ほたるの飛ぶ里は田植えが終わったばかりである。
友達の招待で蛍狩りに行った。
そこには彼女のパーキンソンを患う従姉さんも見えていた。
友達は腫瘍を抱えている。良いものか、悪いものかは50%の割合と告げられている。
これからは検査、検査の日が続くだろう。
交通事故の後遺障害を抱えているもう一人の友と4人で暮れ行く小川のほとりで、ほたるの出るのを待った。
「あっ
ほたるだ
」目の前に光り始めると、またたくまにその光は増していった。おおきな源氏ほたる。闇の中に見物人のどよめきがさざなみのように伝わる。
4人は何にも言わないで、ほたるの光だけをみつめていた。
「来年も此処で蛍見たいね。」突然パーキンソンの彼女が小さな声でつぶやくように言った。一緒にいる3人の胸の中でそれは約束したような想いである。
翌朝私達は緑の渓谷沿いに帰ってきた。又来年も蛍の飛び交うこの山国の町の蛍を見たい。
大分県 山国町
友達の招待で蛍狩りに行った。
そこには彼女のパーキンソンを患う従姉さんも見えていた。
友達は腫瘍を抱えている。良いものか、悪いものかは50%の割合と告げられている。
これからは検査、検査の日が続くだろう。
交通事故の後遺障害を抱えているもう一人の友と4人で暮れ行く小川のほとりで、ほたるの出るのを待った。
「あっ
ほたるだ
」目の前に光り始めると、またたくまにその光は増していった。おおきな源氏ほたる。闇の中に見物人のどよめきがさざなみのように伝わる。4人は何にも言わないで、ほたるの光だけをみつめていた。
「来年も此処で蛍見たいね。」突然パーキンソンの彼女が小さな声でつぶやくように言った。一緒にいる3人の胸の中でそれは約束したような想いである。
大分県 山国町 魔林峡 (まばしきょう)
大分県 山国町 猿飛峡(さるとびきょう)
翌朝私達は緑の渓谷沿いに帰ってきた。又来年も蛍の飛び交うこの山国の町の蛍を見たい。
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