苛立ちまさぐり
自分の中に深く深く潜り込み
モグラのように時たま地上に出るが
やはり外は見えない
見たくないから目をふさいで
また自分にぎこちなく
否応なく戻っていく
少年同志は
互いに相手に潜って
感触が同じか確かめ合い
開けた穴を通じて
行き来し合い
ときに外敵を見つけると
同体になってブチ当たる
目立ちたいだけのパフォーマンスが
暴走の吹かし音になり
蛇走りになり
タコ踊りのみっともなさになり
ハンドクライマーになって
手探り突起を見つけて
上へ上へ上がりたがる
果たして何があるのか知りもせず
必要ともしない
特権である無目的の目的に
ひた走るために
ナンバーを外したバイクを
磨き光らせ
自分だけの輝きを探すのだ
いつの時代も
少年はモグラになってきた
Posted
at 04:53
| 写真
| この記事のURL
コメント(1)
| トラックバック(0)


通り過ぎたものには、からさもあるが甘さもある。
ふと振り返り、心はかえっていくことはできても、
失ったわけのわからない情熱はかえってこない。