事務所が一年中で一番華やぐのは毎年今頃である。
もう15.6年も前の事だったと思うけど、社長がもう半分枯れかけたような苗を水苔に包んで、植木鉢に植えていた。
「何の花ですか?」「カトレアだよ」
「あらあら!こんな半分しなびた様な葉っぱ如何したんですか?」
花屋さんで半分捨てられたようになっていたので、もったいないから千円で買ってきたという。
「まあ、どうせなら、きれいな花が咲いていたほうがいいわね」と外野すずめの私達は勝手な事を言ったものである。
あれから毎年カトレアは1月を迎えると、華やかにあでやかに咲き続け、株分けをして鉢も増え、方々にお嫁にも行った。
外を歩くと菜の花や水仙が誰にも見られずに林に続く道に咲いているし、花壇に目を移すとリコリスのピンクが見える。
ビタミンカラーのたんぽぽに元気をもらって歩く道、川の水面は浅い春の陽ざしのなかできらめいている。
リコリス
節分の豆まきももうすぐ、嬉しくなって来る。
もう15.6年も前の事だったと思うけど、社長がもう半分枯れかけたような苗を水苔に包んで、植木鉢に植えていた。
「何の花ですか?」「カトレアだよ」
「あらあら!こんな半分しなびた様な葉っぱ如何したんですか?」
花屋さんで半分捨てられたようになっていたので、もったいないから千円で買ってきたという。
「まあ、どうせなら、きれいな花が咲いていたほうがいいわね」と外野すずめの私達は勝手な事を言ったものである。
あれから毎年カトレアは1月を迎えると、華やかにあでやかに咲き続け、株分けをして鉢も増え、方々にお嫁にも行った。
外を歩くと菜の花や水仙が誰にも見られずに林に続く道に咲いているし、花壇に目を移すとリコリスのピンクが見える。
ビタミンカラーのたんぽぽに元気をもらって歩く道、川の水面は浅い春の陽ざしのなかできらめいている。
リコリス
節分の豆まきももうすぐ、嬉しくなって来る。
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at 21:09
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