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気がつけば、まだまだ本棚には、忘れられたように絵本が何冊かあります。
手にとれば、わあ、なつかしい。表紙は色あせ、ところどころ破け、らくがきさえも。
それでも手放せなかったのは、わたしの「たからもの」だからかもしれません。
そんな愛着のこもった絵本とともに日々の暮らしを気ままにつづります。
ぜひ、あそびにきてください。

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咲いた♪咲いた♪ [2008年02月29日(金) ]
 チューリップの花が一輪、咲きました、わぁい。



 『あおくんときいろちゃん』のところで、「きみどりいろ」の葉ということでご紹介させていただいたあのチューリップが、今朝、咲きました。きままの顔が大きいのではありません、この花もまたミニなのです。

 昨年、売れ残りの球根を植えたのでした。こんなミニ丈の花もあるのですね。さっき、故郷新潟の友からメールが来て、「花の芽など全くみあたらない冬景色よ」とのこと。そうなんですね、東京はこのところずっと晴天つづき。

チューリップもあわてて咲いたのかもしれません、持ち主のまねをして。
明日から三月。春はすぐそこまで来ているかしら?

Posted at 13:44 | 花だより | この記事のURL
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☆虹を織る日々 [2008年02月28日(木) ]
 今頃の季節の今朝のように、良く晴れた日にはベランダで「虹遊び」をします。お日様を背にして、霧吹きをすると、あら不思議、虹が好きな場所に現れます。冬に日が差す南向きだからできる遊び。ほんとうは夏にできると一番いいのですけれど。

 今日ご紹介する『虹を織る日々』はこの虹のお話?いいえ、この本は絵本ではなくエッセイ集です。表紙の高柳佐知子さんの絵がステキと手に入れたのでしたっけ。二月のうちに、どうしてもとりあげたかったそのわけは……。

 著者の熊井明子さんによると、二月は「虹を織る」月なのだそうです。雪が降ったりして、どちらかというと厳しい季節に「虹を織る」などといわれると不思議な気もしますけれど「燈火節」という随筆集にのっている古い異国の暦によるとこうなるそうです。

 ほら、いそいだ理由、わかっていただけますね。この本の説明書きには、「青春時代の美しい生き方を問う感性豊かな青春論エッセイ集」とありますから、心に響くことばが虹のように織りこまれているのだなと想像されます。

 一方通行の道を引き返すようで、気恥ずかしく思いながら今手にすれば、少女だったあの頃は手に届かぬ虹をおいかけるような日々だったのかもしれないな、と思えてくるのですが、どうでしょう?それから頁を繰って、素朴だけれども、繊細で暖かな高柳佐知子さんのイラストをもう一度ながめてみるのです、自分のための絵本として。

 さしずめ、いまのわたしにとっての虹のイメージはこんな感じかしらん。

 ダブルレインボゥ、トリプルレインボゥを見たのもこの南の島でのことでした。これは虹の島ともいわれているHAWAIIの絵葉書からとりだした画像です。

☆きょうの絵本
 『虹を織る日々』熊井明子著
 1977年7月発行 発行所/学習研究社
 イラストレーション 高柳佐知子

☆きょうの絵本のことば
 『燈火節』による古い異国の暦から
  はじめに生れたのは歓びの霊である、この新しい年をよろこべ!

  一月・霊はまだ目がさめぬ 二月・虹を織る 三月・雨の中に微笑する 
  四月・白と緑の衣を着る 五月・世界の青春 六月・荘厳 

  七月・二つの世界にある 八月・色彩 九月・美を夢みる
  十月・溜息する 十一月・おとろえる 十二月・眠る

Posted at 09:02 | 絵本 | この記事のURL
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☆あおくんときいろちゃん [2008年02月26日(火) ]
 今日の絵本は、『あおくんときいろちゃん』。この絵本はぼろぼろで、開くとページがバランバラン。それほど愛読されたのです。小さな子にも読みやすい大きさの本だからでしょうか。お話そのものがわかりやすいからでしょうか。子供たちは、絵を指差しながらそれはもう夢中でした。

 あおくんときいろちゃんは大のなかよし、あおくんがきいろちゃのおうちに遊びに行くと……と、とても身近なおはなし。

 レオ・レオーニ作の絵本はこのほかに、小さなさかなが集まって大きな敵をおいはらうという『スイミー』、夏の間はただのなまけものにみえたけれど、冬になったときに……という、のねずみのお話『フレデリック』なども本棚に並んでいたはずなのですが、手元に残っているのはこの本だけです。

中でも、『フレデリック』は、わたしの好きなおはなしでした。いえ、自分がフレデリックに似ているだなんて、思ったわけでは決してありませんよ。この二冊、よく考えれば、とっても教訓的。なのに、楽しいおはなしに仕立てられています。

 さて、「あおくんときいろちゃん」、青色と黄色の二色から、こんなにも楽しいおはなしができるのです。おもわず絵の具を出してきて「おえかき」したくなります。この絵本は子どもたちの日常を切り取って、ほのぼのと心温まるものがたりにした珠玉の名作です(キッパリ)。

それに、この本のほんとうの主役はなんといっても、題名にはない色、「きみどり」なんです。NNNNNN、奥が深い。1967年の発行です。

 都会の街路樹はまだまだ枯れ木ばかりが目立ちます。あおやきいろの葉をつけた季節がそろそろ恋しくなってきました。昨年の晩秋の頃に植えたチューリップの球根のきみどりの芽が日に日に育っています。

画像は今朝のチューリップ。曇っているので、きみどりにみえませんけれど、今年もまた花が咲くのが見られる、と思えるのは、ほんとうに、うれしいものです。

☆今日の絵本
 『あおくんときいろちゃん』
 レオ・レオーニ・作 藤田圭雄・訳
 1967年発行 発行所/至光社

☆今日の絵本のことば
 ぱぱにもままにもやっとわけがわかりました。

Posted at 10:01 | 絵本 | この記事のURL
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すずめのいたずら [2008年02月24日(日) ]
 
 このところ、ベランダの手すりがフンで汚されるのがイヤで、すずめの餌を置くのを控えています。うちの手すりだけなら我慢もしましょうが、お隣にまで迷惑はかけられません。

 その意趣返しでしょうか、鉢植の花が荒らされて悲しい思いをしています。赤いポリアンサスと、青いビオラが、無残にも食い散らされているのです。ゼラニウムやシクラメンは荒らされないので、背が低くやわらかい花びらは食べやすいのかもしれません。困ったことです。

 今朝もそうです。しかたないので、空いていたバードゲージの中にビオラの鉢植を避難させました。さぁ、これで荒らされないかしら?

 今朝の東京地方、晴れた空に白いもやがかかって、昨日の春一番のなごりの強い風がまだ吹き荒れています。ときおり、吹きあげられて舞っている枯葉が蝶のように思えるのは、老眼のせいかしら?

Posted at 10:27 | 花だより | この記事のURL
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うれしくてうれしくて♪ [2008年02月22日(金) ]
 たった今、クロッカスが咲いているのを発見!うれしくて、うれしくて♪、お知らせします。こうして人の心を癒す植物たちは、もう立派なセラピストですね。きままの顔が大きいのではありませんよ、クロッカスが小さいのです。

 鉢植たちに水をやるとき、心がけていることがあります。それは全員平等に、ということ。植物は水をあげると、うれしくてうれしくて♪歌う、のだとか。それを聴いてまだもらえない子たちは、早く早くと催促するのですって!

 それを知ってからは、冬眠している鉢植たちや水やりがそうそう必要のない鉢植えたちにも、ほんとうにいらないの?と迷うようになりました。

 ほんとうは、べゴニアの鉢植を撮るつもりだったのに…。やるべきことをやらないで、別なことをしてしまい、それで満足してしまうこの頃、東京地方は今日もよい天気、さぁ、何をしましょうか?

Posted at 10:02 | 花だより | この記事のURL
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Part2になったわけ [2008年02月20日(水) ]
 年齢を感じるときがたしかにあります。寒さが身にこたえるとき?いえいえ、そうではありません。変化というものにおくびょうなときです。

 先日、ここのトップページの体裁が変更になりました。それに敏感になったせいかどうか、操作を間違えてしまい…、それまでのブログが全て消えてしまいました(涙) 復活を試みたものの、思うようにいかず、こうしてPart2をはじめることで解決させました。

 とうとつにPart2が始まったので、もしかしたら驚かれた方もいらしたかもしれません。そんなわけで、前の記事にコメントをくださったみなさま、いただいた大切なコメントを消してしまいました。ほんとうにごめんなさい。

 気ままなだけでなく、あわてんぼうも披露してしまいました。以下はごく最近わたしがやらかしたことリストです。

☆左右色のちがう靴下をはいていたことがある。
☆自動改札機に自宅の鍵(形状がまったくちがうのに)をかざしたことがある。
☆フロアの違う同じ番号の部屋を自宅と間違えて呼び鈴をならしたことがある。

☆コートを脱いだらエプロンをしたままだったことがある。
☆セーターの後ろ前を逆に着て外出したことがある。しかも、Vネック。
☆友達と間違えて他人に手を振ってしまい、その手を降ろせず困ったことがある。
 そしたら、タクシーが停まってしまい、もっと困ったことがある。おかげで手は降ろせました。

 家のものは、それは「あわてんぼうとは違う、年齢だ」と申します。ほんとうでしょうか?

Posted at 10:20 | エトセトラ | この記事のURL
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三度目の絵本 [2008年02月18日(月) ]
 人は生きている間に、三度、絵本に出会うのだそうです。
自分が子供だったときに、自分の子供のために、そして老いた自分のために。

昨日の日曜日の午後、ある作家の講演会を聴きにいきました。ノンフィクションや評論などを書かれるどちらかというと硬派の方とお見受けしていましたので、絵本についての講演とは意外な感じがしたのです。

一番知りたかったのは、その方がどうやって絵本に出会われたのかでした。ガンや航空機事故など社会問題を深く掘りさげた書物を数多く出版されている方です。なぜいま絵本なのか。

それも知りたいと思いました。答えはあっけなく明かされました。ご子息を亡くされ、ぼうぜんとしていたとき、立ち寄った本屋さんで手にしたのが絵本だったのだそうです。

そうして、絵本に悲しみを癒されていったそうです。
似たような経験をしていましたので、その方の悲しみに深い共感を覚えました。わたしたちくらいの年齢になれば、身内の不幸にどうしたってむきあうことになります。

そのとき、絵本は心の糧となるそうです。講演で紹介された絵本たちは、わたしの本棚には一冊もありませんでした。うちの絵本は、四分の一世紀もの間、しまわれたままだったのですから。

新しい絵本にも出会ってみたい、そんなふうに思えた講演会でした。とはいえ、次回もまだまだわたしの本棚から、絵本を連れてきましょう。たまには、ほこりを払ってやらなければなりません。

人生に三度目の絵本として。
画像は今朝のクリスマスローズ。日陰を好み、下を向いて咲く花を育てるのは初めてでした。寒い戸外でも日に日に花の数を増やします。今日のおはなしにピッタリのような気がして。

Posted at 09:05 | 絵本 | この記事のURL
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☆だってだってのおばあさん [2008年02月16日(土) ]
 こんにちは♪また絵本のお話をさせてくださいね。
今日ご紹介するのは、晴れやかな今の東京の空にはぴったりのお話。

 めずらしいことに98さいのおばあさんが主人公です。99さいの誕生日の日に、手作りしたケーキに飾るロウソクが5本しか手に入らなかったので、おばあさんはロウソクの数だけの年齢の誕生日だということにしたのです。5さいになったおばあさんは?というものがたりは、とても魅力的。

 誰でも、自分がおばあさんになる日が来るなんて想像したことなかったと思うのです。この本を手に入れた当時、少なくともわたしは想像できなかった。98さいまで生きていられるかどうかわかりゃしないと思ったことも確かです。だから、98さいの自分の姿を想像することをやめてしまったのかもしれません。

 現在はもう三十年前の容姿とは明らかにちがう自分の姿がありますから、年をとるってこういうことね、ってわかっています。そういえば、本を手にしたとき、こんなおばあさんになりたいっ!と思ったのでしたっけ。思ったはずなのに、自分がおばあさんになる日が実感できなかった。若さは才能ではないはずなのに。「だってものがたりだもの、現実じゃないわ」と思ってしまったのですね、きっと。

 この本は、ですから今こそ読まれるべき絵本♪と思います。大人のための絵本があるとしたら、この本はきっとそれにあてはまります。わたし自身がこれから生きていくための道しるべとなる絵本かもしれない…と、何十年ぶりに手にして感じています。

 そう、これはSTAGE世代へのエールともいうべき絵本です。 同じ作者による絵本で、やっぱり猫がでてくる『百万回生きたねこ』のお話よりわたしはこちらの方が好き。文字数が少なくて読みやすいからではありませんよ。

☆きょうの絵本
 『だってだってのおばあさん』 著者・さのようこ
 1975年初版 発行所/フレーベル館

☆きょうの絵本のことば
 「5さいって なんだか とりみたい」

Posted at 13:07 | 絵本 | この記事のURL
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