15坪の家が550万円で建つって本当?【2009年04月06日(月) 】
場所は埼玉県の坂戸にある住宅地です。参加者は60代のシニアの方々の比率が高いのが目立ちました。我が家をリフォームすべきか、建て替えるべきかと悩んでおられる方々とお見受けしました。そんな風景をTBSが取材していました。
この平屋はアキュラホームが販売する「新住まい55」という名称の半規格型商品です。
新住まい55の外観
私には、この平屋について3つの疑問がありましたので、現地の販売担当者に直接ぶつけてみました。
1、安かろう、悪かろうじゃないの?
東京都が試みた住宅価格3割引き下げ実証実験の、選定企業5社のうちの1社に選定され、東村山市の武蔵野iタウンで定期借地権の一戸建てを販売しました。相場の3割安の価格ながら住宅性能表示の6項目で最高等級を確保するという品質の高により、販売ごとに30倍〜50倍の高倍率で人気をはくしました。新住まい55はこの実績をさらに進化させた家づくりの技術によって実現されたのだそうです。
高耐震、バリアフリー、省エネルギー、オール電化、床暖房がついて550万円。質と価格のバランスはやや質に傾き気味という印象でした。
ダイニングとリビングスペース
2、狭くて暮らしにくいんじゃないの?
わずか48.74uの平屋です。ワンルームマンションより一回り大きいくらいの面積です。夫婦二人を対象としてはいるものの、本当に住めるのかしら?という素朴な疑問は否めません。
ところが、実際の室内は案外のびやかな空間なのにちょっとびっくり。あえて壁ではなく、低めの家具で仕切ってあるので、視線がぶつからずすっきりと見えます。ダイニングスペース、リビングスペース、寝室スペースが確保されていて無駄なものをそぎ落とすという引き算の設計で、シンプルな暮らしが提案されています。
寝室コーナー
いろいろな暮らしを経験したシニアにとって、必要なものだけと暮らす、究極のシンプルライフはかえって気持ちのよいものではないかと思えわせる新鮮な空間でした。
3、超低価格の家、いったい誰が考えたの?
550万円の家って、事業的には収益性の低い商品なので、経営者としては優先順位の高い商品とは思えません。なのに、どうして商品化されたのでしょうか?
この会社の社長さんは3代続く大工さんの家系で、自身も永年大工さんをやって来た人です。今も入社式では新入社員の前で、鉋を削って見せるそうです。この社長さん自らが、2万項目にもおよぶ建築工程のひとつひとつを見直すことで、無駄な人件費や材料費を削減し、高品質でしかも低価格の住宅をつくる仕組みを確立したことが、この平屋が実現した基盤です。
普通の人が無理しないでも手に入る住宅を提供することで、家を持つのがゴールで、そのあとは、家族旅行も我慢してひたすらローンを返済する生活では、家を持つ意味はない。家をもったあとにこそ、豊かな暮らしが楽しめるようにとの思いから、新住まい55の販売を決意したのだそうです。
550万円の平屋は、とりあえずは、5月末までの期間限定販売。人生90年を見据えて、豊かな暮らしをとお考えの方には、一見の価値ありの住まいです。
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2008 マンション・オブ・ザ・イヤー【2009年02月13日(金) 】
今年最初のコラムはマンション評価ナビガ選んだ、2008年 マンション・オブ・ザ・イヤーです。
昨年は、新築マンションの価格上昇と、世界的な不況が影響し、都心のマンションの販売件数は落ち込み、売れ行きも不振でした。
こういう状況に陥ると、不動産会社は、価格を抑えるためにコンパクトな(つまり狭い)間取りにしたり、これまで付いていた床暖房などの標準設備をオプション対応にするなどの対応策を打ち出し、なんとか売れ行きを促進しようとします。
半面、商品プランとしての先進性や独自性の追求からは、遠くなってしまいます。
そんな市場環境の2008年に頑張ったマンションが以下の10件です。
・大崎ウエストシティタワーズ 1084戸 (住友不動産)
・パークコート神宮前 385戸 (三井不動産レジデンシャル)
・シティタワー豊洲 ザ・ツイン 1063戸 (住友不動産)
・シティタワー麻布十番 500戸 (住友不動産)
・Brillia(ブリリア)ひばりが丘 55戸 (東京建物)
・パークハウス護国寺 37戸 (三菱地所)
・パークコート赤坂 ザタワー 518戸 (三井不動産レジデンシャル)
・武蔵野タワーズ 570戸 (野村不動産ほか)
・MASTERVEW RESIDENCE 241戸(鹿島建設)
・ブランズタワー南千住 215戸 (東急不動産)
このなかから、STAGEユーザー向きマンションについて、評価のポイントをご紹介します。

■大崎ウエストシティタワーズ
タワーマンションならではの施設・サービスは改めて言うまでもないことです。特筆すべきは、山手線駅からペデストリアンデッキにより繋がる駅近にあること。また駅からマンションへ至る道も、マンション内部も最新のセキュリティで守られている点です。
タワーマンションでは高層階にファミリー向きのわりと広いタイプの住戸が多いのが一般的ですが、このマンションはこぶりなタイプも高層階に多く、シニアカッップルで高層に住みたいという方には向いているマンションです。

■パークコート神宮前おしゃれな街原宿の、東京都が所有する土地を活用した複合開発による
50年の定期借地権のマンションです。
50年間しか住めませんが、分譲マンション未満、賃貸以上の住まいとして、地価の高い都心に住むための方法として、定借というのはシニアが住み替える際の有力な選択肢の一つだと思います。
このマンション、建築家の隈研吾氏が外観デザインや内装デザインを手がけており、スタイリッシュなマンションで、原宿のランドマーク的存在になるのではないでしょうか。

■MASTERVIEW RESIDENCE「ゆとりのある建て方」「共用施設」「より便利で快適に暮らせる設備」など建物に関する評価の高いマンションです。
時間にゆとりがあり、日々の生活を楽しむ余裕のあるシニア向きマンションでしょう。
外観デザインは周辺の街並みをリードする力を持っています。また、住戸の広さに関係なく全室天井に埋め込み式のエアコンをはじめ洗濯乾燥機や食洗機がついており、すっきり快適に暮らせるマンションです。
全体的な傾向としては、大手不動産会社の大規模マンションが多くランキングされてしまいました。大規模マンションは、そのスケールメリットから、共用施設やセキュリティ、コンシェルジェサービスなどの付加価値が付けやすく、評価点も高くなってしまうのです。
次回は、ランキング外ではあるけれど、2008年、キラッと光った個性的小粒マンションをご紹介します。
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あの広尾ガーデンヒルズを評価してみました【2008年09月27日(土) 】
きっかけは、私が運営する「マンション評価ナビ」のユーザーから新築だけでなく中古マンションの評価を望む声が多くなったことから、実証実験的に試みたというわけです。
広尾ガーデンヒルズ ウエストヒル
古くても居住性の高いマンションかどうか、という視点で110項目の評価項目を設定し、評価を実施した結果が以下のとおりです。
評価点は5点満点です。
拠点性の高さ(交通・生活の利便性) 4.2点
住環境の良さ 4.0点
居住性の高さ(共用部分) 2.8点
居住性の高さ(住戸部分) 2.9点
デザイン性の高さ 4.0点
昭和60年竣工当時、インターナショナルな街広尾に誕生した三井不動産、三菱地所、住友不動産、第一生命の大手4社による総合プロジェクトで話題になったマンションです。
今回評価したウエストヒルはI・J・Kの3棟からなっていて、その他のヒル(サウス・ノース・イースト・センター)のなかでは、グレードは中間レベルです。ちなみに一番グレードが高いのはサウスヒル、次にセンターヒルとなっています。
外観は重厚なタイル張りで、植栽も成長しているため、経年変化による劣化よりは成熟した街並の形成を感じさせます。しかし、エントランスや共用廊下などは広さも含め、仕様グレードは今どきの億ションと比べると平凡で地味な印象をあたえます。
たまたま調査時K棟は3階の外部窓付近からの雨漏り補修工事がなされていました。やはり築年数が20年超経過しているため経年劣化でそのような箇所が出てくると考えられます。
住戸のもともとの内装のグレードは、玄関の土間が大理石以外は標準並みといったところでしょう。今となっては、リフォームしている人も多いでしょうから、グレードについてはまちまちであることが予想されます。
やはり問題はどの中古マンションにもいえることですが、給排水管についてです。このマンションでは給湯に関しては塩ビ管で問題ありませんが、給水が鉄管のため、1週間以上留守にした後、給水を利用すると赤水が出ることがあり、その取替え工事が当面の課題となっているとのことです。
しかしながら、維持・管理は良くなされており、5年ごとの維持計画書も作成されており、こうした給水管問題もきちんと解決されることが予想されます。
今でこそ珍しくない24時間有人の管理センターを、約20年前から設けており、先駆的です。管理は、ヒル棟ごとに支部会があり、それを全体で統括する理事会が形成されており、この集団管理システムは当時としては新しい試みでした。
平成7年以降、ほぼ毎年部分的な修繕が実施されています。平成11年には外周壁、鉄部、減圧弁などの大規模修繕が、その翌年には防水工事が実施されています。修繕積み立て金の残高は潤沢で、この先に控える大規模修繕をまかなう費用としては十分といえるでしょう。
築20年を超えるマンションですから、建物については性能表示を取得しかつ最先端の免震工法などの技術で建てられる、新築と同様とはいきません。とはいえ、この先も適切なメンテナンスを行うことにより、快適に住むことができる管理システムがある点は安心できるでしょう。
何より、高い拠点性、住環境の良さは都心部のマンションのなかにおいて群を抜いた存在といえるでしょう。
古いものより新しいものが好まれる傾向にある日本ですが、メンテナンス次第では丈夫で長持ち、熟成した魅力も備わる中古マンションには捨てがたい魅力もあるのです。
何やらわれわれシニア世代と相通ずるところがありますね。
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誰に設計を頼むか?それが問題だ【2008年06月25日(水) 】
Y氏は考えた末に、ハウスメーカーと建築家双方に設計提案をしてもらうことにしました。ハウスメーカーは木造の家づくりでは定評のあるS友林業、建築家は古くからの知人です。
双方に対して設計をお願いする上で、留意して欲しいことを3点挙げました。
1.敷地の前に広がる里山の風景を活かすこと
2.庭と家をトータルデザインしてほしいこと
3.真冬を除いては、できるだけ、戸外で食事ができること
4.予算の上限
これをもとに出てきた提案を見てみると、明らかに自由度が高かったのは建築家のほうでした。
建築家が提案した第1案の模型
S友林業は、営業のかたはとても熱心でお客であるY氏の希望を何とか具体化しようとして、東奔西走してくれましたが、やはり企業の壁は厚く、採用する工法はコレしかダメ、使用する設備、内装は予め決められたものの中からしか選べない。それ以外のものをオーダーすると、特注と称して数段のコストアップにつながります。
一方、建築家は、Y氏と一緒に何度も久留里の現地へ足を運び、里山の風景を活かす空間について、試行錯誤してくれました。また自分が過去に設計した建築物を、遠くは岩手まで案内してくれて自分の建築に対する考え方を施主に理解してもらう努力も惜しみませんでした。
そんな経緯を経て、Y氏は正式に建築家に設計・管理を依頼することにしました。
どんな家になったかについては、次回以降、徐々にお伝えしていきますが、ひとつ興味深い場面をご紹介しておきます。
Y氏と工事を依頼する方々との顔合わせ会
上の写真は、この先工事を担当する工務店さんや大工の棟梁たちに対してY氏が自分の家にたいする熱い思いを語っているところのものです。
ここに集まっている工事関係者は全て地元久留里の人たちです。建築家が、地元の工務店に発注したほうが将来何かあったときに対応してくれて安心。、また微力ではあるけれども、地域振興に役立つからという考えからのことです。
また、施主がわざわざ工事関係者に自分の家に対する思いを伝える機会をもつことで、住む人、建てる人がお互いの顔や気持ちが分かっていることが、良い家づくりの第一歩となるからとのことです。
この顔あわせでは、工事関係者ひとりひとりが、自分の趣味について語る場面もあったそうです。蝮をとって蝮酒をつくる、謡が上手でコンクール上位入賞常連といったユニークな趣味をもつ方々もいらっしゃったとか。
この人が住む家をつくるんだ、この人達が建てる家に住むんだということが分かると、住まいに対する愛着も一入といったところかもしれませんね。
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自尊心をくすぐるマンションは売れる?【2008年05月22日(木) 】
そんななか、総戸数518戸のマンションが一般公開前に220戸も販売済みというではありませんか。
このマンション、私が運営するマンション評価ナビが、既に評価済したマンションで「パークコート赤坂 ザ タワー」といいます。
43階建てのタワーマンションで平均坪単価は500万円を少し超えるのですが、当サイトが調査した時点で、一番坪単価の低い階は、7階で約450万円、一方高い41階で928万円と倍以上の開きがあります。平均坪単価はあまり意味のない数字かもしれませんね。
間取りもSTUDIOタイプからファミリータイプまで多数のバリエーションがあります。36階以上は75u以上・1億3000万円以上になるようです。1500人くらいの家族が様々な価格帯の住戸に住む、1つの街のようなマンションといえます。

緑の森が赤坂御所
予想を超える売れ行きの理由は?
3つあげてみると、まずは、ブランド立地だということ。赤坂御所の緑が臨め、赤坂サカスは至近距離、東京ミッドタウンも徒歩圏。赤坂、赤坂見附、青山一丁目の3駅5路線が活用できます。
2つめは、サービスのレベルがホテル並みだということ。24時間有人管理、8時から22時まではコンシェルジュサービス、ドアマン、ベルスタッフなどのサービスが受けられます。有料でホームアテンダントのシステムもあります。
3つ目は、敷地内の植栽。6400本もの樹木が植えられ、お花見の名所となりそうです。周辺のマンションやビルの佇まいとはひと次元豪華さ違います。
ところで、赤坂御所の緑が臨める住戸は北向きで、相当な高層階に限られます。また、ホテル並のサービスは、なくても生活に支障はきたしません。植栽もあれば有難いですが、優先順位は少し下がります。
なのに、220戸も販売済み。自尊心をくすぐる要素というのは、理屈抜きで高額消費の背中を押すパワーがあるということでしょうか。
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どっこい頑張る小粒マンション【2008年04月19日(土) 】
小粒の強みは、万人受けを狙わなくても良いぶん、ピリッと辛い、個性的なコンセプトが打ち出せるところにあります。
私が運営するマンション評価ナビが評価したマンションのなかで、ユニークな小粒マンションの1つ「ルナタウン西日暮里」(ダイナセル)をご紹介しましょう。

ルナタウン西日暮里の外観
このマンションは高齢者向けケア付きマンションにはちょっと抵抗を感じるシニア層を意識しています。
特色は、ヘルパー2級の資格を持つかたが管理人として配置され、シニアの生活の手伝いや相談にのってくれるところにあります。地域の医療機関と提携し、24時間の受診体制、月1回の個別無料相談などのシステムがあります。
エントランスにはサービスコーナーがあり、お茶を飲みながら管理スタッフとの打合せや住民同士の団らんができるようになっています。

エントランスのサービスコーナー
さらに特筆すべきは、当面管理費ゼロ円ということ。1階にセブンイレブンが入り、その賃料が管理費になるというものです。
住民同士の交流がうまく進めば「集合して住む」楽しさが得られるマンションでしょう。
マンション価格の上昇による売れ行き不振で、このところマンション業界は元気がありません。
ルナタウン西日暮里のような先進性のあるマンションがもっと登場して、話題沸騰すれば、市場も活性化するのですが。
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今、マンションはあわてて買う時期ではありません【2008年02月14日(木) 】
買い時かどうかは、価格、販売量、プランの工夫、ローンの金利の動向で占っていきます。
まず、価格です。昨年のマンションの平均価格は、都内山の手エリアが3.3u(坪)単価は約365万円、平均価格は7758万円でした。下町エリアは3.3u単価が228万円、平均価格は4981万円でした。この先の価格が気になるところですが、この秋までに出揃うマンションの土地は最近のなかで最も高水準で取得されており、しかも上昇しきった建築費で建てられるため高どまりはあっても、値下がり傾向はありません。
とはいえ、売れ行きは鈍っており、販売不振物件に関しては200万円程度の値引きというのがちらほら聞こえるようになってきました。また、関連会社のリゾートクラブやゴルフ場の利用権を提供したり、モデルルームに行ったらハワイ旅行があたる、といったおまけ付(実質値引き)も登場しています。
販売量ですが、これは選ぶ対象となるマンションの戸数ですから、多ければ多いほど、選択肢は広がります。都内23区の販売戸数は1万8000戸程度と予想されており、昨年よりは10%程度増えていますので、少しは選択肢は広がったと見ることができます。
間取りや設備などの商品プランに関しては、水周りを中心に食洗機、ディスポーザー、ミストサウナなど標準装備のレベルは確実にあがっています。
が、価格を抑えるために、広さは圧縮傾向にあり、60u台の3LDKが珍しくありません。
これから販売されるタワーマンション 3.3u単価は500万円以上
気になる住宅ローン金利ですが、米国に端を発した景気減速の影響で当分の間は低い水準のまま推移しそうです。
こうした状況をもとに結論です。
今年中に何としてでも買う!という方は、秋に照準をあわせましょう。秋には新規のマンションが出揃うとともに、売れ行きによっては、価格調整で値下げ物件もでてくるはずです。
あせらず、じっくり探したい方は、1年後を射程距離におきましょう。土地の価格は既に値下がり傾向にあります。これから、下がった土地を取得して、マンションを販売するとなると、市場にでてくるのが、来年以降になるからです。
当面、マンション購入は、あせらず、じっくりいきましょう。
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久留里ではじめる田舎暮らし【2007年12月17日(月) 】
まずは、交通です。
電車の場合は内房線・特急利用で木更津まで行き、久留里線に乗り換えて、久留里で下車します。
乗車時間は東京駅から木更津まで54分。木更津から久留里まで42分。併せて96分かかります。
久留里線はのどかなローカル線で、鉄道愛好家の人々が田園を走り抜ける列車の姿を撮影しているところをよく見かけます。
車の場合は都心からアクアライン、圏央道(木更津東)を利用すると1時間10分程度で到着します。
高いといわれるアクアライン(片道2320円)ですが、現在、朝夕は割引料金・1500円が適用されています。
久留里はやや外房よりの内陸部に位置しており、田園や里山風景の美しい街です。この田園で造られるお米の美味しさにはびっくりしました。
新潟のコシヒカリなどのブランド米と比べ、コストパフォーマンスはとても高いように思います。また、おいしい卵の生産地でもあります。 いたるところに農産物直売所があり、季節の野菜・果物・花卉・卵等が安価に手に入ります。
農産物直売所。ドライブの途中で立ち寄る人多し
久留里は水が豊なところで、街角のところどころに自噴井戸があり、誰でも無料で、おいしい水を飲むことができます。「久留里の名水」として地元の人に親しまれています。
水がきれいなところですから、夏には近くを流れる小櫃川の岸辺で、蛍を見ることができるそうです。
自噴の井戸。おいしい水が飲めます
おいしいお米とお水が揃えばお酒ですよね。久留里には造り酒屋がいくつもあり、「久留里城」「天乃原」「福祝」「吉寿」などの地酒がつくられています。
キャンプ場のメッカでもあります。GWや夏休みには親子づれでにぎわいます。
久留里のオートキャンプ場のさきがけ的存在
Y氏の土地はこうした久留里の田園風景が一望できる、丘(といっても海抜80メートル)の上にあります。
冬枯れの里山風景
・東京から1時間ちょっとで気軽に行ける
・冬でも暖かいのどかな里山での暮らし
・お水やお米、お酒がおいしい
という条件がそろっているので、Y氏の田舎暮らしはうまく行きそうな気がします。
次回はいよいよ地鎮祭です。
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at 22:03
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超高層マンションは住み続けられるか【2007年12月05日(水) 】
私が代表を務めるマンション評価ナビでは毎月高い評価のマンションベスト10を発表していますが、超高層マンションは常連です。
今回は当サイトで超高層マンションの評価をいくつも手がている評価メンバーの超高層マンションに対する意見をご紹介します。
人気の超高層マンション
超高層マンションのメリットはたくさんあります。都心の土地を有効利用できること、それにより職住接近すること。オープンスペースの緑化などによって、街並み景観にも影響を与え、地域のシンボルタワーにもなりえること。さらに、数多くの住戸が集まることで、ホテル並みのフロントサービスや、共用の施設もふんだんに盛り込まれます。最新設備、セキュリティーも各戸当たり割安で設置されます。エンピツ一本買うより、ダース、グロスで買う方が安いのと同じ仕組みです。
一方では数が集まる恐ろしさ、高層であるための問題もあります。高層住人の行動の調査報告によると、高層に住む人は出不精になりやすいそうです。親が出不精になると必然的に子供も部屋に閉じこもりがちになります間毎日通勤する人は別ですが、高齢者も外に出かける機会が減ってしまいそうです。
マンションは一般的に10年に一度、大規模修繕工事を行います。もちろん、超高層マンションはメンテナンスがしやすいような設計がなされています。しかし、修繕工事の費用は階数が高くなればなる程、高額になるそうです。例えば、14階建てと22階建てを比べると、一戸当たり、1.5倍の費用になる、という試算もあります。
今は新しいタワーマンションもいつか老朽化します。区分所有法が改正され、現在では4/5の決議で建替えが可能です。しかし、300戸、400戸のマンションで4/5の同意を得るのは大変なことです。つまり将来、建替えが必要な時期にきても動きがとれず、スラム化する恐れもあります。
私は10年以上前ですが、マンションの建替えに関係したことがあります。全30戸と小規模マンションで、容積率・建ぺい率ともに余裕があり、等価交換により新しく造る住戸を販売し、元の所有者はお金を出さずに以前よりも広い住まいを手に入れることができる、という非常に恵まれた条件でした。
それにもかかわらず反対する住民もあり、実現までに数年かかりました。人それぞれ、多くの違った価値観があるものだ、と実感したものです。
豊洲の超高層マンションは日経新聞社の「10年後のお勧めの街」第一位に選ばれました。30年後にも「お勧めの街」であり続けるために、デベロッパーも住民も何らかの仕組みを作る必要があるのではないでしょうか。
以上が評価メンバーの超高層マンションに対する意見です。
かつて、高台に建つマンションの12階、実質20階程度の高さのところにに住んだ経験のある私は、このメンバーの意見には同感至極。
一見華やかな超高層マンション、住み続けるという視点で再点検してみたほうがよさそうですね。
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田舎の土地探しは3年がかりで【2007年11月19日(月) 】
私の知人のY氏は現在61歳。57歳の頃から、定年後は田舎で暮らす!ために、土地探しを開始しました。
ブランド別荘地の軽井沢を皮切りに八ヶ岳、那須などの高原地帯で土地を探しましたが、冬場の寒さと現地までの所要時間の長さから断念しました。次に近さと温暖さということで、湯河原、真鶴、熱海を検討しましたが、平地の少なさ、それに伴う土地代の高さからこの方面も候補から外しました。
この後、消去法的に候補地にあがったのが千葉の内房・外房でした。千葉といえば海のイメージが強いので、富浦、館山、勝浦、大原を中心に現地見学の回数は10回にものぼりました。が、どの土地も帯に短し襷に長し。また、海のそばは潮風で家が傷みやすく、植物も育ちにくいことが分かり、野菜や花を育てたいYさんには、適さない土地だということが分かってきました。
そんなときに巡り合ったのが内房でも外房でもない、内陸部にある、久留里の丘にある土地でした。
この土地は、近所で売り出し中の中古住宅を見に行ったときに、不動産屋さんがついでに見せてくれたものでした。が、残念ながらすぐに売り出す予定はなく、売主さんが売る気になったら知らせましょう、という何だかのんびりした、しかも当てのないお話だったのです。
待つこと数ヶ月、ついに知らせが届きました。やっと理想の土地がみつかったのです。ここにいたるまでの期間はしめて3年超。なんとも気の長いことでした。
でも、定年を見据えて55歳を過ぎた頃から、次なる人生の計画、つまり定年後にやりたいことをアレコレ考えて準備をしながら、計画実現に一番ふさわしい場所を探すには、3年くらいじっくり、間をかけたほうが、失敗がないように思われます。
やりたいことが決まってはじめて、それにふさわしい土地の条件も明らかになるのですから。
Yさんは、土地探しと併行しながら、計画実現に必要な自動車の運転免許をとり、庭づくりの知識も習得しました。
さてさて、Yさんが手に入れた、大樹&里山の眺望付き土地です。
いかがですか、この見晴らし。地元の人が久留里にこんなところがあったのかとびっくりするほどの眺めの良さらしいですよ。
大樹+眺望付きの土地
次回はこの土地のある、久留里の街をご紹介します。お楽しみに。
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at 18:13
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