これは釣友と地元小渓流に釣行した時の話。
この谷は10年ぶりに入渓したのだが、渓の模様はすっかり変っていた。以前は渓沿いの杣道は山仕事人により整備されてたが、今はすっかりさびれてしまい、潅木に覆われたり倒木で塞がれたりして陰気な渓になっていた。おぼろげな記憶をたどりながら釣り上がるが、何故か全く釣れない。
やがて見覚えのある二股に到着、それぞれに分かれて入渓する。30分後にこの合流点で待つこととし、釣り上がるも小物少々しか釣れず、私は時間どおり合流点に戻り釣友を待つが、それから30分しても戻ってこない。心配になって釣友の渓に入り500メートルほど探すも発見できず、行き違いにでもなったかと、私は引き返してものの100メートルぐらいで、往路では見落としていた妙な物体を足元に見つけた。
それは何かの糞だが、驚いたことにピラミッド型に盛り上がってる上に、バケツ一杯分の塊まりである。糞の太さは3センチもあろうか。それが渦巻き状に積上がった形をしていた。
これは熊の糞かも、途端にゾットきてあたりを見回した。持っていた笛を鳴らし、その辺にいるかも知れぬ熊に警戒をしつつ、ほうほうのていで元の場所に戻った。
結局釣友は1時間半後に無事戻ってきて一安心する。
聞けば釣りに夢中になり、約束の時間も忘れて釣り上がってしまったという。先ほど見た糞の話をするが、よく釣れたせいか、それがどうしたのとのんびりしたものだ。
帰宅して調べたのだが、「ため糞」は熊・カモシカ・狸のするもので、自分のテリトリーを主張するため、定めた数箇所に通い糞をする習性があるとか。ただしカモシカは兎の糞状だし、狸は体型からあまり太くない。とすればやはり熊の糞か。それに緑色だったところも熊糞に近い。
この教訓-----以後我々はトランシーバーで互いの連絡をとるようにした。
この谷は10年ぶりに入渓したのだが、渓の模様はすっかり変っていた。以前は渓沿いの杣道は山仕事人により整備されてたが、今はすっかりさびれてしまい、潅木に覆われたり倒木で塞がれたりして陰気な渓になっていた。おぼろげな記憶をたどりながら釣り上がるが、何故か全く釣れない。
やがて見覚えのある二股に到着、それぞれに分かれて入渓する。30分後にこの合流点で待つこととし、釣り上がるも小物少々しか釣れず、私は時間どおり合流点に戻り釣友を待つが、それから30分しても戻ってこない。心配になって釣友の渓に入り500メートルほど探すも発見できず、行き違いにでもなったかと、私は引き返してものの100メートルぐらいで、往路では見落としていた妙な物体を足元に見つけた。
それは何かの糞だが、驚いたことにピラミッド型に盛り上がってる上に、バケツ一杯分の塊まりである。糞の太さは3センチもあろうか。それが渦巻き状に積上がった形をしていた。
これは熊の糞かも、途端にゾットきてあたりを見回した。持っていた笛を鳴らし、その辺にいるかも知れぬ熊に警戒をしつつ、ほうほうのていで元の場所に戻った。
結局釣友は1時間半後に無事戻ってきて一安心する。
聞けば釣りに夢中になり、約束の時間も忘れて釣り上がってしまったという。先ほど見た糞の話をするが、よく釣れたせいか、それがどうしたのとのんびりしたものだ。
帰宅して調べたのだが、「ため糞」は熊・カモシカ・狸のするもので、自分のテリトリーを主張するため、定めた数箇所に通い糞をする習性があるとか。ただしカモシカは兎の糞状だし、狸は体型からあまり太くない。とすればやはり熊の糞か。それに緑色だったところも熊糞に近い。
この教訓-----以後我々はトランシーバーで互いの連絡をとるようにした。
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at 09:06
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