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化粧ーメイク[2007年06月25日(月) ]


普段スッピンのカミさんも、出かけるときは鏡の前に10分は座っている。それとはなしに見ていると結構面白いものだ。付け睫毛するわけでもアイラインするわけでもない。あっさりしたものだが、ベースづくりから始めるので時間がかかるのかも知れない。普段の生活の中でもチェックに怠りなく、洗顔液?でも値段と効能を始終比べており、わたしが以前「この頃肌がきれいになったね」と指摘したものはちょっと高かったらしい。安い物に替えて「肌に合わない」と判断すること数回にして、また元に戻った。大変な努力である。
わたしはというと、剃刀用のひげ剃りクリームぐらいしかない。これも化粧品というのかどうか分からないが、それなりの匂いがするので唯一の化粧品である。洗髪後はタオルで拭いて放っておくだけだ。
それが、ある催しに作文を応募したら男性用化粧品が当たってしまった。石鹸も入れたら6種類もある。
HYGIENE マンゴーのボディシャンプーとボディローション。なんでマンゴー?
HOMMES(オム)の、顔に付けるなんたらかんたら3種類である。カミさんに「かあちゃんも男みたいになったから、使っていいよ」と言ったら怒られた。イギリス製らしいが、多分このまま押入で眠ることになるだろう。

そもそも〈塗りたくり〉は4〜5万年前のクロマニヨン人から始まったと言われる。一説には20万年前のネアンデルタール人の時代までさかのぼるらしい。意味合いは化粧と言うよりペインティングだ。
以前の西部劇ではスー、シャイアンといったネイティヴ・アメリカン(アメリカ・インディアン)の戦いのメイクが記憶にある。もっと古く、ターザン映画に登場した土人といわれていたネイティヴにも見られた。日本でも
女人の「やんごとなきひと」が寸詰まりの眉やおちょぼ口の紅が見られる。
美しさより威嚇や他者との違いをあらわしていたようだ。今は一様に、誰でも好きなように顔を飾っているが、ガングロ以外はそれほど違いが無く、面白味がない。基準とは、「それから外れたら駄目」を指し示すもので、見る目はそれによって判断する。よく時代の流れといわれるが、たしかに30年前のテレビ番組を見ると、メイクの仕方(ポイント)が大分違う。全体にホワーンとしているのだ。今様の自己主張であるハッキリスッキリではなく、個性より女性を創り出そうとしていた時代の気がする。基準が変わっている。
これから30年経ったとき、果たしてどんな基準になっているだろう。江戸時代に戻って、お歯黒が流行ったら面白いなぁ。

Posted at 06:12 | エッセイ | この記事のURL
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