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風と荒地花笠 [2007年07月05日(木) ]
朝起きて新聞広げていると、一寸だけなら外歩いても大丈夫のような空模様である。
どっち向きに歩くかはその日の気分。川筋をたどることにした。
いつもは浅い底に小さい魚の群れを見るのだか、かなり水量が増えて流れも早い。
あれ!見たことあるような、何処からか風に吹かれて、飛んできたのかミントの白い花が咲いている。

30年勤めた小さな事務所から、完全じゃないけど、パート勤務になった開放感と、平日ぶらぶらしている自分に小さな戸惑いもある。



公園の近くで、目の端しをブルー色がよこぎる。
かけよると、露草から「おはようございます。」の挨拶をうけた。
露草が背伸びしてるように見えて可笑しかった。

アレチハナガサが川にそって、細い四角な茎を並べている。


何度もカメラ向けるけど、ピントを合わせようとすると、風が邪魔する。
いや風もただ一緒に戯れたいだけである。
「何撮ってるの?」振り向いた私に笑いかけたその方は朝の散歩の風情である。
「おはようございます。ヒキオコシ(引起しです)。」
「ああここら辺、早く草を刈らなくちゃと思ってるけど、雨でね。こんな草の名前は知らんかったなあ。」
しばらく話をしていると、大川自然を守る会の方だった。
大川をたどってるつもりが「さっきの橋で、落合川になっていました。」
「この一寸下流から合流して、大川になっているのですよ。この雨で、蛍の卵が流れなきゃ良いが?」とその方は心配気である。

川の流れをどんどん上ると、人家がとぎれその先は森になっていた。
うっそうと繁った森を一人で進むのは一寸怖い。
Uターンして帰ると3時間ほど時間が過ぎていた。
散歩、散策なんてものではなくて徘徊でした。
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