が落ちていないか?
最後にロマンティクな気分はすっかり消し飛んでいます。
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at 10:31
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恋文もらった事はあるけど、書いたことなし、のmachanさん、今からだって遅くありませんってば、人生半分以上損したなんて言ってないで、
愛するご主人に書いて下さいませ。ませ。