気がつけば、まだまだ本棚には、忘れられたように絵本が何冊かあります。
手にとれば、わあ、なつかしい。表紙は色あせ、ところどころ破け、らくがきさえも。
それでも手放せなかったのは、わたしの「たからもの」だからかもしれません。
そんな愛着のこもった絵本とともに日々の暮らしを気ままにつづります。
ぜひ、あそびにきてください。

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☆チリンの鈴 [2008年05月14日(水) ]
 さぁ、今日はふたりの子どもたちが大好きだった絵本「チリンの鈴」の紹介です。アンパンマンの作者やなせたかし著のこの本は、書店ではなく、サンリオショップにありました。

 おかあさん羊をオオカミのウォーに殺されたチリンが、強くなりたいとウォーに弟子入りするという、このものがたりは、ドラマチックで子供たちに何度も何度も読んで読んでとせがまれました。

 わたしもやさしいおかあさんの声、赤ちゃんのチリンの声、オオカミのウォーの声と使いわけるのが楽しくて、いろいろな声色を工夫したものです。

 いまではもう、そんなマネはできそうもありません。「声を出して読む」という行為は相当の体力が必要です。一日を終えてクタクタなのに、この本を読んでやる。当時それがあたりまえでした。

 子育ての時期というのは、精神的にも、体力的にもほんとうに充実しているものですね。今では、それが夢かまぼろしのように、身体がナマって、クタッっとしています。

 いまになってわかるのは、子育ての時期って「ほんとうに短かい」ってこと。あっ、という間だった。そう思いませんか?もっと、子供たちと向き合い、慈しめたらどんなによかったろう、と心から思わずにはいられません。

 うちでは、わたしたち親の心の準備ができないうちに、ささっと子どもたちは独立してしまいましたから、なおさらです。

☆今日の絵本
 『ちりんの鈴』 原作・やなせ・たかし 作画・サンリオ・フイルム制作
 1980年1月30日発行 発行所/株式会社サンリオ

☆今日の絵本のことば
 そのとき、このあたり一番のきらわれものの、悪名高いウォーのこころに何かあたたかいものが流れました。それはウォーが生まれてはじめて知るふしぎな感情のおののきでした

Posted at 10:28 | 絵本 | この記事のURL
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コメント


 のり さま♪ こんばんは

 コメントありがとうございます。この本も手離さなかった
ということは、お気に入りだったのでしょうね。この本の
読み聞かせは、ほんとうに楽しかったですね。
何十年も前のことなのに、まるで昨日のことのようです
Posted by:きまま  at 2008年05月14日(水) 22:03

きままさん、なかなかドラマチックな絵本ですね。
お子さんたちが何回も読んで欲しいと、おねだりしている様子がよく分かりますよ。
Posted by:のり  at 2008年05月14日(水) 21:11

 賢 さま♪ こんばんは

 FUFU、わたしもいつだったか娘にシンデレラの話を
一頁ずつ飛ばして読んだことがありますそれでも、
眠ってくれました。隣室で聞いていた実母にそのことを
見抜かれ、あきれられましたっけ。
 子どもは親の声を聴いているだけでよいのかもしれま
せんね。
Posted by:きまま  at 2008年05月14日(水) 21:00

物心付きかけた頃の読み聞かせは
大人が想像する以上に
子供たちの将来に影響を及ぼすそうですね。

長男の時良く冗談で

『昔昔何々が居ました。』
『そして眠いので寝ました!』

と受け狙いで読み聞かせしましたよ。
Posted by:  at 2008年05月14日(水) 20:40

 ルルさま♪コメントありがとうございます

 ルルさん、感動の一冊だったなんて、うれしいです。
挿入画像はもう一枚、物語のラストシーン、ひとりぼっち
になって雪の中にたたずむチリンも用意していたのです
が、季節はずれかと、除外してしまいました。

 なかなか、深いものがたりで、子どもは子どもなりに、
おとなはおとなとして、感動します。
Posted by:きまま  at 2008年05月14日(水) 15:06

あ〜!今コメントを書きながら胸が鼓動を打っています

それほど好きな物語で、物語を読む人間側ではなく、
私自身が本の中で羊や狼になりきってしまいます。

私は、チリンがお母さんを殺された時の悲しみより、ウォーの所に修行に行き、2人してならず者になった頃からのほうが涙が出てきます。ウォーはこうなる事は分かっていて敢えてチリンに身を捧げた…もっと書きたいけど…書きながら又涙が溢れ手が震えるので、ここで止めますね
Posted by:ルル  at 2008年05月14日(水) 14:51





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