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気がつけば、まだまだ本棚には、忘れられたように絵本が何冊かあります。
手にとれば、わあ、なつかしい。表紙は色あせ、ところどころ破け、らくがきさえも。
それでも手放せなかったのは、わたしの「たからもの」だからかもしれません。
そんな愛着のこもった絵本とともに日々の暮らしを気ままにつづります。
ぜひ、あそびにきてください。

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☆晴れの日の『クマのプーさん』 [2008年03月28日(金) ]
 今日は花粉症の症状がひどく、何も考えられない感じ。こんな日は、Part1で紹介した絵本を再度とりあげさせてくださいね。

 それは、絵本『クマのプーさん』。黄ばんで風格のあるこの本は、絵本というよりはお話集です。

 主人公の男の子クリストファー・ロビンの大切なお友達のぬいぐるみ、クマのプーとがおりなすおはなしは、フフッとおもわず、ひきこまれずにはいられません。

 どちらかといえば、小さないたずらが困った事件に発展するというおはなしですが、そこはイギリスの児童文学。お国らしいユーモアがちりばめられています。

 以前とりあげたときは、同じ本の雪の日のお話でしたが、今回は、今日の東京地方のように晴れの日のお話を選びましょうか。「プーが、あたらしいゆうぎをはつめいし、イーヨーが、なかまにはいるおはなし」という長い題名です。

 このおはなしは松ぼっくりを使ったあそびをプーがはつめいすることからはじまります。「松の木」といえばとても日本的な感じがしますけれど、イギリスにもあるのですね。

 そういえば、南仏プロバンス地方の斜面にも、セザンヌが描いた松がそのままの形でありました。そうそう、その木を見上げていたら、後ろの建物の二階の窓から「日本の方ですか?」と日本語が降ってきました。

 セザンヌの愛した松とセント・ヴィクトワール山を望む家に暮らす若い日本人留学生。素敵すぎます。それにHAWAIIの海岸にも、日本の方に枝を傾けるようにして生えている松の木がありましたっけ……。

さて、E.H.エリックのペン画もこのおはなしにぴったり

 「川はゆっくりながれました。川には、じぶんのゆくさきが、ちゃんとわかっていたのです。」などと、子育て時代には、読み流していた文章が、今読むと自然に心に入ってくるのです。

 おとなのための絵本の一冊といってもよいかもしれません。それにしても、この絵本が書かれた頃のイギリスの自然は豊かです。現在もそうだといいのですけれど。

 それでは、英国風にお茶の時間にしましょうか。今日の紅茶は、砂糖なしのストレート。水色をした『エディンバラ・クィーンズティ」の、大切にしていた最後の一さじにしましょう。もちろん、サハラ砂漠の砂時計で時間をはかります。

☆きょうの絵本
 絵本『クマのプーさん』
ぶん・A.A.ミルン え・E.H.エリック やく・石井桃子
1977年9月5日第8刷 発行 発行所/株式会社岩波書店

☆きょうの絵本のことば
すると、川もまた、だまってながれてゆきました。

Posted at 13:36 | 絵本 | この記事のURL
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退化ユニバーサルデザイン [2008年03月26日(水) ]
 先日、携帯電話を買い換えました。右がその新しい携帯電話です。

 左の旧い携帯電話で、ちっとも不自由はしていなかったのです。けれども、友だちや子どもたちから送信してくる画像のサイズが大きくて、旧い方では受信できないことが多くなり、この機会にと右の新機種にしたのです。

 気に入っていたのですよ、旧い携帯電話。折りたたみではないので、片手でも取り出しやすく、ボタンも大きく、操作もしやすい。何より、このデザインの可愛らしさに魅かれました。

 右の新しい携帯は、デザインは旧いものと良く似ています。けれども、使ってみてわかったのは、旧い方が角ばっていたので持ちやすかったということ。新しい方は、全体にまるみを帯びていて、握っていても、すぐ手から滑り落ちてしまう。握力の弱いわたしは、落とすことが多くなりました。

 それで、滑り落ちないよう気を使わねばならず、それが、少しうっとうしい。それに、ボタンも凹凸がはっきりしていたので、わかりやすかったし、押しやすかった。新しい方は、凹凸のない平板なデザインなので、かえって操作しにくいのです、格好はよいのかもしれませんけれどね。

 旧い方は、細身でスタイリッシュ。ユニバーサルデザイン的にも優れていました。新型は必ずしもそうとはいえない。使いやすさという点では、むしろ退化したかな、という印象。それに不要な機能がどっさり。

 この旧い機種のまま、新しい機能を追加できたらいいのになぁ。携帯にも、レアメタルが使われていますから、都市型鉱山そのもの。ゴミとして安易に捨てるわけにはいきません。機能をオプションとして、加えたり、はずしたりして同一機種を長く使う。そんな時代が早く来ないかしらぁ。そうなれば、少しは循環型社会に近づくはずなんです。ね、そう思いませんか?

 さぁて、解像度が格段にあがったこの新携帯のデジカメ機能で、昨日、ようやくみつけたオオイヌノフグリを撮ってくるとしましょうか。

Posted at 08:50 | アートなはなし | この記事のURL
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☆お宝?『アトム誕生』 [2008年03月24日(月) ]
 きのう、ルルさんの「手塚な街」を拝見して、いつか絵本番外編として取りあげたいな、と思っていたこの本を思い出し、急遽ご紹介いたします。

 鉄腕アトムの一番最初のおはなし、『アトム誕生』の本です。すごいでしょ。息子の部屋の本棚にこれをみつけたときは思わずニヤリとしました。

 この本の巻末がぬりえになっていて、こうして遊んだあとも発見。息子が幼稚園の頃に、鉄腕アトムがテレビで再放送されていたのです。

 世代を超えて、魅了されるこのおはなし、今、読んでも、とても面白いと感じます。2003年にアトムは生まれました。現実との落差に、科学は手塚治虫に追いつかなかったと、残念でもあり、またホッとしたりもします。

 この本の『アトム誕生』のものがたりの中には、楽しいことに、手塚治虫氏ご本人が登場し、26年前に自分が書いたと、解説するくだりがあります。

 「これは、お宝だね、鑑定団に出せば、高値がつくじゃない?」と息子に冗談でいいましたらば、興味なさそうに出かけてしまいましたっけ。

 今朝の東京地方は曇り、小雨もぱらついた模様。前の公園の気の早い桜の木だけが、ポッと明かりをともしたようにピンク色しています。

 さぁ、そっと、この本をもとに戻して、散歩にでかけましょうか。少しは花粉もおさまっているでしょうから。

☆きょうの絵本
 『鉄腕アトム』アトム誕生 月刊マンガ少年別冊 手塚治虫 定価330円
 昭和55年(1980年)12月発行 発行所/朝日ソノラマ

☆きょうの絵本のことば
 ロボット法 第一条 ロボットは人間をしあわせにするために生まれたものである。
 「ロボット」を「科学文明」におきかえてみたとき「科学文明」は、はたして人間をしあわせにできたでしょうか……(手塚治虫氏がものがたりの中で語る)

Posted at 09:24 | 絵本 | この記事のURL
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☆ピーターラビットとゼラニウム [2008年03月22日(土) ]
 冬の間中、うちのベランダを華やかに彩っていたゼラニウムの鉢植たち。一年中咲いてくれて、手間もかからず丈夫で、眺めるたびに、「そこだけプチヨーロッパ」と目をなごませています。

 『ピーターラビットの絵本』にも、このゼラニウムの鉢植が名脇役として登場します。例えば、Aの第一話『ピーターラビットのおはなし』、Bは第三話『プロプシーのこどもたち』

 同じくCの第三話『プロプシーのこどもたち』、Dは第四話『こねこのトムのおはなし』の中に。

ね、ゼラニウムでしょ?
それで、わたしもゼラニウムを育てるようになったのです。

画像は今朝のゼラニウム。東京地方やっとお天気が回復したのですが、雨の翌日は花粉がたくさんとぶそうで、それがちょっと心配。

 全くわたしは気にならないのですけれど、娘は匂いが強すぎるといって、この花が苦手。そういえば、ゼラニウムはハーブですものね。

落ち込んだときに、鉢植たちの世話をすると、心が落ち着くことがあります。このゼラニウムのおかげかもしれません。心にはたらきかけるハーブだそうですから。作者のビアトリクス・ポターはこのことを知っていたかしら?

☆きょうの絵本
 『ピーターラビットのおはなし』
 『プロプシーのこどもたち』
 『こねこのトムのおはなし』
 ビアトリクス・ポター さく・え いしい ももこ やく
 1971年11月1日発行 発行所/福音館書店

☆きょうの絵本のことば
 ぎゅっと ピーターをふみつけようとしましたが、ぴーターは うえきばちを3つ ひっくりかえして まどからとびだしました。



Posted at 09:20 | 絵本 | この記事のURL
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☆ピーターラビットと金魚 [2008年03月20日(木) ]
 先日、マティスの金魚鉢を探していることをお話しましたが、金魚はいろいろな絵やおはなしの中に登場します。この第一話『ピーターラビットのおはなし』にも、ちょっとだけ描かれています。ピーターがマクレガーさんに追われて逃げ惑っている最中の、こんな具合に。

上が絵本、下が原画です。

 じょろの後ろに、こわごわとのぞいているピーターの姿があります。農場主のマクレガーさんがじょろに水をくむ池のそばに、しろいねこが、金魚をねらって、すわっているのです。ねこのしっぽはさきっぽまではりつめているのがわかります、ことに原画の方は。

 ねこに狙われているともしらずに、金魚のなんと金魚らしいこと。ピーターはねこには話しかけないほうがいいと、そっと通りすぎるのです。原画は前回にもご紹介しました、きままが脇に抱えている『THE HISTORY OF THE TALE OF PETER RABBIT』によります。

 今朝の東京はあいにくの小雨模様。前の公園の気の早い桜が咲き始めています。春ですね。なのに、うちの出目金ちゃんたら、あくまでマイペース。好きなときに起きて、好きなときにお昼寝です。飼い主に似てる?そんなこというのは誰?

☆きょうの絵本
 『ピーターラビットのおはなし』  ビアトリクス・ポター さく・え いしい ももこ やく
 1971年11月1日発行 発行所/福音館書店

☆『THE HISTORY OF THE TALE OF PETER RABBIT』
 FREDERICK WARNE & CO LTD 1976

☆きょうの絵本のことば
 しろいねこが きんぎょをねらって すわっていました。とてもじっと すわっているのに、ときどきしっぽのさきだけ いきもののように ぴくりぴくり と うごいていました。

Posted at 10:47 | 絵本 | この記事のURL
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☆ピーターラビットのおはなし [2008年03月18日(火) ]
 春の気配がします。うきうきして、なんだか、元気なうさぎに会いたくなりました。今日とりあげるのは「ピーターラビットの絵本」です。

  最初は、もちろん第一集第一冊目の『ピーターラビットのおはなし』。ご覧下さい。この本の裏表紙に息子が自分の名前を書いたつもりなのですね。幼稚園にあがる前の三歳ころのことではなかったかしら。お気に入りだったようで、この本には噛んだ歯形も残っています。

食べちゃいたいくらい、大好きな絵本だったのでしょうね。子どもの心ってホント面白いですよね。これを公開したと知ったら、きっと息子は「よせよ」っていうでしょうから、内緒ですよ。

 第一話のなかでも、この絵がわたしはいちばん好き。右が絵本、左が原画です。

 おかあさんに上着のボタンをはめてもらっているところ。こういう場面ってよくみかけましたね。うちの息子は左利きで幼稚園の制服の大きなボタンがどうしてもはめられなかった。こうしてよくかけてあげたこと、思い出します。

 いたずらっこのピーターはこの新しい青い上着を農場主のマクレガーさんに追われて、なくしてしまうというのが第一話のおはなしです。作者のこの写実的な表現力が、この本をベストセラーにしているのでしょうね。

 その秘密を知りたくて、「THE HISTORY OF THE TALE OF PETER RABBIT」という本を手にいれたのでした。こちらには、第一話のすべての原画(スケッチ)が掲載されていて興味をひかれます。いかに観察したか、描いたか、試行錯誤したかが、よくわかります。こちらも、絵本とともに眠っていました。

 この絵本のいいところは、子どもの手のひらサイズだということ。作者のビアトリクス・ポターの発案だそうですね。だから、子どもには読みやすいし、大人になってから手にすると小さく感じて、子どもだった頃にタイムスリップできるのですって。

 そばにあるだけで、うれしい、という絵本があります。ピーターラビットもそんな絵本のひとつです。

☆きょうの絵本
 『ピーターラビットのおはなし』  ビアトリクス・ポター さく・え いしい ももこ やく 
 1971年11月1日発行 発行所/福音館書店

☆『THE HISTORY OF THE TALE OF PETER RABBIT』
 FREDERICK WARNE & CO LTD 1976

☆きょうの絵本のことば
 ピーターは、ふくをどこへおいてきたのだろう  と、おかあさんはおもいました。
 ピーターったら、この2しゅうかんのうちに、うわぎを2まいと、くつを2そくもなくしてきたのです!

Posted at 08:48 | 絵本 | この記事のURL
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金魚鉢探してマス♪ [2008年03月16日(日) ]

 出目金ちゃんを一匹、飼っています。飼い始めた動機が不純。アンリ・マティスの『金魚』の絵に描かれている筒型の金魚鉢がほしいから。

 なかなか、みつからないんです。やっと、さがしだしたのがこの金魚鉢。

 金魚を飼ってみてわかったのは、マティスのこの絵はとても写実的だということ。ほんとうに、絵のように、水面にも金魚がうつるのです。

 ピンク色のテーブルの上に、筒型の金魚鉢を置いて、ベランダの鉢植たちの中においてみたい。それが、夢。

 一昨年、南仏プロバンスをめぐったとき、マティスの教会にも立ち寄りましたよ。道中、金魚鉢らしきものも探してみました。みつけられなかった。

 絵本と同様、好きな絵は、心を癒すと信じています。
アンリ・マティスやパウル・クレーの絵のように。

 ☆きょうの絵
  『金魚』 アンリ・マティス 1912年/油彩・カンヴァス/140.0×98.0cm   セルゲイ・シチューキン旧蔵 

Posted at 09:21 | アートなはなし | この記事のURL
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☆ペネロペ当たる [2008年03月14日(金) ]
 「うっかりペネロペ」というアニメーションがNHK教育で放送されていました。はじめて見たとき、あまりの愛らしさに目がハートになりました。

 一話、たった五分間のアニメーションですから、ほとんどテレビを見ないこともあって、番組表で見逃すことも多く、放送も不定期で、なかなかみることができません。

 「MOE」という絵本の雑誌の表紙にペネロペが載っているのを書店の店頭で発見して思わず買いました。その本についているアンケート葉書を送るとペネロペの人形が当たるというのでほしくて、ほしくて書いてポストに投函しました。

 そうしたら、こんな、気持ちが通じたのか、当たってしまいました。わぁい。先週、「三冊目の星の王子さま」の記事を書いた日に宅配便で届きました。狂喜乱舞するわたしに息子は「子どもじゃないんだからぁ」とあきれ顔。

 さっそく、きままの新しいおともだちになりました。

 フランスの作家ゲオルグ・ハレンスレーベン&アン・グットマン夫妻による絵本シリーズが原作のアニメーション「うっかりペネロペ(Penelope tête en l'air)」の主人公“ペネロペ”は、3歳のちいさな青いコアラの女の子で、ちょっぴりうっかりやさん(テタンレール=tête en l'air)。

 そのしぐさがとても可愛くてもう夢中。DVDを購入してしまいました。これで、いつでも好きなときにペネロペに会えます。ですから、ペネロペは絵本のない絵本というわけです。

 絵本そのものは、そうですね、小さい子供向けに、しつけ的要素が強いかもしれません。最新版の絵本はペネロぺがルーブル美術館にでかけるお話ですから、どんなうっかりをみせてくれるか気になります。早く日本語バージョンが出版されないかしら。

 世の中には、アニメーションから入る絵本という世界があることを知りました。時代は変化しているのですね、確実に。

 今日は、あいにくの小糠雨。昨日の暖かさが嘘のよう。こんな日はペネロペのDVDを楽しむとしましょう。

☆きょうの絵本
『うっかりペネロペ』
ぶん・アン・グットマンえ・ゲオルグ・ハレンスレーベン やく・ひがしかずこ
DVD/「ひとりでできるよ編」 「みんなともだち編」

☆きょうのえほんのことば
  子どもがひとりで本をみるときのために、文章だけでなく、絵も物語るようにしなくてはなりません=ゲオルグ・ハンスレーベン


Posted at 10:03 | 絵本 | この記事のURL
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何の花? [2008年03月13日(木) ]
 さっき、南向きのリビングに置いた一輪挿しをみたら、こんな花がいて、どっきり。
あれ?何の花だったっけ?

ハイビスカス?ノー、ノー、ちがいます。
じゃぁん♪

そう、チューリップなのでした。むりやり、つぼめ(?)ました。最初に見たときは、何の花を生けたのだったっけ?とわが目を疑いました。

 こうして、ぐっとそりかえって花を開いたり、また、ぎゅっとつぼんだりをくりかえし、くりかえしして、やがてはしおれてしまいます。

チューリップって強いなぁ。だから好きなのかしらん。

Posted at 09:11 | 花だより | この記事のURL
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机の上の畑 [2008年03月12日(水) ]
 寒い冬ほど元気な植物があります。
たとえば、わたしのデスクの上で育てているこの多肉植物。

 おととしの大晦日に、「硫黄島からの手紙」をみにいった帰りに買ってきたときは、手のひらに乗るサイズの舟形のいれものにちまちまと入っていました。今では、入れもののサイズは同じくらいでも、こぉんなにたくさん♪

 右の子が全部のおかあさん。左の子と比べると大きさがわかります。お母さんは、はじめは子供たちと同じくらいの大きさでした。

 ある日、ぽっきりと茎が折れてしまいましたが、そのまま気づかぬふりして水苔にさしておいたらば、いつのまにやら根が生えて、成長してくれました。

 そのとき、おかあさんが落とした葉を水苔にさしておいただけなのに、みんな、こうして元気に育ちました。

 この子達は、暑さが苦手。
夏になると成長を止めて、冬眠ならぬ夏眠します。
暑い夏はわたしもそうしてやりすごすことができればいいのになぁ。

Posted at 06:43 | 花だより | この記事のURL
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