山笑う
平尾台は3月の初めに野焼きが行なわれる。
火の祭典からもう2ケ月程が過ぎようとしている。
友と語る事は「もう芽吹きはどうかしら」「まだお花は咲かないかな」
どうも落ち着かないので、友と二人偵察に行こうと決めたのは、もう11時になろうかという時間。お昼は山のレストラン、ウッドストックで取ることに決めてバタバタとカメラの用意をする。
半年ぶりの平尾台はいつのまにか緑の草原に変わっていた。
今日はいつもと一寸違うルートを取ることにした。
春は楽だね。足元で枯れた草がポキポキと音がする。
エビネ ラン科
エビネ ラン科
「おいで〜!」と友の弾んだ声が響く。
私もその弾んだ声に急遽駆け寄ると、もうびっくり声も出ない。
この平尾台でエビネが咲くとは知っていたけど、エビネは林内と思っていたので、この草原で開花が見られるのは、何と嬉しい事だろう。
オキナグサ キンポゲ科
この花も長い事探していた。見つけたのはやっぱり目の良い友である。
全く方向違いの草原を探していたので、ピクナルの陰で見つけた時の喜びもひとしおである。もう羽状毛の翁の姿になった花もあった。
ホタルカズラ ムラサキ科
今日の平尾台でひときわ鮮やかなコバルトブルーの花はホタルカズラである。日当たりの良い草地であちら、こちら地を這うようにして咲いていた。
平尾台ではいっぱい咲いているけど、よそではなかなか見られないという。
カルスト台地が好きな花だろうか?
こうして写真にしても、ホタルカズラの可愛さが伝えられないもどかしさです。
ヒメハギ (姫萩) ヒメハギ科 ヒメハギ属
花の大きさは1センチ位、背が低く、地面に這うように広がる。
小さな花が好きな私、今年も逢えたねと、そっと指をふれてみる。
ピンクのカノコソウがいっぱい蕾をつけていた。
十日もすれば草原はピンク色に染められて、又私を誘う。
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at 21:42
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