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「伊勢物語」 グレングールド[2007年12月04日(火) ]
出勤前の気温はマイナス4度。今日から首にマフラー、手には手袋をはく。

定時に出社、定時(30分ぐらいだろうか、、、)に仕事を終え、後はコーヒー飲みながら、のんびりん。先月からお願いして給料を1/3に減らしてもらったので、後ろめたさも1/3だ。

かばんの中からおもむろに、新潮日本古典集成「伊勢物語」を取り出す。
伊勢を読むのはもう、何度目だろ?おそらく5回か6回ぐらいにはなるはずだ。最初は高校の時、岩波の文庫本だった。私は読んだ本は小学校高学年以来ほとんど捨てないでとっているので40年前の伊勢も本棚のどっかにあるはずだが、今回は十年ほど前に買った新潮社の単行本である。

”むかし、おとこありけり ういこうぶりして、、、、”から 最後の歌
”、、、、、、きのうけふとは思わざりしを” まで百二十五段

これが生涯最後の「伊勢物語」読みになるかもしれない、ゆっくり丁寧に
読んでいこう。

さて、車の中で グレングールド 「ゴルドベルグ協奏曲、三声のインヴェンション」を聞く

グールドが25歳、23歳の時の録音である。「ゴルドベルグ」はザルツブルグ音楽祭。「3声のインヴェンション」はロシアでのライブ録音である。
録音の状態は最悪でシャリシャリというノイズがいづれの曲にも入っており、ピアノの音もクリアな状態では録音されていない、壁の向こうで演奏されているのを聴いているような気がする。

しかし、車の中で何回も繰り返し聞いていると録音の状態が良くないことがかえって聞き手の想像力を増すのに気がつく。ザルツブルグやペテルベルグでグールドの演奏を始めて聞く聴衆が彼の演奏や演奏スタイルに最初は戸惑い、困惑しているのが、だんだんと彼の演奏に引き込まれ最後には夢中になって行くのが目に見えるような気がする。

私はクラシックのピアノ音楽を聞いて、誰が演奏しているかは判らないがググールドだけは判る。ときどきデパートなんかでグールドの音楽がBGMとしてかかっているときがある。その時、女房に「あっ、グールドだ」と言う、女房は「あ、ほんとね、グールドだわ、」と言い返す。ほんのひと時幸せな気分に二人で浸る。

定時に帰宅後
夕食、入浴後 写経を一部 83枚目 

明日、明後日は、2週に一度の出張日だ。この日記もお休み。

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